バンクーバーのぶつくさ男        The Mumbling Man in Vancouver
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ぶつくさ男の「ぶつくさ日記」  2016年版
★2016.11.04:まったくけったいなことが起こってしまった。8月23日以前の書き込みがすべて消えてしまったのだ。
いや~、びっくりした。今では思い出して書くわけにもいかないから、どうしようもない。なんとも残念だが・・・。
ともかく、そんなわけで8月23日以前のトピックは閲覧できない。ご容赦のほど・・・m(_ _)m★

当ホームページ内の記述を検索する方法:Google 検索で「pikapikavan ○○○」と打ち込んで検索する。たとえば、「pikapikavan スカイトレイン」と検索すれば、「スカイトレイン」という語句の入った当ホームページが(複数)検出される。なお、pikapikavan は当ホームページのURLの一部。 ページ内リンクで飛んだ後は、「←」(戻るボタン)を押すと簡単に前に戻れる。 よく登場する地名の バンクーバー市バーナビー市リッチモンド市BC(ブリティッシュコロンビア)州カナダセントラルパーク は、各トピックの最下部に地図リンクをつけた。
 = ユーモア・トピック

カテゴリー別
 日本(政治・経済・思想・社会制度人々その他
 ブリティッシュコロンビア州  カナダ(人々その他 英語・日本語・言語一般  
 コンピュータ、インターネット、ハイテクWindows 10 その他 インターネット ソフトウェア ハイテク一般
健康・医療・スポーツ・食生活   その他(世界、人類、科学、宗教など)

バンクーバー(都市圏)

食べ物、ショッピング

オンラインショッピングに限る! (2016.12.27)
バンクーバー市:空家税1%の導入を決定 (2016.11.20)
ワンベッドルームの家賃2,300ドルに批判集中 (2016.11.14)

カナダ:ネット通販のずっこけ (2016.10.07)
大型ショッピングモールがオープン (2016.10.06)
Horseshoe Bay の住宅コンプレックス、地元優先 (2016.10.01)
空家税:Airbnb の物件も対象 (2016.09.29)

住宅販売が急激に冷え込む (2016.09.26)
天然ガスが値上げ (2016.09.15)
押入れが$580で賃貸されるって・・・(^^;)? (2016.09.07)
友達のクレジットカードが不正使用された (2016.09.05)

キャンピングカーが一泊60ドルのB&Bだって(^^;) (2016.09.03)
不動産取引の外国人バイヤーは大半が中国人 (2016.07.09)
吸殻一個で5セントもらえるかも・・・(^^;) (2016.06.29)
高騰する住宅価格:市長がついに怒った! (2016.06.08)

奇々怪々の旅行保険・・・(-_-;) (2016.05.02)
住宅売買総額の1/3が中国人から(2016.03.26)
TVチャンネルパッケージが月額$25からに(2016.03.07)
バンクーバー:家を持ちにくい年の世界3位 (2016.01.27)

◆ 気候・自然現象

3つ続けて暴風雨がやってくる (2016.10.13)
どう考えても今年は冷夏・・・(-_-)? (2016.08.08)

高まる壊滅的洪水の危険性 (2016.06.01)
心配される Burns Bog 周辺の開発 (2016.05.31)
水の使用制限が2週間早く開始される (2016.04.20)
バンクーバーは雨の賜物 (2016.03.21)

人々

バンクーバー市:一日で9人が麻薬関連死 (2016.12.17)
人種差別チラシに抗議する気持ちは分かるが (2016.11.29)
「お産ツーリズム」の余波 (2016.11.18)

WWI参戦の日系人を顕彰する記念額 (2016.11.15)
家賃滞納の理由はなんと・・・ (2016.11.03)
集金を頼まれた男が日本に送金したら・・・ (2016.10.08)
バンクーバー:“安全度“の誤解 (2016.10.05)

(号外)不明だった日本人女性の遺体発見 (2016.09.30)
不明の日本人女性:参考人物を公開捜査 (2016.09.28)
“ガーナの王様”が帰ってきた (2016.09.24)
不動産譲渡税で外国人が集団訴訟 (2016.09.22)

”中国語オンリー”のコンドがまたもめてる (2016.09.04)
100才の陸上選手に励まされるね・・・(^^) (2016.08.31)
(号外)日本人女性が行方不明 (2016.09.14)
Concord Pacific 社がバンクーバー市を訴えた (2016.08.21)
WWI に参戦した日系人兵士を讃える新記念額 (2016.08.07)

ゴルフ人口が減少しているかも・・・ (2016.08.01)
バンクーバー市:“歩きスマフォ”禁止の動き (2016.07.30)
ギャンブル中毒者「銃に弾を込めたことも・・・」 (2016.07.29)
無賃乗車:バンクーバーとボルチモアの違い (2016.07.13)

スカイトレイン警察官がUBCの学生を殴打 (2016.07.12)
テナント募集に「Asian only」だと・・・(・_・;) (2016.06.25)
UBCの新学長に日系人 (2016.06.14)
University Golf Club の“黒い影” (2016.05.30)

歴史あるヌードクラブに入りませんか・・・(^^;)? (2016.05.10)
今日、80才のボストン・マラソン勝者が走る (2016.05.01)
ホームレスが他州から片道切符で送られてきた(2016.03.10)
シニアは高層階には住まないこと(2016.02.28)

迷ったシリア難民をバスが“特別輸送”(2016.02.21)
住民組合会議で”中国語オンリー”はだめよ(・_・;) (2016.02.20)
日曜日にテレビでピアニスト辻井伸行の演奏 (2016.02.19)
バンクーバーにもあった黒人集落(2016.02.18)

Translink の新 CEO にアメリカ人(2016.02.11)
わめき散らす男に差し伸べられた手(2016.02.07)
強制収容に大きく関わったバンクーバー市(2016.01.26)
サッカーのホワイトキャップスに日本人選手(2016.01.02)

野鳥・動物・自然

Coquitlam:クマ対策のルール違反に厳罰化 (2016.08.016)
今年はクマの“当たり年”・・・(^^;)? (2016.06.04)

今週の Bird Week に新野鳥ガイドブック (2016.05.08)
BCITで希少種の桜の苗木を販売(2016.04.28)
豆腐が大好きなのは人間だけじゃないよ(^^;)?(2016.03.13)
明日水曜日に“超高潮”が発生(2016.01.12)

交通・運輸

橋の上の“氷爆弾”にご注意 (2016.12.16)
Granville Island にエレベーターで降りる(^^;)? (2016.12.07)
駐車違反チケット詐欺に注意 (2016.12.03)

市長会が$2Bの交通機関改良計画を承認 (2016.11.27)
バンクーバー市:駐車料金を変更 (2016.11.21)
スカイトレイン Evergreen Line 12月2日開業 (2016.11.09)
バンクーバー空港が空港ランキングで世界一に (2016.10.31)

乗客が Waterfront 駅にトイレ設置を要望 (2016.10.02)
スカイトレインが新路線システムに変更 (2016.09.21)
スカイトレインの新路線12月開通 (2016.09.09)
Pattullo Bridge が完全開通 (2016.08.30)

大赤字の有料橋 Port Mann と Golden Ears (2016.08.23)
スカイトレインに新型車両 (2016.08.19)
YVR:乗降客数の新記録なるかも (2016.08.05)
TransLink:accessible fare gatesを完全閉鎖 (2016.07.22)

バンクーバー市:バイクシェアプログラム開始 (2016.07.21)
メトロバンクーバーは“Massey橋”計画に反対 (2016.06.30)
SE Marine Drive と Knight St. 交差点の改良計画 (2016.06.22)
要注意!Port Mann Bridge の利用で過大請求(2016.06.07)

世界最大の飛行機がYVRから就航 (2016.05.04)
29日から Pattullo Bridge の大修理 (2016.04.19)
TransLink のトラブルは永遠に続く・・・(-_-;)?(2016.04.04)
バンクーバー空港が7年連続で北米のベスト空港に(2016.03.17)

Burrard St. 周辺の改良工事が開始(2016.03.02)
スタンレー公園の自転車道が完成(2016.02.27)
Compass Card: シニアには不要かも・・・(・_・;)?(2016.02.16)
Broadway には地下鉄ではなく路面電車を(2016.01.04)

その他

30年前、“禁煙令”が敷かれた・・・ (2016.12.11)

Coast Hotels が日本企業に売却 (2016.12.04)
中華街:あまり知られていない5つの事 (2016.11.02)
今月は記録的な降雨日数 (2016.10.30)
BC州:プログラミングが必修科目に (2016.10.26)

Landmark Hotel が取り壊し (2016.09.30)
グラウス山が売りに出た (2016.09.23)
ダウンタウンの路地が“化粧直し” (2016.09.19)
“世界一高い木造ビル”がUBCに建築中 (2016.09.17)

ネオンサインが復活するかも・・・ (2016.09.11)
衣類を捨てると罰金だって・・・(^^;)? (2016.08.27)
"Hollow Tree"のレプリカが完成 (2016.08.10)
グラウス山ゴンドラに“屋上デッキ”新設 (2016.07.18)

ウェストエンド:月極め路上駐車料金が8倍に? (2016.07.16)
空き家に新税が課せられるかも (2016.06.24)
バンクーバー市が“浮かぶ広告”を禁止 (2016.05.26)
Kitsilano Coast Guard Station が再開 (2016.05.03)

グラウス・グラインドの季節がやってきた(2016.04.30)
水道メーターの導入を検討 (2016.04.23)
800 Robson St. のブロックが永久閉鎖に (2016.04.22)
Surrey にメトロバンクーバー23番目の公園 (2016.04.21)

Molson ビール工場が売却 (2016.04.14)
バンクーバー市警が盗難品オークション(2016.03.11)
バンクーバー市:Arbutus 線路地域を$55Mで購入(2016.03.09)
Clearbrook の水が“世界一”に(2016.03.01)

バンクーバー市公園局が生物多様性戦略を承認 (2016.02.13)
TV Japan:小栗上野介のNHK番組を放送(2016.02.12)
いつの日か、中華街がなくなる・・・(^^;)?(2016.01.25)
生まれ変わる New Westminster (2016.01.16)

ブリティッシュコロンビア州

2016年の911コール・ワースト10 (2016.12.30)

環境に優しく安価な“麻の家” (2016.12.20)
MRI 受診の待ち時間が全国平均の2倍 (2016.12.05)
州北部海中の発見物体は爆弾ではなかった (2016.12.01)
ICBC保険料が5年間で42%も値上がりするかも (2016.11.28)

原子爆弾がBC州北部の海中に・・・(-_-;)? (2016.11.08)
麻薬での死者数すでに昨年を上回る (2016.11.06)
14ヶ月毎に大地震の危険が高まる (2016.10.22)
Sunshine Coast への交通路建設計画で公聴会 (2016.10.20)

ビクトリア:カナダで最も女性に適した都市 (2016.10.17)
州内初のケーブルフェリー が一年経過(2016.10.10)
州知事:健康保険料の改革を示唆 (2016.09.25)
健康保険料4%値上げプランを撤回 (2016.09.20)

BC州:外国からの旅行者が急増 (2016.08.26)
不動産譲渡税の「一律15%」に問題あり (2016.08.02)
高騰する不動産価格:州政府がやっと重い腰を・・・ (2016.07.27)
100年前に掘られた歴史的トンネル群 (2016.07.14)
ターバンが溺れそうな少女を助ける (2016.07.05)

カナダ政府がBC州の交通システムに支援 (2016.06.20)
州内のハイウェーに新しいウェブカメラ (2016.06.11)
BC州のハイキングルートがストリートビューに (2015.06.10)
不注意運転が厳罰化された(2016.06.02)

BC州:2017年9月に最低賃金を$11.25に (2016.05.06)
ウォークインクリニックの待ち時間をネットで (2016.04.24)
驚くほどの麻薬過剰摂取による死亡者数 (2016.04.16)
Google とトマトがシリアからの隣人を・・・ (2016.04.15)

BC州の最低賃金がカナダで最低に(2016.04.03)
 
 
Victoriaへの新フェリーサービス(2016.01.07)

カナダ

人々

カナダはかなり”酒飲みの国”・・・(^^;) (2016.12.23)
二重国籍者は渡航時に注意 (2016.12.18)
カナダでは苗字を“作る”ことができる・・・(^^;)! (2016.12.15)

ちょっと歌が上手いね、この子・・・(^^) (2016.12.02)
カナダ:2017年の計画移民数は30万人 (2016.11.11)
大統領選の余波:移民局のサイトがダウン (2016.11.10)
カナダ人男優キアヌ・リーブスの意外な一面 (2016.10.19)

カナダ年金プランCPPが改革の方向へ (2015.10.09)
いかにも”カナダ的”な税務局と銀行・・・(^^;) (2016.08.28)
カナダ:急増する「お産ツーリズム」 (2016.08.13)
カナダにも“イスラム国の影”が・・・ (2016.08.12)

ホームレスを片道切符バスで送ってきた他州(続き) (2016.07.11)

カナダの人口が初めて3,600万人を突破(2016.03.18)
カナダ:25,000人目のシリア難民到着(2016.02.29)

カナダでも道は険しいシリア難民 (2016.02.06)

その他

カナダが「2017年に訪れるべき国」の第1位 (2016.12.28)
今だにアスベストが使われている (2016.12.13)
“配達詐欺メール”にご注意 (2016.12.09)

車に後方スクリーンを義務化する? (2016.11.25)
Gray Jay カナダカケスが国鳥になるかも・・・ (2016.11.23)
カナダ建国150周年を祝う歌を募集 (2016.11.05)
地球に優しいネットゼロ住宅時代が・・・ (2016.10.28)

世界で最も住みやすい都市にカナダの3都市 (2016.08.24)
携帯電話料金がG7で最も高いカナダ (2016.08.15)
カナダ国歌から「神」もなくす・・・(^^;)? (2016.06.28)
カナダ国歌の歌詞が変更されるかも (2016.06.23)

モントリオール市がピットブル犬を禁止する方向へ (2016.06.20)
Wal-Mart で Visaカードが使えなくなる (2016.06.13)
オンタリオ州のライム病事情  (2016.05.27)
エアカナダのお粗末ビジネス (2016.05.16)

“オイルサンドの首都” Fort McMurray が大炎上(2016.04.05)
カリブ海の島を11番目の州にする・・・(^^;)?(2016.04.08)
マリワナ合法化で5Bドルの国家歳入(2016.02.03)
 
アメリカ&北米全体

次期大統領が核兵器増強を言い出した (2016.12.24)
クリントン氏、得票数では上回る (2016.11.12)
最も信頼できる2017年型新車は・・・ (2016.11.04)
映画監督M・ムーアが共和党をこてんこてんに (2016.10.12)

大統領候補者が「Aleppoってなにさ?」だと(-.-;) (2016.09.10)
ダラスの事件:何もかも狂ってる (2016.07.10)
反省するイギリス、何もしないアメリカ (2016.07.08)

ノーベル平和賞が輝きだしたオバマ大統領 (2016.06.05)

収容所生活が幸いして金メダルをとった日系人  (2016.05.28)
日米関係の始まりとなった出来事の記念碑建立 (2015.05.19)
肥満体が多くて当たり前のアメリカ (2015.05.18)
ボルチモアの電車:シニア料金75セント (2016.05.17)

アメリカではびこるニセ大学 (2016.05.13)
ワシントン州がBC州旅行者に特別待遇(2016.03.16)
「ララミー牧場」はどこにあった?(2016.03.15)
ブルームバーグ氏、大統領選に立候補せず(2016.03.08)

「かつての本命」がトランプ氏に魂売った?(2016.03.04)
「米3.5人、加0.5人、英0.06人、日0.01人」(2016.02.23)
米大統領選の宣伝ビデオになんと・・・(^^;)(2016.02.17)

北米で静かに広まる洗浄トイレ(2016.01.06)


日本

政治・経済・思想:社会制度

日本も“カジノ病”にかかっている (2016.12.06)

指針の7倍の水銀が健康への影響はないって? (2016.10.18)
意外と少ない都知事の給料、で、カナダは(・・;)? (2016.09.12)
日本の選挙運動期間、短すぎない・・・(-_-;)? (2016.07.25)
週3日しか登庁しない都知事もいたのに(・_・;)? (2016.06.16)

人々

滑って転んで死ぬ人がこれほど多いとは・・・ (2016.12.21)
「電通本社ビルが一斉消灯」・・・ところが (2016.10.25)
日本亡国論:想像以上のコンピュータ離れ (2016.10.23)
和製動画"PPAP Pen Pineapple Apple Pen"人気沸騰 (2016.10.03)

「つくられた幻想」にだまされない (2016.09.14)
50キロ競歩の荒井選手は失格だったかも・・・ (2016.08.29)
小栗上野介が「大河ドラマ」に近づいた・・・(^^;)? (2016.08.25)
あわや失格!?陸上男子400mリレーの日本 (2016.08.20)

コンピュータを使えない日本の若者たち (2016.08.06)
小栗上野介の「横須賀造船所」が Youtube に (2016.06.19)
スバルを立て直した人 (2015.05.23)
元関取:ギャンブルにつぎ込んだ総額5億円 (2016.04.13)

その他

小栗上野介の番組「歴史捜査」が見られる! (2016.12.26)
東善寺住職の連載「わが国産業革命のはじまり」 (2016.12.22)

「美肌県グランプリ」 (2016.11.19)
“陥没穴”のスピード修復に世界中がびっくり (2016.11.17)
不要携帯電話から金メダルを作る (2016.11.13)
オリンピックなんて地元でやるもんじゃあねえ! (2016.09.13)

耳掛けライト?私も欲しいね・・・(^^;) (2016.08.22)
世界一安全な国は・・・? (2016.07.19)
大震災の復興を犠牲にしてオリンピックだと・・・ (2016.07.03)
東京に“超厳格ルール“のヌードレストラン (2016.06.12)

予測されていた九州の大地震 (2016.04.17)
日本列島は朝鮮半島と地続きではなかった?(2016.03.22)
日本:地震と津波を海底で常時観測(2016.03.05)
日本航空のボトル水に異物(2016.01.05)

私、家族、友達

「ひょっとしてカナダにお住まいでしょうか?」 (2016.11.22)
あやうく人を轢いてしまうところだった (2016.11.16)
「英文タイプなんて男の仕事じゃあねえ」 (2016.10.21)
いよいよ拡大鏡が必要に・・・(^^;) (2016.10.15)

血圧の薬を飲む日を減らす (2016.09.06)
私の左足は「下垂足」だった (2016.09.02)
Aeroplan ポイントで品物をもらった (2016.07.31)
危うくフィッシング詐欺に・・・(+o+) (2016.07.17)

「災い転じて福となす」 (2016.05.29)
私の田舎に“英語留学”の学校  (2016.05.25)
兄がワシントンで信じられないほどの偶然に・・・ (2015.05.20)
Youtube「雪の倉渕村・東善寺」 (2015.05.15)

足のストレッチが効いてる・・・(^^;)? (2016.04.18)
4ヶ月ぶりのジョギング (2016.03.28)
当ビルの電源事故:保険が効きそう・・・(^^;) (2016.03.25)
このビルで電力が完全ダウン(2016.03.20)

18階まで走って階段を登る・・・(^^;)?(2016.03.03)
使わない家財を JPCanada で人にあげた(2016.02.22)
肺炎になってしまった(2016.01.10)

コンピュータ、インターネット、ハイテク
(参考ページ:コンピュータのすすめ


Windows 10 その他

Windows:スクロールバーの幅を広げる (2016.12.19)
コンピュータから突然、人の声や騒音が・・・ (2016.12.12)
Windows 10 の問題2件をなんとか解決(^^;) (2016.12.10)

Windows 10 へのアップで迷っている人へ (2016.07.20)
いつのまにか Windows 10 になっていたら・・・ (2016.08.09)
PCがシャットダウンできなくなったら・・・(2016.04.29)
タスクバー右端をクリックしてデスクトップへ(2016.02.25)


インターネット

ネット注文のノートパソコンが来た (2016.12.29)

お天気サイトが働かなくなったら・・・ (2016.12.08)
ブラウザVivaldi:国別ユーザー数で日本が1位 (2016.11.26)
Googleマップ:3D表示が可能になった (2016.11.24)
怪しいメールを受け取ったら・・・ (2016.10.14)

Google Maps:地図上に矢印をつける (2016.09.18)
他人の PC からメールできる Webmail (2016.07.28)
ランサムウェアの被害が急増 (2016.07.07)
世界中のライブカメラ映像が見えるサイト (2016.07.06)

Vivaldi:マウスホイールだけでタブ間移動する (2016.06.27)
Vivaldi がv1.2公開でさらに進化 (2016.06.06)
Vivaldi のスピードダイアルが便利 (2015.05.21)
インターネットのスピードが「1ギガ」だって(^^;)?(2016.05.09)

ネット辞書「英辞郎」を使いやすくした(2016.04.27)
ブラウザ「Vivaldi」が正式版に(2016.04.07)
ネットで「連続再生」ニュースを見る(2016.04.06)
死後、Google に預けたデータを自動削除する(2016.01.31)

ソフトウェア

歌の音程を変えるソフト (2016.09.08)

Skype のファイル送信機能 (2016.05.24)
重いPCをワンクリックで速くするソフト (2015.05.22)
コンピュータを遅くした“犯人”は・・・(-_-;)? (2016.04.12)
Google Maps ルート検索のコツ(2016.04.10)

使いやすくなった地球儀ソフト Google Earth(2016.03.06)

ハイテク一般

「ルーター」はたまた「ラウター」・・・(^^;)? (2016.08.18)
データ送信できる体重計が便利 (2016.08.14)
メールアカウントを乗っ取られそうに・・・ (2016.08.11)

「排泄予知」するハイテク (2016.07.26)
「ヒトラー正しかった」と言い出した人工知能(2016.04.11)
曲げて操作するスマフォ(2016.03.30)
やっと出てきた“まともな”プリンター(2016.02.24)


健康・医療・スポーツ・食生活

食後の眠気は糖尿病の前兆 (2016.12.14)

血液検査をオンラインで予約する (2016.11.30)
3年連続のフルーショットはかえって危険(-_-;)? (2016.11.07)
ガン宣告を受けたRCMP警官の大胆な行動 (2016.11.01)
週3回の散歩で認知症を抑える (2016.10.27)

オシッコ問題の解決・・・(^^;) (2016.10.24)
世界初、3人のDNA持つ赤ちゃん (2016.10.11)
マリナーズ:青木選手を使い続けていれば・・・ (2016.10.04)
マンゴーの皮がおいしい・・・(^^;) (2016.09.01)

イチローの“3,000本安打地図” (2016.08.09)
歯のフロスは意味がないらしい (2016.08.04)
熱い飲み物に発ガン性 (2016.06.17)
“大変身“のマリナーズが絶好調 (2016.06.03)

あらためて思うストレッチの効果 (2016.05.14)
運動しない30代40代は脳が縮む・・・(-_-;) (2016.05.11)
長さと重さが全部同じアイアンセット・・・(^^;)?(2016.04.09)
尿の色で水の摂取量を判断 (2016.04.02)

フォーク自体に塩味が付いてるって・・・(^_^;)? (2016.03.31)
ゆで卵は古い卵で・・・(2016.03.29)
「酒は百薬の長」ではなさそう・・・(^^;)(2016.03.27)
コレステロールに「上限値がなくなった」って? (2016.03.19)

朝食抜きで血圧上昇と脳出血リスク・・・(・_・;)?(2016.02.26)
野菜、おかず、ご飯の順に食べる(2016.01.14)
今年はどうなるマリナーズ (2016.01.09)
運動を続けたかったら記録すること(2016.01.01)


英語・日本語・言語一般
(参考ページ:英語失敗談 英語表現のコツ


ネイティブも間違う ”look forward to ...” (2016.05.07)
CBC記者のお粗末な英語(2016.04.05)
「つ・・桟敷」はダメよ・・・(・・)(2016.03.14)


その他(世界、人類、科学、宗教など)

新年の誓いを持続するための2つのコツ (2016.12.31)
「女性も地図が読める」って・・・(^^;)? (2016.12.25)
シリア内戦で失われた古都アレッポの情景 (2016.10.29)
20年以上、人間家族と暮らしているクマ (2016.10.16)

体重113キロの“子犬”だと・・・(^^;) (2016.09.27)
北極海に400才のサメ (2016.08.17)
「小惑星が地球に衝突する?」・・・と言っても(^^;) (2016.08.03)
宇宙時代テクニックを使う“空中栽培” (2016.07.24)

人類はまた一つになる・・・(^^;)? (2016.07.23)
キャメロン首相、鼻歌と共に去りぬ・・・(^^;)? (2016.07.15)
シセルが歌う「シェナンドー」 (2016.07.04)
アイスランド、がんばれ~・・・\(^o^)/ (2016.07.02)

徹底したリサイクル人間 (2016.07.01)
世界一メインテナンスコストが高い自動車は? (2016.06.26)
世界に広がる「ermoji 絵文字」 (2016.06.18)
野鳥の名前 (2016.06.15)

フクロウとネコ (2016.04.26)
新語「アスレジャー Athleisure」 (2016.04.25)
キラリと光る元「世界一貧しい大統領」の言葉(2016.04.01)
未来の乗り物 Hyperloop でトロントまで3時間(2016.03.24)

オーストラリアの人口2,400万人突破(2016.03.23)
地球を救うか?ペット樹脂を分解する細菌(2016.03.12)
サルがランになったって・・・(^^;)?(2016.02.15)
2015年は“最も暑い年”だった(2016.01.24)

ロシア元職員毒殺にプーチンが関与?(2016.01.22)
62人の超金持ちが世界人口の半分に匹敵(2016.01.19)
程度が悪すぎるフランス紙「シャルリ・エブド」(2016.01.15)
風力の発電能力、初めて原発抜く(2016.01.04)



新年の誓いを持続するための2つのコツ (2016.12.31)
いよいよ今年も今日で終わりだ。新年はどんな年になるのだろう。世界の二大国でちょっと危険なリーダーたちが出揃ったのが気になるが、なんとか平穏な年になってほしいものだ。ところで、毎年、新年には多くの人が新年の誓いをする。しかし、新年の誓いはなかなか長続きしないものだ。そこで、以前も一部書いたが、私の経験から知り得た“長続きさせるコツ”2つを紹介しよう。

<コツ1:記録する> マジックインキでカレンダーに毎日記録する。たとえば、私は、2008年の元旦に毎日30分の散歩&ジョギングを開始し、カレンダーに
とマークし始めた。どうしてもできない日は、別の日にその日の分までやり、字色を変えてマークする。こうして私は、過去9年間すべての日に散歩&ジョギングがマークされている。以前は”時々”しかやらなかったのをそれほど続けられたのは、まさに記録したからだ。

<コツ2:欲張らない> もうひとつ大事なのは、あまり欲張って目標を高くしないことだ。たとえば、私の散歩・ジョギングを毎日1時間にしたら、とてもじゃあないが続けられない。一日だけならともかく、別の日に補充しようとしたら2時間にもなってしまうからだ。ともかく、毎日続けることに重点を置いて少しずつやる。もちろん、調子がいい日は目標以上やってかまわないし、そうした日はたとえば
などとマークしていい。

みなさんも、このやり方で一月も続けたら、もうしめたものだ。たぶん、やめられなくなるだろう。また、何らかの理由で長期間できなくても、過去の記録を見たら「またやらなくちゃ」と思えてきて再開するだろう。なお、私はふつうのカレンダーではなく、表計算ソフトで作った年間カレンダーを使っている。こうすれば、他の目標も立てていろいろやっていける。実際、私は散歩&ジョギングから始まって、今では複数のことを毎日やって記録している・・・「歌10曲」*もその一つ。複数の目標を毎日達成せねばならないから、ぶつくさ男はけっこう忙しいのだ・・・(^^;)。

さあ、毎日記録して、新年を心身ともに健康ですごそう・・・\(^o^)/。

* 同じ歌を何度も歌うことが多い。繰り返せばうまくなるような気がするから・・・(^^;)。

参考ニュース

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2016年の911コール・ワースト10(2016.12.30)
警察への緊急電話を受け付ける E-Comm 911 は、2016年も馬鹿げた呼び出しをたくさん受け取った。以下は、2016年版のワースト10の911コールだ。

1.スポーツジムのロッカーの鍵が壊れて開けられないんだ!助けて!
2.うちの子は警察官になりたがってるんだけど、空きはな~い?
3.電気カミソリの電源が切れないよ~!
4.屋根に引っかかったサッカーボールを取りたいんだけど、はしご貸してくれる?
5.ドローンが木に引っかかってしまったんだけど、どうやったら取れますか?

6.車の渋滞に巻き込まれちゃったよ、どうにかしてくれない?
7.風呂場に大きな蜘蛛がいるの、キャ~ッ!
8.ナイトクラブに入れてもらえないんだよ、なんとかしてよ!
9.男の子がコーラス歌わないって言うんだ!
10.いま何時か教えて?


ブリティッシュコロンビア州最大の緊急電話センターである E-Comm 911では、毎年135万件の緊急電話を受けるが、オペレータたちはこれらの呼び出しがあると途中でプッツンと切ってしまいたくなる。こうした迷惑電話の主は結局、本当に急いでいる人たちの邪魔をしているわけで、不心得者たちのために、緊急を要する人たちが死んでしまうことだってありうる。古い犯罪事件や求職、それに街の落書きなんかで911コールしてはならないのだ。

う~ん、まちがっても「コンピュータが立ち上がらないんだけど、どうしたらいい?」なんて911コールしちゃあだめだよ・・・(^^;)。

ニュースソース

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ネット注文のノートパソコンが来た (2016.12.29)
昨日、ネット注文して待ち望んでいたノートパソコン ASUS UX330CA(13.3インチ型)が配達された。さっそくセットアップしてみると、やはり少しずつ進化していると感じた。デスクトップコンピュータで登録していた自分の Microsoft Account に ASUS UX330CA でログインすると、Windows 設定がそのまま引き継がれた。たとえば、デスクトップ画面には、デスクトップコンピュータで使っている私撮影の写真が表示された。また、日本語が最初から使えるのも便利だ*・・・以前は、わざわざ日本語をダウンロードせねばならなかった。それから、ちょっと驚いたのは、付いてきた書類が保証書だけだったことだ。そのため、マニュアルは自分で ASUS のホームページからダウンロードせねばならなかった。このあたりは、コンピュータに慣れていない人には難しい作業だ。

一日使ってみての感想は悪くない。デスクトップほどは使わないから性能はそこそこでいいし、旅行に持ち運ぶことを考えると軽い方がいい。ということで、ファンを必要としないプロセッサー Intel Core m3 が搭載されている機種を選んだ。このプロセッサーは、性能的には Intel Core i5 や 同 i7 に劣るものの、ファンがないから本体が軽くて、たった 1.2kg しかない**。また、ファンを動かす電力が不要なため、その分、電池の持ちがいい。謳い文句では「充電は最大で12時間持つ」となっていて、実際、フル充電の状態で残量を見ると「10時間以上」が表示される。これには、ちょっとびっくりした・・・(^^;)。

それにしても、配達が朝早かったのには驚いた。午前7時半に電話のベルが鳴ったのだ。目覚ましは8時にセットしていたから、私はまだ夢を見ている最中だった・・・(*_*)。「こんな早くから誰だろう?」と眠い目をこすりながら受話器を取ると、相手は「Staples です」と言う。「ノートパソコンが近くの Staples 店に配達されたので、取りに来い***」と言うのかと思ったら、このビルの玄関から呼んでいるのだった。

あわててパジャマにはんてんを引っ掛けたまま玄関に降りて、品物を受け取った。受取りはとても簡単で、私の ID を確認することもなく書類にサインするだけだった。あれでは別人に配達されてしまう可能性もあると思った。「なんでまた、こんな早朝から・・・」とブツブツ言いながらスイートに戻った。しかし、考えてみれば、ボクシングデーセールでネット注文が山のように来ているだろうから、彼らはしばらく、朝から晩まで働かねばならないのだろう。だったら、仕方ないかと思えてきた・・・(^^;)。

* ただし、そのままでは一部で文字化けが発生することがあり、それを防ぐには当ホームページの「Windows 研究」ページに書いたやり方を行う必要がある。今回も、これを行う前に文字化けが発生した。

** 10年近く使っている古いノートパソコン(15.6インチ型)は約2.8kgある。

*** 予約時の説明では、そんな感じだった。

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カナダが「2017年に訪れるべき国」の第1位(2016.12.28)
アメリカの旅行雑誌「ロンリー・プラネット」(ウィキペディア)が、「2017年に訪れるべき国」の1位にカナダを選んだ。中でも、トロントを「 世界各国の文化が融合し、独自の食や文化を楽しめる魅力あふれる都市で、ただの乗り継ぎ地として通過してしまうのは実にもったいない」と紹介している。

カナダが宣伝されてよかったね、と言いたいところだが、ちょっと気になることもあった。カナダが、「世界経済フォーラムが発表した旅行・観光競争力リポート(2015年版)の安全性・治安スコアで、日本よりランク一つ上に位置する国」だというのだ。どう考えても安全性と治安でカナダが日本より上だとは思えない。 たとえば、いつか書いた「世界の殺人発生率 国別ランキング」でも、「人口10万人当たり殺人発生件数」は日本が 0.31人なのに対し、カナダはその4.6倍も多い 1.43人だった。この優位を逆転されるほどのマイナス要因が日本にあるのか?どうもよく分からん・・・(-_-)?。

ではあるが、アメリカと比較した場合、カナダのほうが安全なのは確かだ。そもそも、アメリカの大都市のダウンタウンはどこでも、夜になったらいつズドンと撃たれるかわからない殺伐とした雰囲気がある。私は5月にボルチモアで中心部から少し外れた地域のホテルに泊まったが、まさにそんな雰囲気で人影もまばらだった。チェックインする時にも、ホテルクラークから「夜になったら、あっちとこっちには行くな」と言われた*。

時々、デトロイト空港で日本から来た観光客を出迎えて、車でカナダ側に案内する友人の旅行ガイドも、いつか、こんなことを言った。「殺伐としたデトロイト中心部を抜け、国境の橋を渡ってカナダ側に入るととたんに雰囲気が変わって、豊かな緑と人通りが多くて賑やかな街が現れる。観光客はびっくりして『カナダってアメリカよりもずうっと豊かなんですか?』と訊く」。デトロイトは不況のどん底にある「ラストベルトRust Belt 」でも象徴的な存在だから、カナダとの差がよけい目立つのだろう。

それもこれも、アメリカでの銃の蔓延が原因しているのだ。国境の北側に住んでいて本当に良かったと思う。

* 「ホテルの場所が悪かったのでは?」と言われそうだが、バンクーバーではそんな地域はまずない。たとえば、治安がよくないと言われるダウンタウンイーストでさえも、一般人が銃でズドンとやられたようなニュースは聞いたことがない。

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オンラインショッピングに限る! (2016.12.27)
今年のボクシングウィーク*には、10年近く使っているノートパソコンと、底に穴が開いて水が入り始めたハイキングシューズ(鳥見用)を買い替えたいと思っていた。ネットでいろいろ探しているうちに、私のような朝寝坊人間が昨日の Boxing Day(26日)に買物に行っても、とても希望する商品を買うことはできないと思えてきた。そこで、ノートパソコンはネットで注文したら簡単にできて、近日中には近くの Staples 店舗でピックアップできそうだ。

ハイキングシューズは、だめもとで Metrotown モールのスポーツ用品店 SportChek に午前10時過ぎに行ってみた。店に入るだけでも長い行列に並ばねばならなかったが、それでも、15分くらいで店内に入れた。しかし、ハイキングシューズコーナーに行ってみると、目をつけていた大幅ディスカウント商品はすべてなくなっていた。予想していたことなので驚きもせず、帰宅後ネット注文したら、これまた簡単に注文できた。2~10日の間に配達されるそうだ。

昨夜のテレビニュースでは、さかんに、ボクシングセールの模様が報道されていたが、案の定、小売店やショッピングセンターでは大混雑のようだった。大手の電器店では、朝4時から並んだ人もいて開店前から長蛇の列だったし、ショッピングセンターでは開店前から駐車場に入ろうとするたくさんの車が大渋滞を作っていた。あんなところに飛び込まなくてよかったとつくづく思う。それにしても、便利な世の中になったものだ。インターネット、サンキュー・・・\(^o^)/。


* バンクーバーでは、以前は Boxing Day(12月26日)だけがバーゲンセールの日だったが、数年前から年末いっぱいを Boxing Week と呼んでバーゲンセールするようになった。

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小栗上野介の番組「歴史捜査」が見られる! (2016.12.26)
今年6月、テレビ局「BS日テレ」の番組「歴史捜査」が小栗上野介を採り上げたが、今、これをネット上で見られることが分かった。

小栗上野介は、徳川幕府が派遣した万延元年(1860年)遣米使節団の一使節として訪米した後、使節団とともに世界一周をし見聞を広めて帰国する。小栗は、その後、徳川幕府の重鎮として、近代日本工業化の礎となった「横須賀造船所」の建設を進めた他、数々の業績を残した。日本近代化の立役者だった小栗が、なぜ新政府軍によって殺されたのか。その謎を探る番組だ。片岡愛之助が司会を務め、小栗上野介の寺・東善寺の住職(ぶつくさ男の兄)がたびたび登場して、幕末の偉人・小栗上野介について語る。

以下をクリックすれば番組が始まる。
「歴史捜査」 幕末史から消された男 日本近代化の立役者 小栗上野介の死の謎を追え!

当ホームページにも近代日本の父・小栗上野介のページがあるので、参考にどうぞ。

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「女性も地図が読める」って・・・(^^;)? (2016.12.25)
「『話を聞かない男、地図が読めない女』という本があったが、本当に女性は地図が読めないのだろうか?」という疑問から発して、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の人たちがある実験をした。その結果、必ずしも「女性は地図が読めない」とは言えない、という結論に達した。一般に「女性は地図が読めない」と思われているのは、社会には文化的な偏見が存在していて、それを信じるがゆえに「地図が読めない」ことが現実になっているのだという。つまり、「男性は女性より地図が読めるといった」と社会的に信じられてきたことが「地図が読めない女」を生み出してきたと言うのだ。

この実験は、3つのグループを対象にして行われた。最初のグループは女性・男性の両方が参加し、参加者に「男性の方が女性より空間能力に優れている」と伝えた上で、2つの地図を渡して実験を行った。一つの地図には物や建物のみが書かれ、もう一つの地図には人間のアイコンが書かれていたた。2番目と3番目の実験グループは女性だけで構成され、「男性の方が女性より空間能力に優れている」とは伝えず、「これは共感について調べるテストだ」と伝えた。その結果、第一グループの男性たちは同組の女性たちよりは良い結果を出したが、第二、第三のグループの女性とは差がなかった。つまり、テストする前に、「男性の方が優れた結果を残す」と触れた場合だけ、差が生まれたのだ。

う~ん、これはどんなもんだろう。私の経験から言えば、どう見ても女性たちの多くは方向感覚がよろしくないと感じるのだが・・・中には優れた人がいるとしても・・・(^^;)。え?「ぶつくささんは差別人間なの?」って?あ、いや、そんな差別してるわけじゃあないんだけど・・・「話を聞かない男」ってのもある程度当たってると思うし・・・(^^;)。


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次期大統領が核兵器増強を言い出した (2016.12.24)
アメリカ大統領選の初めのころ、民主党のクリントン候補が共和党候補者“花札男”のことを「彼は危険だ」と言った。私も危険だとは思っていたが、実際、どれほど危険なのかは漠然としていた。ところが、それがはっきりしつつあるようだ。

まだ大統領に就任してもいない花札男が、早くも、「アメリカは核兵器を増強すべきだ」と言い出したのだ。なんということだ。今だに核保有国が複数あるものの、冷戦時代のような核兵器競争は下火になった*。オバマ大統領も2009年に、核軍縮・核不拡散の流れを主導し「核兵器のない世界に向けて、具体的な措置を取る」と言った(残念ながら実効はなかったが・・・)。花札男はそんな核軍縮の流れをぶち壊そうとしている。その上、ロシアのプーチン大統領も花札男と同じようなことを言っているらしい。

私は花札男が大統領選で勝った時に、「 反対側の大陸には邪魔な人間は次から次へと”消していく”男がいるし、嫌な世界になったものだ」と書いたが、どうやら、想像以上に恐ろしい時代がやってくる予感がする。


* リンクサイトではグラフで、1945年に2個しかなかった世界の核兵器が、1986年の64,099個まで増え、その後、減少して2014年に9,920個になったことが示されている。つまり、現在の世界の核兵器数は、最多だった1986年に比べて6分の一以下にまで減少しているのだ。

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カナダはかなり”酒飲みの国”・・・(^^;) (2016.12.23)
「『酒飲みの国』が一目でわかるインフォグラフィック」という記事があった。WHOに加盟する194カ国が対象にして2014年に発表したデータによるもので、15歳以上一人あたりのアルコール摂取量*によって世界各国が6段階に色分けされている。調査対象期間は、2008年から2010年まで。国別ランキングでは、上位10カ国はすべてヨーロッパの国々で、それもほとんどが旧ソ連邦の国々だ。 摂取量上位5カ国は以下の通り(カッコ内はリットル):
ベラルーシ(17.5)、モルドバ(16.8)、リトアニア(15.4)、ロシア(15.1)、ルーマニア(14.4)、ウクライナ(13.9)

WHO によると、15歳以上の1人当たりの年間アルコール摂取量の世界平均は6.2リットル。ただし、アルコールを摂取する人は15歳以上の世界人口のうち38.3%にすぎないことから、飲酒人口のひとり当たりの消費量は平均を大幅に上回るとみられる(単純に計算すると、世界平均は17リットル)。日本の摂取量は7.2リットルだ(2003年~2005年には8リットル)。そのほか、オーストラリア 12.2リットル、イギリス 11.6リットル、カナダ 10.2リットル、アメリカ 9.2リットルだ。晩酌が習慣づいている日本はかなりの”酒飲みの国”と思っていたが、カナダよりも少ないのは意外だった。10リットルを超えるカナダは、6段階の色分けで2番目に濃い色になっている。

飲酒は、依存症のみならず、肝硬変やがん、感染症などの健康障害や、暴力やけがを引き起こす可能性を高めるとされている。WHOの報告書によると、過度の飲酒によって死に至った数は2012年、330万人(全死者の5.9%)に達したという。また、2012年の世界全体の肝硬変による死者の50%、口腔がん・咽頭がんによる死者の30%、交通事故死の15%は飲酒が原因とみられるという。

* はっきり書かれていなくて分かりにくいのだが、数字からして、年間摂取量と思われる。

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東善寺住職の連載「わが国産業革命のはじまり」 (2016.12.22)
小栗上野介の寺・東善寺の住職(ぶつくさ男の兄)が2014年10月から、日本のネジ業界のウェブサイト「ファスニングジャーナル」に、「わが国産業革命のはじまり」と題した連載記事を書いている。興味のある方は次のサイトへ。
http://www.nejinews.co.jp/s/column/touzenzi/sb.cgi?page=1
このサイトでは、最上段が最新記事になっているので、最下段の「1」から順番に読むことをおすすめする。現在までのところ、第22回まで書かれているが、各記事はそれほど長くないから一気に読むことも可能だ。

ところで、なぜ「ネジ業界」なのかというと、1860年の万延元年遣米使節団の三使節の一人として訪米した小栗上野介が、日本に産業革命をもたらすべく持ち帰ったの物品の一つが、アメリカ製のネジだったからだ。ネジ業界と小栗上野介には切っても切れない縁があるわけで、このあたりについては第5回に書かれている。その一部をここで紹介しよう。


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アメリカ土産のネジ釘

 この時のワシントン海軍造船所見学でもらったと思われるアメリカ土産の真鍮製ネジ釘が1本、寺に残っている。かつてNHKTV『その時歴史が動いた』で小栗上野介の生涯とともに紹介されると、そんなネジがあったのか!と一躍ネジ業界に注目され、「うちはネジを作っています。見せてください」と関東はもとより名古屋・大坂からも、ネジ関係者がわざわざ見に来るようになった。

 松平アナが「帰国の船上で小栗の手にネジが1本握りしめられていた…」とドラマ調に語ったから、「これが、小栗上野介が握ってきたネジですか―」と感慨深そうに言う人までいる。あわてて「握りしめてきたのではありません、そんなことしたら錆びてしまいます」と説明する・・・

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滑って転んで死ぬ人がこれほど多い とは・・・ (2016.12.21)
日本のニュースを見ていたら、道路や屋内などで滑って転んで死んでしまう人のニュースがあった。2015年には一年でなんと5,636人の人たちが平らなところで死亡している。一方、階段などでの転落・転倒で死亡する人は694人しかいない。私は、滑って転ぶくらい大したことではないと思っていたが、こうしたデータを見ると、転ぶことがどれほど危険なことか認識を新たにした気分だ。こちらがそのニュース。

   

ちなみに、2015年の交通事故死亡者は4,117人で、滑って転んで死亡した人よりも少ない。以前はたしか1万人くらいが交通事故で死亡していたから、ずいぶん少なくなった。たしかに、私は日本に行く度に安全運転が普及してきたと感じるのだ。

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環境に優しく安価な“麻の家” (2016.12.20)
「環境にやさしい麻で造った”メイドインBC”の家が、住宅不足問題を解決するかもしれない」と訴える人たちがいる。Hempcrete Natural Building 社の CEOである Kim Brooks はパートナーの Jayeson Hendrysonとともに、今年春以来、麻で造った小さな家を2軒建てた。同社が使う資材は、麻の繊維、粘土、石灰、コンクリートなどを混ぜて作る一種のコンクリート hempcrete だ。「それらを混ぜ、型に流し込み、特別な種類のプラスターでしっくいを塗り、天然色素で色付けします」と Hendryson は説明する。hempcrete は「hemp(麻)+ concrete」の合成語だ。

麻は、麻ロープや紙、絶縁体用の繊維としてなど、各種の工業用途がある。麻は環境に優しく、再生可能で生産費が安いということで、建築資材として人気を増してきた。欠点は、コンクリートよりも軽くて荷重がかかる壁には使えないことだ。そのため、木材、鉄鋼、レンガなど荷重に強い資材と一緒に使われることが多い。2000年代の初めから麻製の家に住んでいる Brooks は、その効用を強調する。「最大の効用は、アレルギー起因物質や石油化学製品を使わないことで、そのために、私の肺はとても健康です。また、昆虫をやネズミが石灰を嫌うので、それらを近づけません。小さな麻の家が安価な住宅建設を可能にして、ブリティッシュコロンビア州の住宅不足問の題解決に役立つかもしれません」と彼女は言う。

麻はTHCレベルがそれほど高くはないものの、大麻と同じ植物類なのでカナダでは1938年から1998年までは生産が禁止されていた。しかし、その後、建築業界が使い始めて、今ではカナダの中部から西部にかけて生産されている。麻の家についての National Geographic の動画があったので、リンクしてみた。

   

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Windows:スクロールバーの幅を広げる (2016.12.19)
Windows では、スクロールバーの幅を任意に変更できるはずなのに、一年近く前から、変更できなくなり狭いままで使いにくかった。それが、最近、また変更できるようになった。年齢とともに目が衰えたら、なんでも大きい(広い)ほうが使いやすいものだ・・・(^^;)。広げたい人は以下の方法でできる。ただし、この方法は Run(ファイル名を指定して実行)を使う操作なので、やり方を間違えるとコンピュータ動作に問題が生じる可能性がある。この操作を行う場合は、慎重かつ自己責任で行われたし。

1. 「Windowsキー + Rキー」を打って、「Run ファイル名を指定して実行」を開く。
2. "regedit"と入力し[OK]を押す。 「レジストリエディタ」ウィンドウが表示される。
3. 「レジストリエディタ」で次のようにたどっていく。→ HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics
4. WindowMetrics の中で”ScrollWith”をダブルクリックする。「文字列の編集」ウィンドウが表示される。
5. デフォルトでは”-255”になっている「値のデータ」を、任意の数字 “-350” や “-400”などに書き換える。
6. OKボタンを押す。
7. コンピュータを再起動する。縦スクロールバーの幅と横スクロールバーの高さが広がっている。


なお、これは「Windows 10 & 8.1」のページにも、図解入りでさらに詳しく書いておいた。

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二重国籍者は渡航時に注意 (2016.12.18)
私は「総領事館からのお知らせ」メールを常時受信しているが、先日、次のようなメールが送られてきた。今回のは、カナダ在住者に特に関係があると思うので、ここに転載しよう。

***********
カナダ政府によれば,11月10日から,カナダと外国との二重国籍者が,外国のパスポートを使用してカナダに空路で入国または乗継をする場合には,カナダのパスポートも同時に所持していないと,カナダへの航空便に搭乗することができなくなりました。つきましては,22歳未満の日本国籍保有者で,カナダ国籍も所有する方におかれましては,特にご注意ください。詳細はカナダ政府のウェブサイトをご確認下さい。
http://www.cic.gc.ca/english/visit/dual-canadian-citizens.asp
***********

該当者が家族にいる場合は、十分な注意が必要だろう。なお、こうした措置が取られた背景については、こちらに書かれている。
http://www.cic.gc.ca/english/visit/dual-canadian-citizens.asp#background

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バンクーバー市:一日で9人が麻薬関連死 (2016.12.17)
おととい木曜日、バンクーバー市では9人が麻薬関連で死亡した。そのほとんどが Fentanyl フェンタニルによると見られている。フェンタニルは、主に麻酔や鎮痛、疼痛緩和の目的で利用される合成オピオイドだが、乱用薬物としても流通していて、同量でヘロインより50倍の効果があると言われる。木曜日には州内で、ほかに4人(Burnaby 1人、Fraser Valley 2人、BC州北部 1人)が麻薬関連死していて、州としては合計14人が麻薬関連死した。

今年のバンクーバー市内での麻薬関連死は159人に達し、大半がフェンタニルによる死亡だった。このペースで行けば、今年のバンクーバー市の麻薬関連死は200人を超えそうだ。2015年に殺人事件による死者が11人、交通事故による死者が15人だったことを考えると、麻薬関連死が飛び抜けて多いことがわかる。また、今年10月までの州内での麻薬関連死は622人となっている。11月の数字は近く発表される。

毎日、あまりにたくさんの人たちが麻薬によって瀕死状態になるため、救急隊員は多忙を極めている。現状では救護が追いつかないため、バンクーバー市議会は先日、救護体制を増強するために固定資産税を0.5%上昇させることを決議したほどだ。市長は、カナダ政府、州政府、市役所の3つのレベルの行政機関が協力して、こうした麻薬による死者の急増を生み出している貧困、中毒、精神疾患の問題に取り組まねばならないと言っている。

う~ん、日本の人たちにこんなニュースを話したらびっくりしてしまうだろう。なんだか知らんが、カナダの麻薬問題はどんどんエスカレートしている。それに加えて、カナダ政府がマリワナを合法化するのは時間の問題になってきているし・・・(-_-;)。


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橋の上の“氷爆弾”にご注意 (2016.12.16)
このところ降雪と超低温の日々が続いているバンクーバーだが、Cable-stayed bridge 斜張橋型 の Port Mann BridgeAlex Fraser Bridge で ice bombs (氷爆弾?)の問題が発生している。橋桁の頂部から橋にかけて斜めに張られたたくさんのスチール製ロープに雪が積もり、それが気温の変化で氷状になって落下し、橋を渡る自動車に激突する問題だ。

この一週間の間に、2つの橋で何十台もの車が ice bombs に激突され、フロントガラスに大きくヒビが入ったり、運転手側のドアのガラスが割れて運転手が怪我をしたりしている。幸いにも自動車事故につながった例はないが、相当の衝撃らしくて、いつ大事故になってもおかしくないらしい。特に、大雪の後で強風が吹くと危険性が増すようだ。先日はついに、ice bombs の危険性が高まったとして、Alex Fraser Bridge が一時閉鎖された。当分の間、よほど必要がなければ、2つの橋は渡らないのが賢明かもしれない。

それにしても、1986年に開通した Alex Fraser Bridge ではこの問題が以前からあったはずなのに、あまり報道されてこなかったのが不思議だ。まさか、最近まで Alex Fraser Bridge でこの問題がなかったとは思えない。さらに理解できないのは、2012年に開通した Port Mann Bridge で、Alex Fraser Bridge の経験を生かして氷爆弾対策*を講じなかったことだ。実際、氷爆弾対策は簡単ではなく金もかかるようだが、大事故につながって死者が出てからでは遅いのだ・・・(-_-;)。

* 素人考えかもしれないが、車道の上に、雪が両側に滑り落ちるような屋根を付けたらどうだろう・・・(^^;)?。

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カナダでは苗字を“作る”ことができる・・・(^^;)! (2016.12.15)
カナダでは結婚した時に、苗字を何にするかについては、いくつかオプションがある。ふつうは夫の苗字を名乗るが、奥さんの苗字を名乗ってもいいし、二つの苗字をハイフンでつないでもいい。さらには、こんな“奇想天外”なのも可能だ。両方の苗字をドッキングさせて、全く新しい苗字を作るって方法・・・(^^;)。

州内陸部 Salmon Arm に住む Kristine Gick と Jason Wagner が選んだのは、その最後の方法だった。新しい苗字にするための手続きが終わると、彼らの苗字は公式に、Gick と Wagner をドッキングさせた Wickner となる。Gagner と Wack を組み合わせた形をいくつか考えた末に、名前としていかにもありそうなつづりの Wickner とすることに決めた。ただし、まったく新しい名前にするには、いくつもの政府機関で手続きが必要で簡単ではなく、それには RCMPによる指紋採取も含まれる。

州政府 Vital Statistics Agency 人口動態統計局の広報担当者は、夫婦の苗字を組み合わせて新しい姓にするのは聞いたことがないが、過去にあったとしても、どれほどあったかはわからないと言う。友だちや家族親戚は、二人の決断にだれもが好意的だ。手続きが終了したら、二人の出生証明書と結婚許可証には新しい苗字が記入されて変更される。

う~ん、国様々でまったく驚いてしまうね。日本では夫婦別姓すらも喧々諤々と議論されているのだからね。カナダのやり方を見ていると、苗字なんてつまるところ“適当に作った”んだろうから、新しく作ったって別にいいじゃん、と言う感じ・・・(^^;)。

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食後の眠気は糖尿病の前兆 (2016.12.14)
この何年か、食後に強烈な眠気が襲ってくるようになっていた。でも、6才年上の兄も以前そんなことを言っていたから、年取るとだんだんそうなるのだろうくらいに思っていた。ところが、最近、友だちから「食後に眠くなるのは糖尿病の前兆だよ」と言われた。

そのメカニズムは次のようなものらしい。
①ご飯などの炭水化物に含まれる「糖質」が体内で消化され、「ブドウ糖」に変化する。
②急激に血糖値が上昇する。
③それを下げようとして、「インスリン」というホルモンが分泌される。
④ インスリンが過剰分泌されて、血糖値が下がり低血糖になる。つまり、ブドウ糖が少なくなる。
⑤脳の活動に不可欠な成分ブドウ糖が足りなくなって脳の活動が低下し、眠気を誘う。

私の場合、11月末に行った血液検査でも、血糖値を示す Hemoglobin A1C が 適正範囲内(4.8-6.2)に入っているので、心配はしていない。しかし、今後も眠気が強烈になるようなら注意せねばと思った。


<参考サイト> 食後の眠気の原因は低血糖!?集中力を上げるランチの摂り方5箇条

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今だにアスベストが使われている (2016.12.13)
発がん性があることで悪名高いアスベスト。もはや先進国では使われていないのだろうと思っていたら、なんと、カナダでは今だに使用が禁止されていないらしい。これにはちょっとびっくりした。

カナダは南アフリカと並んでアスベストの二大輸出国だったが、2011年にアスベストの輸出を禁止し、2012年には最後のアスベスト鉱山が閉山された。しかし、今だに、建設業界や自動車部品業界で使うためのアスベストが輸入されている。しかも、アスベストの輸入額は、2011年の4.7ミリオンドルから2015年の8.2ミリオンドルに増加した。

建設業界などで使われるアスベストは労働災害の最大原因となっていて、たくさんの労働者がそれを吸引して死亡している。そのため、労働組合の全国組織である Canadian Labour Congress は、アスベストの輸入を全面禁止するよう呼びかけている。同 Congress の議長は、「カナダはアスベストを輸出することによって、世界中に大きな仕打ちをしてきた。しかし、カナダはいまだに種々の生産物のためにアスベストを輸入している。その状態を終わりにしたい」と言う。

NDP の国会議員がこの11月、カナダでアスベストを使用することを禁じるための私案を提出した。一方、Justin Trudeau 首相も、カナダ政府がこの問題について前向きに検討することを表明した。世界中で56カ国がアスベストを禁止し、それには日本、オーストラリア、イギリスなどが含まれる。

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コンピュータから突然、人の声や騒音が・・・ (2016.12.12)
先日、Hさんのコンピュータに摩訶不思議なことが発生した。デスクトップコンピュータ(Windows 10)を使うHさんが、私が送ったメール上で私作成の Youtube 動画へのリンクをクリックした途端、その動画とは関係ない音がざわざわと聞こえ始めた。彼女はびっくりし気持ち悪がって、私に「助けて~!」と連絡してきた。画面共有ソフトTeamviewer で彼女のコンピュータ画面を見ると、彼女の言うとおりだった。ざわざわして聞きにくいのだが、人の声が聞こえる。それも日本語らしい。

私もびっくりしながら、立ち上がっているブラウザのタブをすべてチェックしたが、そんな音を出す音源は働いていない。しかも、立ち上がっているプログラムをすべて閉じて、タスクバーに並ぶプログラムボタンの下線がすべて消えても、音が続いた。これには本当にびっくりした。すべてのプログラムが閉じられているのに音が出続けるとは、いったいぜんたい何が起こっているのだろう。私は、音を出し続けて原因究明をしたかったが、Hさんは気持ち悪がって「早く音が出ないようにしてちょうだい」とせがんでいる。しかたなく、原因究明をあきらめてコンピュータを再起動したら音が消えた。

いや~、最近、何人かの友だちのコンピュータに変わったことが次々と起こっていたが、これはその最たるものだ。
その後、日本語と英語でネット検索してみたが、同じような経験をしたという書き込みが出てこなかった*。ひょっとすると、Hさんは“世界初の経験”をしたのかもしれない・・・だとしたら、“ギネスブックもの”だけど・・・(^^;)?

* 後で、あらためて調べ直したら、さすがに、英語サイトでは似たような経験をした人の書き込みが見つかった。ただし、それは、マルウェアのいたずらによって「音楽や宣伝音声が流れ続ける」ケースらしくて、Hさんのように、ざわざわした音の中に人の声が聞える“日常音声”のようなものではなかった。

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30年前、“禁煙令”が敷かれた・・・ (2016.12.11)
カナダでも昔は、公衆の場でタバコを吸う人を見るのは当たり前の光景だった。ところが、30年前、バンクーバー市民にとってはそれが当たり前でなくなった。バンクーバーが“煙のない町”になるまでの歴史がニュースになっていたので、紹介しよう。

1986年2月:バンクーバー市議会は、ほとんどの公衆の場所と職場で禁煙にすることを検討し始めた。

1986年12月:カナダで最も厳しいと言われた禁煙条例が可決され施行された。ほとんどの市民は条例に賛成し、特に、受動喫煙の危険性を叫ぶ保健衛生官たちは大賛成だった。一方で、喫煙者たちは「自分たちには喫煙する権利がある」と主張したが、彼らの声は非喫煙者たちの「きれいな空気を吸う権利」の前にかすんでいった。それでもなお、条例に反対する人たちはいた。 Langara Collegeでは、多くの学生がカフェテリアで喫煙しても学校側は何も言わなかったし、意外にも、カナダ連邦政府が市内の出先機関オフィスに条例を強制しないと発表した。

10年後の1996年:バンクーバー市の禁煙令は、接客業従事者を受動喫煙から守るために、レストランとカフェに及んだ。同年5月までに条例が強制施行されたが、多くのレストラン経営者たちはこの条例に逆らって、喫煙する客がいても見て見ぬふりをした。彼らは、条例を強制することによってビジネスに大打撃が発生し、従業員たちを解雇しなければならなくなる、と主張した。

2000年までに:ブリティッシュコロンビア州政府も、州内全域でバーやレストランでの喫煙を禁止したが、飲食業者が喫煙室を設けることは許可した。同年、州政府は、刑務所の従業員たちを受動喫煙から守るために刑務所での喫煙を禁止した。複数のレストランが、条例を客に強制するか否かはレストランが決めることだとして、バンクーバー市とブリティッシュコロンビア州を相手に訴訟を起こした。条例が施行されてから3ヶ月後、州の最高裁判所は、州法は無効であると宣告した。しかし、バンクーバー市の条例は有効でレストランやバーの経営者たちを怒らせた。

2001年までに:州政府は禁煙令を再導入した。州の Workers' Compensation Board は、パブやレストランでの客による喫煙は接客スタッフにとって迷惑なことだと訴えた。この新しい法律はすべての州政府事務所を対象にしていて、2002年までに施行された。

2008年までに:州全域の公衆の場所での喫煙が禁止され、バンクーバー市は建物の入口やパティオから6メートル以内での喫煙も禁じた。禁煙の動きはさらに続けられ・・・

2010年:バンクーバー市は公園での喫煙を禁止した。

2012年:Metro Vancouver もこれに続いた。

う~ん、タバコを吸わない私も、昔、日本では“煙の中”で仕事をしていた。新入社員のころ先輩から、喫煙しながら書類を書いている同僚を横目に、「タバコの火で穴の開いた書類を提出するなどもってのほか」と教わった。くわえタバコで書類を書いてはならないという意味なのだが、そんな“ルール”が存在するほど喫煙が当たり前だった。今では、こんなルールはまったく必要ないだろう。すっかり「きれいな空気を吸う権利」が認められて、ずいぶん時代が変わった。それにしても、人間の固定観念を変えさせるのは簡単ではなかったとつくづく思う・・・(-_-)。

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Windows 10 の問題2件をなんとか解決・・・(^^;) (2016.12.10)
最近、Windows 10 を使う友人二人がそれぞれ問題に遭遇した。なんとか解決できたが簡単ではなかった。

①デスクトップ画面が変わってしまったら「タブレットモード」を疑おう

Kさんのノートパソコンのデスクトップ画面が変わってしまった。デスクトップに並べておいたアイコンがすべて消えて、大きなタイル型ボタンが複数画面中央にど~んと並び、左端には小さなボタンが5~6個縦に並んでいる。数日考えていろいろやってみたが、どうも分からない。そうこうするうちに、ある晩、「タブレットモード」という言葉が頭に浮かんだ。「あ、それだ!」。翌日、Kさんに連絡してタブレットモードをオフにしたら簡単に直った。その手順は以下のとおりだ。
   (画面下タスクバー右端の)通知ボタンまたはをクリック → 「タブレットモード」をクリックしてオフにする

②インターネットにつながらなくなったらセキュリティソフトを疑おう

Dさんのノートパソコンがインターネットにつながらなくなった。(Shaw の)モデムからLANケーブルで有線接続してあり、モデムのランプは正常についている*。Dさんが Shaw に電話していろいろやったが解決しない。相談を受けた翌日、私の家に持ってきてもらい、無線LANと有線接続でやってみたがやはりダメで、さっぱり分からない。そのうちにネット検索で次のサイトに遭遇した。
   インターネットに繋がらないときに見るべき4つのポイント
4つのポイントを一つ一つやっていき、「セキュリティ対策ソフトを一時無効にしてみる」にきた時だ。Dさんが使っているセキュリティソフト Windows Defender** をオフにしたら、みごとインターネットにつながった。その後、念のためと思って、別の無料セキュリティソフト Avast をインストールした。

原因が分かってみれば、「な~んだ、そんなことだったのか」と思ってしまうね・・・(^^;)。なお、これらについては、「Windows 10 & 8.1」ページの「追加情報」にも書いておいた。それにしても、コンピュータっていろんなことが起こる。そういえば、昨日は別の友だちのコンピュータに、“ギネスブック級”の摩訶不思議な現象が発生した。それについては近日中に書く予定だ・・・乞うご期待!。


* Shaw のモデムは、上の4つのライトが緑色でつきっぱなしになっていて、5つ目のオレンジ色のライト(PC/ACTIVITY)が点滅すれば正常。その点滅が、インターネットに正常接続していることを意味する。

** Windows Defender は Windows にもともとインストールされているソフトだ。それが Windows の機能を阻害してしまうのだから、なんとも変な話だね・・・(^^;)。

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“配達詐欺メール”にご注意 (2016.12.09)
11月後半、Richmond の友人に、物流サービス最大手の Fedex を名乗るメールが舞い込んだ。メールには、「あなたに品物を届けようとしたが、お留守のようだった。ついては、配達手続きを進めたいので、下のリンクをクリックしてクレジットカード情報を送ってください」と書かれていた。他人から品物を受け取る予定もなく、配達に来たと言われる時刻には在宅だった彼女は、変に思って私に相談してきた。私が Fedex の Richmondオフィスに電話してメールの内容を伝えると、Fedexスタッフはすぐに「それはインチキメールですね。そのメールに書かれている人物は当社にはいません」と言った。どうやら、クレジットカード情報や個人情報を盗もうとするフィッシングメールだったようだ。

これは稀なケースだろうと思っていたら、先日、「クリスマスを前にして、Amazon、DHL、Canada Post など有名物流企業を名乗るフィッシングメールが横行していて、Better Business Bureau が注意するよう呼びかけている」というニュースがあった。稀なケースではなかったのだ。この種のフィッシングメールは、マルウェアやランサムウェアを送り込むか、あるいは、個人情報やクレジットカード情報を盗み出そうとするらしい。こうしたメールを見破るための特徴はいくつかある。

◯文法、スペリング、句読点の間違いが多い。
◯すぐにアカウント情報をアップデートしないとアカウントを凍結する、など脅迫的な内容になっている。
◯あなたの名前を書く代わりに、単に "hello" や "dear reader" などと書かれている。
◯書かれている URL をクリックすると、物流企業のウェブサイトではなく別のウェブサイトに導かれる。

怪しいメールを受け取ったら、即、メールが名乗っている物流企業に問い合わせてみることが重要だ。ちなみに、世界中で毎日、25万通ものスパムメールが送られているらしい。

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お天気サイトが働かなくなったら・・・ (2016.12.08)
weatherrnetwork の天気予報サービスはとても便利だ。これをインストールしておくと、コンピュータ起動時に地元の天気予報を表示することができる。特に、"Hourly"(時間ごとの予報)が便利だ。24時間を一時間ごとに予報し、しかも直前の予報だからかなり正確だ。私は、これを見て何時から雨が降り出すか調べている。なお、これはカナダのサービスだが世界中の町についても使うことができ、私は Burnaby に加えて故郷の高崎市付近を表示できるようにしている。ダウンロードとインストールは次をクリックして行う。

   weathernetwork ダウンロード(即、ダウンロードが開始されるので、ダウンロードファイルを展開してインストールする)

ところで、最近、Windows のアップデートを行って以来、weathernetwork のデータが表示されなくなってしまった。コンピュータ起動後しばらくほおっておくと表示されたりするのだが、なんとなく当てにならない。どうしたものかと思っていたら、先日、偶然に修復方法を発見した。Windows の通常設定では、コンピュータ起動時にロック画面が表示されるが、これが表示されないようにすればいいようだ*。その設定変更方法は以下のとおりだ。

スタートボタン → 設定ボタン → 個人用設定 → ロック画面 → 「サインイン画面にロック画面の背景画像を表示する」をオフにする。

すべてのコンピュータに有効かどうかは分からないが、同じ問題を抱えている人はお試しあれ。なお、これについては「バンクーバー情報」の「注記」にも書いておいた。


* 私の場合は、まったく別の目的でロック画面を非表示にしたら、weathernetwork も修復された次第・・・(^^;)。

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Granville Island にエレベーターで降りる・・・(^^;)? (2016.12.07)
Granville Bridge から Granville Island に エレベーターで降りられる時代が来るかもしれない・・・(^^;)?。これは、Granville Island を長期展望した計画に盛り込まれたアイデアで、まだ最終決定したわけではないが、ちょっと夢のある話だ。実は、私自身、Granville Island に行った時に、橋を見上げながら、「ん?橋から階段を下ろしたら便利かなあ?」なんて思ったことがある・・・ものすごい長い階段になるだろうけど・・・(^^;)。

先ごろ、周辺住民や利害関係者たちから集められたアイデアについて、プレゼンテーションと討論のイベントが行われ、約200人の人たちが参加した。計画には、車の数を減らし歩行者を増加させることが含まれ、そのために2つの提案がなされている。一つは False Creek を渡るフェリーボートを Translink の Compass Card システムに組み入れること、もう一つは2010年の冬季オリンピックの時のように、Granville Island から Olympic Village までストリートカーを走らせることだ。

さらに、Granville Street Bridge から真下の Granville Island に降りられるように、エレベーターを設置するアイデアも提案された。一方で、Granville Island の大きな面積を占める Emily Carr University が Great Northern Way に移転することになっていて、その跡地になにができるかが大きな関心事になっている。跡地の一部を芸術家たちの活動拠点にすることも考えられている。

こうした関係者たちの声は、Granville Island を所有する Canadian Mortgage and Housing Corporation (CMHC) に送られ、1月末までには最終報告書が出来上がる予定だ。その時点で、CMHCは、提案された変更事項についてどのように支払うかを決定する。計画実行のための資金は、政府援助、 官民協力、内部投資などから拠出されるものと見られている。

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日本も“カジノ病”にかかっている (2016.12.06)
日本でもついに、自民党が今国会で日本維新の会や民進党の一部を巻き込んで「カジノ法案」の成立を目指すという。カジノや国際会議場などを合わせた IR(統合型リゾート)を日本で解禁するのが狙いらしい。

当初は「カジノを利用できるのは外国人だけ」となっているが、いずれは日本人も利用できるニュアンスだ。そうなったら、たくさんの日本人がのめり込んで数千万円、数億円の大金をつぎこんで、果ては家を売り家族から見放されて離婚し落ちていくのだろう。今、ブリティッシュコロンビア州でたくさんの人たちが苦しんでいるように・・・。

税収、経済活性化・・・そんなものにまやかされてカジノをあちこちに造るなどは、愚かしいとしか思えない。世界中にたくさんいるギャンブル中毒症予備軍の人たちは、それがなければ平和な生活を送れるのに、近くにカジノができたがためにギャンブルにのめり込んで人生を破滅させてしまう。言ってみれば、カジノなんて蟻地獄のようなものだ。私は、たくさんのギャンブル中毒者を犠牲にしてできあがる“うわべだけの繁栄“なんかほしいと思わない。

バンクーバーでも大型カジノ建設の話が出ては消えているし、世界中のあちこちでカジノ建設の話がある。地球温暖化に続いて、世界中がカジノ病にかかって“人間堕落化”が起こり始めている。

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MRI 受診の待ち時間が全国平均の2倍 (2016.12.05)
Fraser Institute が実施した調査によると、ブリティッシュコロンビア州での MRI 受診の待ち時間が全国平均の2倍以上になっていることが分かった。ブリティッシュコロンビア州での待ち時間は24週間で、全国平均の11.1週間を大きく上回っている。調査データは、今年1月から4月までの間に集められた。

しかし、ブリティッシュコロンビア州政府 Ministry of Health 健康省は、「 Fraser Institute の調査は、科学的なデータではなく、人の意見を元にしている。信頼できる待ち時間は、人の意見ではなく、臨床データにもとづいて作られるべきだ。また、ブリティッシュコロンビア州内の5,799人の専門医のうち、たった442人しか調査に答えていない。これは、率にしてわずか7.6%だ」と反論している。UBC の Dr. Michael Klein も調査方法に疑問を投げかけるものの、長い待ち時間が大きな問題になっていることは認める。

う~ん、たしかに MRI の待ち時間は本当に長いらしいね。私は、そんなことを聞いていたから、10年以上前に日本で3万円くらい払ってMRIを受診したことがある。もちろん、予約からすぐにやってもらえた。ブリティッシュコロンビア州では、救急の待ち時間の長さも問題になっているし、医療システムにいろいろ問題があるね。

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Coast Hotels が日本企業に売却 (2016.12.04)
バンクーバーに本拠を置く Coast Hotels チェーンが、9月に日本の APA Hotel Group (アパグループ)に210ミリオンドルで売却された。と言っても、これまでの約20年間も日本の Okabe Co. という企業が所有していた。今回の売却には北米大陸西部にある38ヶ所も含まれる。

バンクーバーには、以下の3つのホテルがある(地図参照)。
Coast Plaza Hotel & Suites
Coast Vancouver Airport Hotel
Coast Coal Harbour Hotel

その他、ブリティッシュコロンビア州内には Abbotsford、Nanaimo、Whistler、Kelowna、Chilliwack、Campbell River など、16ヶ所にある(詳細はこちら

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駐車違反チケット詐欺に注意 (2016.12.03)
最近、Eメールで、「あなたは駐車違反チケットを貰っているのに今だに罰金を支払っていない。早急にクレジットカードで支払ってほしい」と言ってきて、クレジットカード情報をだまし取ろうとする詐欺行為が Lower Mainland で流行っている。Eメールにはニセの取扱番号と違反日が書かれていて、罰金支払いのためのクレジットカード情報を要求するが、詳しいことはなにも書かれていない。

Better Business Bureau (BBB)のアドバイザーは、「メールには、違反を証明する写真が撮ってあると書かれているが、これまで写真が送られてきたためしがない。明らかに、クレジットカード情報をだまし取ろうとする詐欺行為だ」と言う。BBB によると、ICBC もバンクーバー市警も、Eメールで違反チケットを発行したり、罰金を徴収したりすることはないということだ。

この詐欺行為に引っかかった人や引っかかった人を知っている人は、Canadian Anti-Fraud Centre (1-888-495-8501)に電話するか、オンラインで antifraudcentre.ca に連絡してほしいということだ。なお、同様の事件が、先週、オンタリオ州の Ottawa と Guelph でも発生している。

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ちょっと歌が上手いね、この子・・・(^^) (2016.12.02)
Youtube で遊んでいたら、「10 Year Old Jeffrey Li Singing ...」というタイトルが目に飛び込んできた。Jeffrey Li が歌っているのは映画「ライオンキング」の挿入歌「Can you Feel The Love Tonight」という歌で、これを作曲したエルトン・ジョンも自分で歌っている。 10才の中国人の少年がどんなふうに歌うのかと思いながら動画をスタートして、びっくりした。

「Can you Feel The Love Tonight」はトップページの「今月のメロディー」に採り上げたので、ここでは次の歌を紹介しよう。
   「Tell Me Why
いや~、ものすごくうまい。それとともに、英語の発音がきれいなのにも驚いた。それもそのはず、この子は「カナダ人」なのだ。中国系カナダ人の二世でトロントで生まれ育っている。Celine Dion の大ファンだという Jeffrey Li は、母親によると、2才ころから自分で歌いだしたという。昨年作られたこれらの Youtube 動画は大きな反響を呼び、彼はアメリカのトークショーにも出演している*。

この子が大人になってからも歌手として活躍できるかどうかは分からないが、才能があるのは間違いない。子供の頃に大スターになりながら、大人にもみくちゃにされて次第に落ちていく人はよくいる。今年11才の Jeffrey Li に、そんなことがないように祈りたい。

* 「You Raise Me Up」を一緒に歌った7才の女の子と共に出演。

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州北部海中の発見物体は爆弾ではなかった(2016.12.01)
10月末にブリティッシュコロンビア州北部 Banks 島付近の海中で、ダイバーが発見した得体の知れない物体は、一時は原子爆弾かと疑われたが、結局、爆弾ではなかった。人造物ではあるが軍事物資ではなく人体に危険を及ぼすものではないことが、海軍関係者によって確認された。物体は大きな機械の金属部品らしい。爆発物を取り扱う海軍の特殊要員が遠隔操作の探査機で問題の海域を探索し、集められたデータを Esquimalt の海軍基地に送って物体を調べた。今後さらに調査が続けられる模様だ。

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血液検査をオンラインで予約する (2016.11.30)
先日、年に一度の血液検査を Burnaby の LifeLabs でやってもらった。10時ころ行ったら、わりと空いていて30分も待たずにやってもらえた。このくらい早いとありがたい。

ところで、待合室で待っていると、壁に「検査日の予約をオンラインで行える」と言う意味のポスターが貼ってあるのが目に入った。今回のように待たずにやってもらえれば問題ないが、時には1時間以上待たされるからオンライン予約ができれば便利だ。さっそく、インターネットで調べてオンライン予約のための登録をした。登録と予約の方法は以下のとおりだ。

登録こちらの登録サイトから登録する。
予約こちらの予約サイトで、① "Access your Online Appointment Booking Account (Book an Appointment)" ボタンをクリックし、②自分のアカウントにログインし、③Book Appointment ボタンを押して、予約カレンダーに進む。

なお、これについては、「バンクーバー情報」(健康・医療→LifeLabs 検査予約)にも書いておいた。

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人種差別チラシに抗議する気持ちは分かるが・・・ (2016.11.29)
最近、Richmond 南部の Steveston 地区で、中国人を人種差別するチラシが家々に配られた。チラシには笑う男が描かれ、中国国旗とともに「中国人たちが(リッチモンドを)乗っ取ろうとしている」と書かれ、さらに、その下には「Richmondを救おう」と書かれている。

これに対して、日曜日にたくさんの人たちが抗議集会を開いた。集会に参加したのは主に中国系の一般市民や地元選出の国会議員で、彼らは「私たちはカナダが好きなのに、あのチラシには少しびっくりしたし悲しい」、「私たちは Richmond 市民で、子どもたちをここで育て、公的サービスを受けるために税金を払っていて、他の市民と同じだ」、「(チラシは)不愉快、臆病、非論理的、人としての品位の欠如だ」と口々に訴えた。

う~ん、まったく彼らの言うとおりだ。しかし、私は中国系の人たちにも言いたい・・・「逆差別もいけないよ」と。今年2月に、あるコンドミニアムで住民組合が、中国語を使えない”非中国系”住民がいるのに、住民会議で中国語だけを使うようにしてしまった。カナダの公用語は英語とフランス語なのだから、BC州だったら英語は必ず使うべきだ。住民組合がそれを守らないとしたら、非中国系住民に対して「お前たちは出て行け」と言っているのと同じで、まったくの逆差別だ。それを考えると、最後にもうひとこと言っておきたくなる・・・「あなた達が本当に“公平な社会”を望むなら、そうした逆差別をする人たちに対しても抗議すべきだよ」と。

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ICBC保険料が5年間で42%も値上がりするかも・・・ (2016.11.28)
ICBCは、急増する保険金請求、保険詐欺の増加、負傷事故の保険金請求の増加により、最悪のシナリオで2020年までに42%の保険料増加を見込んでいる。

ICBCは、 B.C. Utilities Commission(BCUC)からの強い要求を受けて、水曜日に長期展望を発表した。それによると、最悪のシナリオでは、保険料が今年4.9%、来年6.4%、2018年7.9%、2019年9.4%、2020年7.9%値上げし、5年間合計では42.2%の値上げとなっている。また、最良のシナリオでは、同じ期間に15.8%の値上げとなっている。他の2つのシナリオでは、それぞれ37.2%、26.6%の値上げとなっている。

値上げを抑えるために、州政府は、今後、高級車にはICBCの保険を適用しないと発表した。これが決定すると、売値が150,000ドル以上の高級車の所有者は、民間の保険会社から自動車保険を買うことになる。州政府は、ICBC の保険料が2011年以降30%以上値上がりしていることで、批判を受けてきた。州政府としては、高級車を ICBC の対象から外すことでどれほど節約できるか分からないが、過去3年間に高級車の数が30%も増えていると指摘している。現在のところ、高級車の所有者は、州内を走る車の平均価格である15,000ドルの車の所有者とほぼ同じ基本レートの保険料を払っている。

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市長会が$2Bの交通機関改良計画を承認 (2016.11.27)
Metro Vancouver(バンクーバー都市圏)市長会は、Metro Vancouver において今後10年間にかけてインフラプロジェクトをカバーするための、2ビリオンドルの交通網と道路の拡張計画を承認した。TransLink によると、10年間の拡張計画では、身障者たちのための HandyDART サービスを含む新しいバス路線を作り、交通混雑を軽減し、鉄道サービスを改良することになっている。これは、 二段階からなる Metro Vancouver全域にまたがる交通改善計画の第一段階目に当たる。

2ビリオンドルは、カナダ連邦政府が370ミリオンドル、ブリティッシュコロンビア州が246ミリオンドル、そしてTransLinkが残りの1.3ビリオンドルを負担することになっている。この改良計画により、一世帯あたり3ドルの固定資産税の増額され、TransLinkの運賃は来年7月から10セント値上げされることになる。バンクーバー市長 Gregor Robertson によると、第二段階では、Broadway プロジェクトと Pattulo bridge の改良計画が行われる。第二段階については2017年に公の協議が行われる。

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ブラウザ Vivaldi:国別ユーザー数で日本が1位 (2016.11.26)
私が愛用するブラウザ Vivaldi について、世界有数の経済誌 Forbes の記事(11月17日付)に「現在、Vivaldi の国別ユーザー数で日本が1位」と書かれていた。こちらのページの下から4つ目の段落の最初に次のようにあるのだ。
   "Currently Japan is Vivaldi’s number one market..."
なんとも嬉しいニュースだ。現CEO の Von Tetzchner 氏と一緒に Vivaldi を創業して、COO(最高執行責任者)を務める冨田龍起氏の存在が影響しているのかもしれない。

ブラウザとはインターネットを閲覧するためのソフトウェアのことで、あなたが今インターネットに接続しているということは、まさにブラウザを使っているということだ。そのブラウザ市場では、Google Chrome、Microsoft Edge (Internet Explorer)、Firefox などがメジャーブラウザとして有名だ。しかし、Vivaldi には、他のブラウザにない各種便利機能がついていて、メジャーブラウザよりも使いやすい面がある。みなさんも、当ホームページの「Vivaldi」ページを参照して、Vivaldi を試してみてはどうだろう。なお、私は Vivaldi を主体にして使い、必要に応じて Google Chrome や Microsoft Edge を併用している。

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車に後方スクリーンを義務化する? (2016.11.25)
少し前のニュースだが、カナダ連邦政府運輸大臣が、2018年5月1日から大型車両以外のすべての車両を対象に、自動車の後方を映すスクリーンシステムの搭載を義務付けることを提案した。

大臣は、「歩行者の中でも最も事故に巻き込まれやすいのは子どもたちだ。自動車をバックさせる時に発生する事故を防いで人命を救うかもしれない、こうした技術がだれにでもが使えるようになってほしい。この種の技術の製作費用は近年どんどん低下していて、今やすべての車でその技術を使えるようになっている」と言う。大臣の提案に、カナダ自動車協会の Ian Jack 業務執行取締役およびオンタリオ州東部公立学校部局教育担当理事 Edith Dumont が賛同した。

具体的には、4,536 kg 以下の重量の車両、つまり乗用車、トラック、三輪自動車、多目的自動車(Toyota RAV4など)、小型バス、低速車両(ゴルフカートなど)が対象となる。自動車のバックアップによる事故で、2004~2009年の間に1,500人以上が負傷し、そのうち27人が死亡している。

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Googleマップ:3D表示が可能になった (2016.11.24)
以前、Google Maps では平面表示しかできなかったが、最近、3D表示が可能になった。たとえば、富士山付近を3D表示するとこんな具合だ。

    (クリックして拡大写真に)

操作方法は簡單で、こちらコンピュータ役立ち情報→Google Maps:3D表示)を参照。

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Gray Jay カナダカケスが国鳥になるかも・・・ (2016.11.23)
Royal Canadian Geographical Society は、2年間にわたる調査と全国からの50,000の投票の結果、Gray Jay カナダカケスをカナダの国鳥にすることを推薦した。別名、Wiskey Jack とも呼ばれる Gray Jay は北米原産の鳥で、カナダ全国に分布し活発で親しみやすく、好奇心が強い。下は、2年前の10月に Cypress Mountain で私が撮影した Gray Jay の動画だ。

   

投票では第1位から5位までが、Common Loon 13,995票、Snowy Owl* 8,948票、Gray Jay 7,918票、Canada GooseBlack-capped Chickadee と続いた。しかし、専門家の意見を参考にして、鳥の習性、カナダのどこで見られるか、冬に渡りをするかなどを検討した結果、とても人懐こく、カナダのほとんどの地域で見られ、冬に渡りをせずカナダに定住している Gray Jay が選ばれたようだ。なお、Common Loon のように、すでに「州の鳥」(Ontario州)に指定されている鳥は敬遠された模様。


* 私は Snowy Owl も有力候補だと思ったが、分布図を見たら、ほぼカナダ全域で見られるのに、ブリティッシュコロンビア州ではほとんど見られないことがわかった。これは意外だった。その意味でも、5~6年毎にバンクーバー周辺にやってくる Snowy Owl が“貴重”だということだね。

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「ひょっとしてカナダにお住まいでしょうか?」 (2016.11.22)
十数年前のことだった。知らない人からスカイプがかかってきた。
「あの~、そちら様はひょっとしてカナダにお住まいでしょうか?」
「はい、そうですけど・・・」
「そうですか。いや~、スカイプっていうのが便利と聞いて近所の友だちとやってみたら、本当によくできています。しかも外国とも通話できると聞いて試してみたくなり、むかしの親友の名前『村上』で検索してみたら、一番上にあなたが『カナダ在住』として出ました。それで、思い切って呼んでみました」

それが福岡県の秋吉さんだった。知らない人からスカイプで呼んでこられても、なかなか友だちとして長続きしない。しかし、秋吉さんの場合は80才近いと聞いてびっくりし、それ以来のスカイプフレンドになった。快活な人で、コンピュータ、ご趣味の動画撮影、カナダ旅行、出兵したときの朝鮮半島での生活、そこのろからの韓国人の友だちのことなどを、「・・・ちょるけん」「・・・ばい」「そげんこつ・・・」などの方言で面白おかしく話してくれた。今でこそ、コンピュータをやりスカイプをやる年配者は少なくないが、秋吉さんの年代ではとても珍しかった。以前アマチュア無線をやっていた秋吉さんは、コンピュータやスカイプに特に興味があったのだろう。

今年になってからも相変わらず元気でいたが、春頃に家周りの仕事をしていて足を傷めたようだった。その後は、あまり動けなくなって、スカイプ映像を見てもちょっと不自由そうにしていた。そうこうするうちに、秋吉さんのスカイプが立ち上がらなくなった。以前も入院したりして長いことスカイプが立ち上がらないことがあったが、今回はちょっと長すぎた。先日、思い切って、スカイプアウト*でご自宅に電話してみた。奥様が出て、「主人は6月に入院してそのまま亡くなりました。人生を十分楽しんで大往生でした・・・」とおっしゃった。

私はびっくりした。春まであれほど元気だった人が、これほど急に逝ってしまうとは。動けなくなってからも、足さえ治ればまた元気になるだろうと思っていた。それが・・・。今となっては、あの笑顔と九州弁が懐かしい。91才の「スカイプマン」秋吉さん、さようなら。

* スカイプから普通の電話にかける機能。

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バンクーバー市:駐車料金を変更 (2016.11.21)
バンクーバー市議会は、パーキングメーターの料金を変更することを決議した。これにより、メーターの使用率が高い地域では値上げが行われ、逆に、使用率が低い地域では値下げが行われる。

具体的には、時間的な使用率が85%以上のところでは一時間あたり1ドル値上げされ、使用率が65%以下のところでは一時間あたり1ドル値下げされる。市は今後、毎年4回パーキングメーターの使用率を集計する。現行の料金設定では、市内にある約10,000個のパーキングメーターは一時間あたりの料金が1ドルから6ドルまでとなっている。新しい料金設定では、パーキングメーターのセント単位の表示がドル単位に繰り上げられる。たとえば、現行で1.50ドルと表示されているものは、新方式では2ドルに繰り上げられる。市の技術担当者は、「駐車したら15分以内に用事を済ませて、車を移動する。もし、それ以上長く駐車したければ、バーキングビルを使ってほしい」と言い、新価格設定により駐車車両の回転が良くなることを期待する。

バンクーバー市は毎年、パーキングメーターにより50ミリオンドルの歳入があり、また、駐車違反チケットの発行により20ミリオンドルの歳入がある。市の職員が市議会に提出した報告書では、今回の変更によって、歳入の増加が見込まれるとしている。新料金は2017年から導入される。

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バンクーバー市:空家税1%の導入を決定 (2016.11.20)
バンクーバー市議会は先週、空家税の導入を決議し、早ければ来年1月にも導入することになった。これにより、空き家税の納税が2018年から発生する。

カナダで初めてとなる空家税は、先週水曜日、賛成8、反対3の賛成多数で決議された。賛成した議員たちは、この高額課税によって、投資目的で住宅購入した人たちが物件を賃貸マーケットに提供し、市にとって喫緊の課題となっている賃貸物件不足が解消されることを期待している。現在の、賃貸マーケットにおける空き家率は過去最低の0.6%だ。

空家税は、一年のうち6ヶ月以上の間、空き家になっている住宅に課税されるもので、評価額の1%が税額になる。つまり、評価額1ミリオンドルの住宅なら、空き家税は10,000ドルとなる。ただし、所有者自身が住む住居は課税対象とならない。その他、空き家税の課税を免れるのは、正式許可を受けて改築や再開発を行っている住居、医療ケアあるいは支持療法を受けている人の住居などだ。市によると、市内で一年中空き家になっているのは少なくとも10,800軒ある。


<ニュースソース> CBCニュース CTVニュース

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「美肌県グランプリ」 (2016.11.19)
日本のニュースを見ていたら、「美肌県グランプリ」と題したニュースがあった。女性の肌のきれいさを、「美肌を決める5大要因」(水蒸気密度、日照時間、生活習慣、肌荒風、毛穴熱風)で調べて、47都道府県をランキングしたものらしい。上位には日本海側や中国地方の県が並んでいて、1位~3位は広島、島根、鳥取と続く。そこで、わがふるさと群馬県はどのあたりかと探してみた。ところが、ランキングをどんどん下って行ってもなかなか出てこない。やっと出てきたと思ったら、なんと最下位だった*・・・(^^;)。

なんちゅうこっちゃ!いくら「かかあ天下」の県と言ったって、みんなきれい子ちゃんの「かかあ」ばっかなんだぞ~~~!バカにするな!!!このグランプリは測り方が悪いに違いねえ・・・(-_-;)。よく見たら、これはポーラ化粧品が行っているグランプリだ。群馬県のかあちゃんたち、金輪際、ポーラ化粧品を買うな!!!


* 「からっ風」が肌荒風になっているのか・・・(-_-;)?

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「お産ツーリズム」の余波 (2016.11.18)
Richmondでは、外国から妊婦がやってきて子供を生む「お産ツーリズム」*があまりに盛んで病院の対応能力を圧迫し、地元在住の妊婦が地元の病院での出産を断られて、他の病院に回される事態が起きている。

Vancouver Coastal Health によると、Richmondで生まれる6人に一人の赤ちゃんが外国籍の母親を持つ。今年8月12日から11月3日の間に Richmond Hospital で552人の出産があったが、その間、他の病院に回されて出産した地元在住の妊婦が18人いた。たとえば、Richmond Hospital での出産を希望していた Yufei Ren は、産科病棟が満杯で、救急車で30キロ離れた Lion’s Gate Hospital(North Vancouver)に運ばれて出産した。なお、552人の6人に一人ということは、92人もが外国籍の母親だったということになる。

ファミリードクターの Dr. Xin Yong Wang は、「自分のところには、“非居住”の母親から医療サービスを求める問い合わせが殺到していて、こうした状況に心配している。ほとんどが外国人の親たちで、この数年、その数が急増している」と言う。こうした外国の親たちの多くが、彼らをターゲットにする地下組織を通してカナダにやってくる。そうした組織の広告には、「バンクーバーはホットシティー、『お産ハウス』を月7,000ドルでお貸しします」などと書かれている。隣の家が“お産ハウス”になっている女性は、「妊婦が次から次へとやってくるが、正しいことではない。カナダ政府が法律を改正して、少なくとも片親がカナダの永住権保持者でない限り、子供にカナダのパスポートを与えないようにすべきだ」と憤る。

同様の問題を抱える香港とアメリカでは、お産ツーリズムに対して厳しい法律改正する動きがある。そのため、いっそうカナダがお産ツーリズムの“目的地”となって、カナダ在住の妊婦が希望しない病院に回されるケースが増えるかもしれない。

* お産ツーリズムとは、生まれてくる子供にカナダ国籍を取らせたいとして、たくさんの外国人妊婦が出産だけの目的でカナダにやってくる事態を言う。

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“陥没穴”のスピード修復に世界中がびっくり (2016.11.17)
今月8日にJR博多駅前で発生した大規模な陥没事故は、発生から1週間後の15日午前5時には完全復旧した。このスピード修復に世界中がびっくりしている。それにしても、これほど反響がすごいと、「ひょっとして、あの事故は、日本人の仕事の速さを宣伝するために、日本政府がヤラセたのでは?」と疑いたくなるね・・・(^^;)?。ともかく、世界中から集った“びっくり声”をいくつか紹介しよう(太字は特に面白いコメント)。

●ルーマニア、男性:ルーマニアだとまず誰が原因かを調べるために2年の歳月と3件の訴訟、異なる道路修理業者が4社いるな。そしてそれから3~4年は修復されない・・・。(ドイツ、オランダ、カナダの人たちが「こちらもルーマニアと同じ」と書いている)
●メキシコ、女性:メキシコも(ルーマニアと同じ)。でもトランプの壁建設で工法が改善されるかも
●ギリシャ、男性:ここギリシャだったら穴から古代の遺跡を発見して観光名所にするから。
●ベネズエラ、男性:ベネズエラだったら・・・穴をアメリカのせいにする
●インド、男性:インドだったらまず路上に穴があるのを確認するのに2年を要する。で、モンスーンの数日前に材料をケチって安っぽく修復するから雨で全て流れていく・・・。
●メキシコ、男性:メキシコだとこれは天然の渓谷と呼ばれて、政府の法律によって保護される。そしてその周りで人々がタコスとか海賊品を売るようになるんだ。周囲の経済規模は40.8%向上する
●アメリカ、男性:アメリカだと5年の歳月と20件の訴訟、更に工期が2年延長して22人が作業中に死亡して・・・人種差別と性差別と年代差別の論争が起こり、フェミニストとPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)とブラックライブスマッター(黒人の命を大事に運動)が抗議と暴動を起こし、複数の神々と建設業者7社が犠牲になる
●アメリカ、男性:ゴジラがよく襲うし日本にとっては朝飯前なんだろう

最後に、事故発生から完全復旧までの早送り動画をどうぞ。

   


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あやうく人を轢いてしまうところだった (2016.11.16)
先日、私は車で Kingsway をダウンタウン方面に向かっていた。小雨模様だったが、昼間だったので視界は悪くなかった。Kingsway から Main St. に合流し、6th Ave. あたりに来た時だった。私が中央車線を走っていると、左車線の少し前を走っていた小型トラックが、突然、徐行し始めた。急ブレーキと言うほどではないが、かなり急な徐行だった*。私は、「左折でもするのかな?」と思ったが、位置関係からしてトラックの左折シグナルが見えない。

一瞬そのまま進もうかと思ったが、念のためと思ってトラックに並んで完全停車した。それがよかった。トラックの影から、20才くらいの若者が走り出てきた・・・しかも、私の方をまったく見ないで。フ~~~ッ!、間一髪だった。あのまま進んでいたら間違いなく彼を轢いていた。ジェイウォークした若者がいけないのだし、スピードはおそらく時速40キロにも達していなかったから、こちらに過失はないとしても、事故なんか起こしたくない。

しかし、振り返ってみて、あの場面で完全停車する車は半分もないと思う。私だって、20年前だったら、おそらく徐行はしても停まりはしなかった。そう思うと背筋が寒くなった。そして、これまで以上に安全運転を心がけねばとつくづく思った。特に、隣の車線の車が“意味もなく”急停車した場合は、こちらも必ず完全停車すること、それが大事だ。

* トラックは、道路のど真ん中に立っている若者を見て“親切心”で停まったのだろうが、あの親切心はかえって危険だとも思った。私の車(Prius C)のような小型車なら、私の右後ろの車からも若者が見えるだろうが、小型トラックになったらそうはいかない。“親切心”がかえって仇になるのだ。あの場面では、トラックも私の車も停車せずに通過して、若者はまったく車がやって来ないタイミングで渡れば、それが一番安全なのだ。

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WWI参戦の日系人を顕彰する記念額 (2016.11.15)
先週金曜日(11日)の Rememrance Day にスタンレー公園で、第一次世界大戦で戦った Masumi Mitsui 軍曹とその他227人の勇敢な日系カナダ人兵士たちを顕彰する新しい記念額が除幕された。ブロンズの記念額は公式のカナダ記念建造物として、ほとんど忘れられていた兵士たちを顕彰するものだ。除幕は、Mitsui 軍曹の孫にあたる David Mitsui、Vancouver Centre 地区選出の国会議員 Hedy Fry、Japanese Canadian War Memorial Committee 委員長 Linda Reid らによって行われた。

第一次世界大戦の時、Masumi Mitsui は志願してカナダのために戦いたかったが、ブリティッシュコロンビア州政府は彼を兵隊にさせてくれなかった。当時、ブリティッシュコロンビア州内では日本生まれの彼を他のカナダ人と同等に見てくれなかったのだ。そこで彼は、日系カナダ人も軍隊に入隊させてくれた数少ない州の一つ、アルバータ州に行って入隊した。彼は伝説的に伝えられる Battle of Vimy Ridge で戦い、 Battle of Hill 70 では35人の兵士を率いた。

戦後、生き残った兵士たちがブリティッシュコロンビア州に戻った時、州が彼らに選挙権を与えることはなかった・・・彼らは国のために戦えば選挙権をもらえると思っていたのに。Mitsui 元軍曹と他の元兵士たちは、 Royal Canadian Legion の中に彼ら独自の部門を作り、州内での選挙権獲得のためにロピー運動を開始した。10年以上にわたって州議会に対して不断の運動を続けた結果、1931年に彼らはアジア系カナダ人として州内で初めて選挙権を獲得した。

選挙権を獲得してから10年後、Mitsui 元軍曹はカナダ政府によって財産を取り上げられ、強制収容所に送られた。Mitui 元軍曹は、カナダ政府が日本人の強制収容について謝罪した年の前年、1987年に他界した。彼は、第一次世界大戦で生き延びていた最後の元兵士だった。

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ワンベッドルームの家賃2,300ドルに批判集中 (2016.11.14)
過去十数年の異常な住宅価格高騰の影響で、賃貸不動産の家賃も異常に高くなっている。バンクーバーウェストエンド地区で、築50年で625平方フィートのワンベッドルームアパートメント2軒が、改築直後に、家賃2,000ドルと2,300ドルでそれぞれ賃貸広告に載った。これに、「賃貸不可能の危機だ」と批判が集中している。1203 Broughton St. にあるアパートメントビル Empire Towers が問題の建物だ。1968年に建造されたコンクリートビルは10階建てで、40戸のアパートメントスイートがある。昨年、ビル全体が11.6ミリオンドル(約10億円)で新しい所有者に売られ、改修が施されて、上述の価格になったようだ。

う~ん、すごいね。ワンベッドルームがこんなに高かったら、普通の収入では食事さえまともにできなくなってしまう。

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不要携帯電話から金メダルを作る (2016.11.13)
「不要な携帯電話から作った金メダル 東京五輪にも!」と題するニュースがあった。携帯電話には、金、銀、銅などの金属が使われていて、それらを抽出することでオリンピックと同じサイズのメダルが作れてしまうのだそうだ。ただし、オリンピックの金メダルは、銀で造った土台に金約6グラムでコーティングして作る。そこで、クイズ。金メダル1個作るには、つまり、6グラムの金を抽出するには、不要になった携帯電話が何台必要か?。

答: 約200 (「約  台」の間をダブルクリック、あるいはハイライトすると答が出る)

ニュースソース> 携帯電話から金を抽出する工程を動画で紹介している。

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クリントン氏、得票数では上回る (2016.11.12)
先のアメリカ大統領戦では、得票数ではクリントン氏のほうが“花札男”を上回っていたらしい。CNNの集計(開票率92%)によれば、クリントン氏の得票数は5,975万5,284票、花札男は5,953万5,522票で、クリントン氏のほうが約22万票多かった。ただし、不在者投票なども加わるため、全体の数字はこの後変動する。

もし、このまま行けば、クリントン氏は2000年大統領選でジョージ・W・ブッシュに負けた民主党のアル・ゴア氏以来の、得票数では勝っても大統領にはなれなかった候補者となる。ゴア氏以前を見ると、米大統領選で得票数では勝ったのに落選した候補はアンドルー・ジャクソンサミュエル・ティルデングローバー・クリーブランドの3人の例があるが、いずれも19世紀の話だ。

なんだか知らんが、得票数が多いのに負けてしまうっていうのも変な話だね。要するに、アメリカの選挙制度にも「一票の格差」があるってことだろうか。それにしても、得票数では勝っても大統領にはなれなかった候補者5人が、いずれも民主党員というのはどういうことだろう。これだけ偏ると、アメリカの選挙制度に問題ありと思えてくるのだが・・・。


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カナダ:2017年の計画移民数は30万人 (2016.11.11)
カナダ政府の移民大臣 John McCallum は、来年2017年にカナダは300,000人の移民を受け入れると発表した。これは昨年、シリア難民の受け入れ時に今年の仮目標として設定したた数字と同じだ。自由党の経済アドバイザー委員会は、より良い経済成長のためには大幅な移民増加が必要とし、この先5年間で年に450,000人のレベルまで漸増させることを提言していた。大臣は、450,000人は目標として掲げたい数字だが、来年の移民数目標の設定には組み込まなかったと述べた。

う~ん、カナダは広い国土のわりには人口が少なくて、移民を受け入れやすい国だが、毎年、人口約3,400万人の1%近くもの移民を受け入れるのにはびっくりしてしまう。シリア難民のように、命からがら生き延びている人たちが世界中にいるのだから、できるだけ受け入れてやったらいいとは思うが・・・。


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大統領選の余波:移民局のサイトがダウン (2016.11.10)
アメリカ大統領選であの“花札男*”が当選してしまった余波で、カナダ移民局のサイトがダウンしてしまったらしい。花札男を嫌うアメリカ人が、絶望感からカナダに移住しようとして移民局のサイトに殺到しているのだ。

私には彼らの気持ちが分かる。カナダに住む自分には関係ないはずなのに、8日の夜は、私さえものすごい絶望感に襲われたのだから・・・。あの日は絶対、女性初のアメリカ大統領誕生と思ってテレビをつけたら、最初から花札男の快走ではないか。女性候補者の最後の望みも消えたころ、私はテレビを消してベッドに入ったが、頭にきてなかなか眠れなかった。ともかく、昔からよくニュースに出てきた花札男は私の大嫌いなタイプの人間だった。それが大統領になってしまったというのだ。彼を嫌うアメリカ人たちが逃げ出したくなるのは当然だろう。

しかし、カナダ国民はアメリカから逃げてくる人たちをそれほど歓迎していないようだ。11月8日に発表された世論調査では、ほとんどのカナダ人がカナダに逃げだしたいアメリカ人を受け入れることに反対している。その一方、同じ調査で、ほとんどのカナダ人がクリントン氏を支持しているらしい。だったら、行き場のなくなった“かわいそうなアメリカ人たち”を受け入れてやったらどうかと思うのだが・・・(^^)?。

* 「花札男」は私の命名・・・(^^;)。花札は英語でいったら「ト・・・」だよね、たぶん・・・(-_-;)。私は彼の名前を書くことすら気が進まない。それにしても、人種、宗教、性別、性嗜好などで多くの差別感を持っている上、人間的にもとても褒められないあんな男を、アメリカはよくも選んでしまったものだ。まったく信じられない。そうかと思えば、反対側の大陸には邪魔な人間は次から次へと”消していく”男がいるし、嫌な世界になったものだ。

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スカイトレイン Evergreen Line 12月2日開業 (2016.11.09)
トンネル建設で陥没穴が見つかるなどして大幅に建設が遅れていたスカイトレインの新路線 Evergreen Line が、ついに12月2日(金)に開業することが決まった。建設に1.43ビリオンドル(約1,100億円)かかった新路線は、Lougheed Town Centre 駅から Port Moody を通って Coquitlam の Lafarge Lake–Douglas 駅までの11キロを結ぶ。TransLink の推定では、2021年までに毎日70,000人がこの路線を利用するものと見られている。

City/PortMoody による Evergreen Line Test Run とタイトルした Youtube 動画があったので貼り付けてみた。景色と最後に Burquitlam 駅で停まることから判断すると、Lafarge Lake–Douglas 駅から Lougheed Town Centre に向かう進路(West bound 西向き)で走っているようだ。

   


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原子爆弾がBC州北部の海中に・・・(-_-;)? (2016.11.08)
10月31日、ブリティッシュコロンビア州北部 Banks 島付近の海中で、ダイバーが得体の知れない物体を発見した。発見者 Sean Smyrichinsky は最初 UFO かと思って、船に上がってから仲間に物体のことを話すと「お前さん、頭狂ってるよ」と相手にされなかった。陸に戻ってから、彼はダイバー仲間など知り合いに片端から聞いていった。そして、ようやくカナダ国軍で働く旧友にたどり着き、その人物から、1950年に(原子?)爆弾を搭載したアメリカ空軍爆撃機が州北部沿岸部で墜落したことを聞いた。

Royal Aviation Museum of Western Canada の歴史家によると、冷戦時代の1950年2月12日、アメリカ空軍の大陸間飛行爆撃機 Convair B-36B はアラスカの基地を飛び立った。同機には、Mark IV と呼ばれる(原子?)爆弾が搭載されていた。13日直前の深夜、BC州北部沿岸部に達したころ、6基ののエンジンのうち3基が燃えだした。17人の乗員全員が落下傘降下したが、5人が死亡した。失われた爆弾 Mark IV は飛行船のような形をしていて、長さ3.5メートル、幅1.5メートルあった。4年後には、BC州北部山中で偶然、その飛行機の残骸が発見されている。アメリカ軍は1949年から1953年の間に Mark IV を550ユニット製造した。

Smyrichinsky は、Google画像検索で”Mark IV”を調べたが、出てきた画像を見てすぐに海中で見た物体と同じだと思った。Smyrichinsky からの情報を受けた CFB Esquimalt は、HMCS Yellowknife を現場に送り今後数週間にわたって調査を行う。現地では、Smyrichinsky の案内によって、遠隔操作の乗り物が海底にある物体の写真やビデオを撮ることになっている。カナダ国軍の Steve Neta は、当時の記録によると「消えた原爆」は模造カプセルであり、核兵器である可能性は低いとしながらも、しっかり調査して確認したいと言う。

う~ん、なんだか知らんが、ぶっそうなものをアメリカ軍はカナダに落っことしたもんだね。あまり人が住んでいない地域とは言え、原子爆弾が爆発したら、その地域・海域が放射能汚染されて何十年も近づけないだろうからね・・・(-_-;)。


<ニュースソース>
 CBCニュース CTVニュース

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3年連続のフルーショットはかえって危険・・・(-_-;)? (2016.11.07)
インフルエンザは通常、11月末から始まって12月末にピークに達するが、今年はすでにブリティッシュコロンビア州、マニトバ州、オンタリオ州などで感染が報告されている。ということで、そろそろフルーショットを受けようとしている人も多いだろう。ところが、何年も連続してフルーショットを受けるとかえって危険かもしれない、というニュースがあった。

British Columbia Centre for Disease Control の Dr. Danuta Skowronski は今年初め、2012年、2013年、2014年と連続してフルーショットを受けた人は、2015年に新しいタイプのインフルエンザにかかる危険性が高まっていたとの研究結果を発表した。同様の危険性を示唆する報告は他にもあり、たとえば、2009年に H1N1インフルエンザが流行った時、Canadian flu surveillance network は、2008年末にフルーショットを受けた人は、受けなかった人に比べて1.4~2.5倍 H1N1に感染する確率が高かったと報告している。

フルーワクチンは、特定のインフルエンザ種だけを攻撃する抗体を作り出して体に作用する。科学者たちは毎年、常に変化し続けるウィルスをより有効に攻撃するためにワクチンを変えていく。しかし、2014~2015年のフルーシーズンは、ワクチンの有効性が特に悪くてカナダではたった9%*しか効かなかったと言われる。

さらなる研究が必要ではあるが、何年も続けてフルーショットをすると、免疫システムが新しいタイプのウィルスを撃退することがより難しくなる、と信じる人も少ないないようだ。


* In Canada, its effectiveness was rated at a meagre nine per cent that season. とある。どのような effectiveness が9%なのか、もう一つわかりにくいのだが・・・(-_-;)。ともかく、フルーショットの効果があまりなかったということだろう。

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麻薬での死者数すでに昨年を上回る (2016.11.06)
麻薬に汚染されていない日本から来た人間としては、この州の麻薬の蔓延は呆れてしまう状況で、こんなトピックは本当は書く気もしないのだが・・・(-_-;)。

BC州検死サービスによると、今年1月1日から9月30日までに、麻薬の吸い過ぎで死亡した人の数は州内で555人に達し、昨年12ヶ月間の数字508人を上回った。特に、フェンタニル死亡者数は昨年に比べて3倍になっていて、これが死者数増加の一番の要因になっている。2007年から2016年までの間、Victoria、Vancouver、Surrey が最も死亡者が多い。Victoria では今年すでに44人がフェンタニルで死亡し昨年の18人に比べて3倍以上になった。検死サービスによると、こうした死亡者が吸引する不法薬物には、ヘロイン、コカイン、MDMA、メタンフェタミンなどが含まれる。


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カナダ建国150周年を祝う歌を募集 (2016.11.05)
来年はカナダが建国して150周年に当たる年だ。そこで、ブリティッシュコロンビア州の Judith Guichon 副総督が、州にとって150周年の大切さを現すような歌を募集することになった。州全体から選ばれた音楽家審査員団が応募曲を審査し、150周年を記念する歌に選ばれると1,000ドルの賞金が与えられる。応募の締切は、来年3月31日。

応募条件は以下の通り:
◯8人以上による合唱曲であること。
◯長さは5分以下でオリジナル作品であること。
◯カナダ誕生150周年のテーマが盛り込まれていること。

さあさあ、歌作りに自信のある人は頑張ってみては・・・(^^)?。


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最も信頼できる2017年型新車は・・・ (2016.11.04)
2017年型の新車は、どのモデルが信頼できるかというランキングがあった。アメリカの非営利消費者組織 Consumer Union が発行している月刊誌 Consumer Reports によるもので、300以上のモデルを調査対象にしている。それによると、総合カテゴリーで最高の評価を受けたのは Lexus CT 200H と Toyota Prius だ。一方、最悪評価となったのは Cadillac Escalade で、トランスミッション、電気系統、インフォテインメントシステムなどに問題があるということだ。

最も信頼できる車ベストテンは、上位から Toyota Prius、Lexus CT 200h、Infiniti Q70、Audi Q3、Lexus GX、Lexus GS、Mercedes-Benz GLC、Chevrolet Cruze、Audi Q7、Toyota 4Runner となっているが、さらに詳しくはこちらを参照。一方、10 Least Reliable Cars 最も信頼できないモデルのワースト10はこちらのサイトにあり、電気自動車の Tesla Model X を含めてすべてアメリカメーカー製だ。また、こちらのサイトからは、Used car reliability 中古車信頼性、Reliability by Car Type 車種別信頼性なども見ることができる。

う~ん、ベスト10のうち6モデルは日本メーカーだね。特に、トヨタがすごい。しかし、日本以外の車もどんどん追い上げてきているような気がする。日本メーカーにはさらに頑張ってもらいたいね。ともかく、北米で相変わらず日本メーカー製が幅を利かせているのは、自動車とカメラ、プリンターくらいしかないんだから・・・(^^;)。


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家賃滞納の理由はなんと・・・ (2016.11.03)
ちょっと信じられないようなニュースがあった。いかにもカナダ的というか、なんというか・・・(^^;)。

バンクーバーの賃貸アパートに住む Paul Botha(36才)は、二ヶ月連続で家賃滞納の瀬戸際に立たされている。「彼は無職なの?」。いやいや立派な仕事をしているよ。「じゃあ、なんで家賃滞納のなっちゃうの?」。それがね、彼がカナダ連邦政府の Parks Canada カナダ公園局に勤めてるからさ。「え~~~!?、連邦政府で働いていると、お金が足りなくなっちゃうの?」。そうです、そのとおりです・・・(^^;)。

Botha はカナダ公園局の職員22,000人の一人だ。そんな立派な職についていながら、お金がない。なぜないのかって言うと、公園局からの給料3,000ドル以上が未支給になっているからだ。そのため、彼は10月分の家賃に使った小切手が不渡りになってしまい、ビルの管理人から立ち退き通知書を受け取った。事情を説明すると管理人は特別に猶予してくれたが、10月31日が限度と言われた。別のアパートに移りたくはないし、そもそも転居先へのディポジットすら作れない。

なぜ連邦政府の給料支払が滞ったのか?それは、Phoenixという給与支払いのための新システムに問題があるからだ。このシステムのせいで連邦政府 82,000人の人達に、支払い不足、過払い、あるいはまったくの不払いなどの問題が発生した。しばらくして、約60,000人の分は問題解消したが、残る人たちの分がいつ支払われるのか分かっていおらず、Botha もそのうちの一人になってしまったのだ。彼は、なんとか生き延びようとして副業を探している。連邦政府が古いシステムに代えて導入した新システム Phoenix は今年2月に使用開始され、一年に70ミリオンドルを節約できるという触れ込みだった。

このニュースは先月末のものだった。はたして Botha が家賃を払えたかどうか分からない。それにしても、職員に給料を払わなかったら、70ミリオンドルくらい節約できるのは当たり前だよね・・・皮肉ってるぶつくさ男・・・(^^;)。


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中華街:あまり知られていない5つの事 (2016.11.02)
バンクーバーの中華街を歩くと目につくことがいろいろある。たとえば、バンクーバーで赤い街灯が立ち並ぶのは中華街だけだ。しかし、あまり知られていない事実もいくつかある。それら中華街の歴史の5つの事実を紹介しよう。

1.カナダ最大の中華街:オタワ、カルガリー、トロント、モントリオールなどカナダの主要都市にはどこにも中華街があるが、バンクーバーの中華街が最大だ。また、北米でもサンフランシスコについで二番目に大きな中華街と言われる。

2.国指定史跡の一つ:カナダには976ヶ所の国指定史跡があるが、中華街はその一つだ。2011年10月に、カナダで最大かつ最古の中華街*の一つとして、そのリストに加えられた。1800年代後半にたった90人の中国人が住み始めて以来、今ではものすごい数の中国人の人口になっている。

3.93才のテイラー Bill Wong が健在:おそらく、93歳になる伝説的な“街のテイラー” Bill Wong ほど中華街の歴史を知っている人はいない。Wong は生まれてこのかた中華街で過ごしてきた。家業の洋裁店 Modernize Tailors は100年以上前に、Pender St. と Carrall St. の角に開業した。1950年代になって、Wong の父親が彼に家業を継いだ。店はドキュメンタリー番組でも採り上げられたこともあり、変わりつつある中華街にとって、なくてはならないものになっている。「私の店が唯一のテイラーになってしまった。昔は何十軒もあったのに・・・」とWong は言う。

4.一世紀にわたって営業するレストラン:中華街で一世紀の歴史がある店は、Modernize Tailors だけではない。レストラン Sai Woo は、1925年に開業したレストランで、何十年にもわたって人気を博した。いったんは閉店したが、昨年、同じ名前で再度開業し、伝統的な中華料理に現代的な味付けのメニューでサービスする。

5.新規開発につのる憂慮:中華街の一部の人達は、新しい開発事業が次々に進められて、中華街の伝統を壊してしまうのではないかと心配する。中華街の歴史家 Judy Lam Maxwell は言う、「中華街ではコンドミニアムなどの建設がたくさん行われていて、中華街が完全になくなってしまうのではないかと心配だ。たとえば、中華街に残っている焼肉店は二軒だけになってしまったし、他にもたくさんの店が消えていった」。また、「新しいコンドミニアム群が完成したら、もともとの町並みはなくなるわけではないが、コンドミニアムの後ろに隠れてしまう」という声もある。


* 厳密に言って、カナダ最古の中華街はビクトリアだったと、ぶつくさ男は記憶する。おそらく、バンクーバーのはそれに次ぐ古さだろう。

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ガン宣告を受けたRCMP警官の大胆な行動 (2016.11.01)
RCMP のオフィサー Dan Moskaluk は、2013年にステージ4の腎臓がんで余命数ヶ月から長くても2年と宣告された。Moskaluk は医療サービスを受けながら、徹底した食事療法を開始した。動物性蛋白質を完全排除して厳格な菜食主義に転じたのだ。そして、彼は、奇跡的にがん細胞を完全に駆逐して立ち直った。彼は、徹底した菜食が彼の命を救ったと信じている。なお、Moskaluk は以前 RCMP の広報担当をしてテレビニュースにもよく出ていたので、私自身、ニュースソースにある彼の写真に見覚えがあった。

ガン専門医の Dr. Wendy Ross は、がん治療を受けている間に菜食に徹することが治癒に役立つという証拠が、相次いで報告されていると話す。彼女は、菜食に変えるだけでがんを治せるとは言わないが、菜食ががんを抑制することは間違いないし、すでに治療を受けている場合でも菜食が害になることはないと言う。Moskaluk のストーリーは、自然食品つまり野菜中心の栄養摂取に切り替えて健康管理を行った人たちを紹介する新長編ドキュメンタリー映画 "Eating You Alive" で採り上げられた。

Dr. Wendy Rossは、医学研究と新薬開発に巨額が投じられているにも関わらず、かつてないほどの数の人たちが慢性疾患で死んでゆくと指摘する。映画は、肉、乳製品、それに加工食品を食べないことで、ガン、心疾患、脳卒中、糖尿病、肥満、高血圧、アルツハイマー病、関節炎などの症状を向上させることができると訴える。

う~ん、ウィキペディア「ベジタリアニズム(菜食主義)」の「健康への影響」を読むと、動物性蛋白質が体に悪いことがはっきりしている。それなのに、国を挙げて動物性蛋白質の排除をするようでもない。そんなことをしたら、酪農、肉製品の運搬と販売、それに肉食レストランなどの業種が大打撃を受けるからだろうか。でもまあ、厳しい法規制によって衰退するタバコ産業ではないが、いよいよその時が来たら人類は「肉を食べるのをやめよう」と大声で言い出すのかもしれない。


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メモ:一昨日、「10月の降雨日数が26日となって観測史上一位タイになるかも」と書いた。ところが、昨日のニュースでは「10月の降雨日数が28日となって、これまでの観測史上一位の26日を抜いた」となっていた。両方とも CBCのニュースだが、どうなってんだろう。ともかく、よく降ったよね・・・(^^;)。

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バンクーバー空港が空港ランキングで世界一に (2016.10.31)
CAPA Centre for Aviation という機関が発表した世界の飛行場ランキングで、バンクーバー空港が第一位になった。同ランキングには、傑出した経営戦略があったり国際便運航で急成長を遂げたりした空港がランクされる。バンクーバー空港は、2015年に2,030万人の利用者数を記録し 15%の増加を示した。2016年の利用者数は、2,300万人に達するものと期待されている。CAPAはバンクーバー空港を、「地域密着型ですべての利益を空港の運営と発展に再投資するという、独特の管理構造を持つ非営利的な空港公団」として認めている。

う~ん、2007年には、ポーランドから移民してきた男が、言葉が通じないだけのことで結果的に警察官に殺されてしまったりして、とても“世界一“などと言えるレベルにはなかった。しかし、あれから9年が経過しているから、あの事件は“時効”ということか。ポーランド語を話す空港スタッフがいれば男が殺されずにすんだことを考えると、あまりにもひどい事件で、私にはとても時効とは思えないのだが・・・(-_-;)。


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今月は記録的な降雨日数 (2016.10.30)
28日現在、バンクーバーの公式雨量計では今月の総雨量が180.2ミリに達した。平年では121ミリの雨量だ。あと数日残すとしても、雨量自体は今のところ観測史上12番目の多さで驚くほどではない。しかし、問題は雨が降った日数だ。28日のうち23日で雨が降り、これだけでも10月としては三番目の多さだが、もし29日、30日、31日と降り続けたとしたら、合計26日になって第一位に並んでしまう。昨日29日はバッチリ降ったし、今日、明日もにわか雨の可能性があるから、ひょっとすると”大記録”に並ぶかもしれない・・・(^^;)。

一方、ビクトリアは今月217ミリの雨量を記録して、10月としては観測史上第二位の総雨量を達成してしまった*。もっとも、残る数日でどれほどバシャバシャ降ったとしても、2003年に記録した319ミリはとても超えそうにないが・・・(^^;)。

なぜ、今月、バンクーバーやビクトリアでこんなに降ったかということだが、次から次へとやってきた太平洋からの暴風雨が原因している。それと、過去数年の秋は異常に暖かで乾燥していたために、よけい今月の降り方が印象的だ。ともかく、傘は持って出かけたほうがいいよ、11月前半も雨が多い予報だから・・・(^^;)。


* ビクトリアの年間降雨量は平年で700ミリくらいしかないから、今月の217ミリは本当に強烈な降り方だ。ちなみに、バンクーバーの年間降雨量は平年約1,460ミリで、東京(約1,530ミリ)と似たようなもの。それにしても、多少とも東京のほうが雨量が多いのは意外な感じがするね。

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シリア内戦で失われた古都アレッポの情景 (2016.10.29)
シリア内戦で”廃墟”となった同国第一の大都市 Aleppo アレッポ地図)の町をドローン撮影した動画が、Youtube に載っていた。まるで、世界滅亡後の映画のワンシーンに見えるが、撮影者は「これがアレッポの現状」だと訴える。

   

ニュースソースには、内戦前の平和な街に様子が写真に載っている。動画と比べてみると、戦争がこれまでに生み出した破壊的な犠牲を際立たせる。2011年3月に内戦が始まって以来、死者は30万人を超え、480万人近くが国外に逃れた。約1年前にカナダの政権政党となった自由党は、その一部を難民として受け入れた。しかし、アレッポで包囲下にあるおよそ27万5000人のシリア人には、逃れるという選択肢はない。政府軍と反政府軍が激しく対立する中、いまや地域全体が廃虚と化している。


ニュースソース> 30枚くらいある内戦前の画像には、平和に暮らす人々の生活が写っている。

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地球に優しい“ネットゼロ住宅”時代が・・・ (2016.10.28)
カナダにも、地球に優しい“ネットゼロ住宅”の時代がやってきそうだ。カナダの自由党政権は、住宅のエネルギー効率がさらに向上して、住宅建築業界がもっと多くのネットゼロ住宅を建築してくれればと願っている。ネットゼロ住宅とは、消費するエネルギー量が(住宅自体が)生産するエネルギー量と同じかそれ以下の住宅だ。つまり、太陽光パネルを屋根に付けたような住宅のこと。

近いうちに、自由党政権が建築基準に変更を加えて、今後15年間に住宅開発企業にもっと多くのネットゼロ住宅を造らせようとする取り組みだ。同政権は、また、住宅所有者がエネルギー消費を少なくできるように住宅を改造するための奨励策を発表すると期待されている。こうした二つの政策は、現在、カナダの炭素汚染の17%を占める住宅からの温室効果ガス排出を減少させるのが狙いだ。これはすべて、12月にジャスティン・トルードー首相と州知事たちとの間で行われる気象についての会議で発表される環境対策リストに盛り込まれている。

ネットゼロ住宅では、屋根の上に高効率の電気炉を動かすソーラーパネルを設置する。そして、住宅が生み出す熱を保持するために、さらなる断熱設備と三重窓が必要で、通常の住宅建設よりも平均で15%割高な建築費用になる。このことが、ネットゼロ住宅の販売にブレーキを掛けていると、住宅建設業者の関係者は言う。また、機械工学と宇宙工学が専門の大学教授は、建築技術が進みよりエネルギー効率の良いアプライアンスがあるのに、今日の住宅は25年前の住宅と同程度のエネルギーを消費していると指摘する。その原因の一つには、人々がより大きな家に住もうとすることが挙げられている*。

* 住宅はどんどん小さくなっているような気がするのだが・・・(-_-;)?。

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週3回の散歩で認知症を抑える (2016.10.27)
「1時間の散歩を週3回すれば、認知症の原因になる認知機能障害を抑えることができる」という研究結果が、UBCの研究者から発表された。血管性認知障害は脳の中の血管内での病気で、認知症の原因として二番目に大きな障害となっていて、脳の中の神経単位が機能不全におちいるアルツハイマー病とは異なるものだ。

研究者 Teresa Liu-Ambrose は、血管性認知障害を患う高齢者を対象に調査を行った。調査では、血管性認知障害を持つ平均年齢74才の人たちをランダムに2グループに分けた。そして、6ヶ月間にわたって、一つのグループには1時間の散歩を週に三回行う運動プログラムを、他方のグループにはその病気と健康的な食事についての教育プログラムを行った。その結果、“運動グループ”の人たちの認知能力がプログラム開始前よりも向上し、また、“教育グループ”の人たちよりも良くなったことが分かった。

ところが、運動グループの人たちが散歩をやめて6ヶ月後に調査したら、彼らの認知機能は教育グループの認知機能と差がなくなってしまった。このことは、散歩を継続することが認知機能の向上に重要だということを意味する。彼女は言う、「今のところ、認知障害を持つ人達への有効な薬物療法はない。これらの研究を根拠に、患者に運動を勧めることが適切なアプローチであると考える」。

う~ん、何年か前に、ここで「人間は運動すると脳の中の海馬という部分に、各種の栄養成分、特に BDNF が送られて海馬が活性化され、集中力が高まる・・・」と書いたことがある*。たぶん、このニュースで言っていることはそれと同じ理屈だろう。ともかく、人間にとって体を動かすことがどれほど大事かということを、あらためて教えてくれるニュースだった。


*ハーバード大医学部のジョン・J・レイティ John J. Ratey 教授の「脳を鍛えるには運動しかない(Spark)」という本を参考にしたトピックだった。

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BC州:プログラミングが必修科目に (2016.10.26)
先日、日本のコンピュータ教育の遅れについて書いたが、日本の遅れをいっそう際だたせるようなニュースがあった。ブリティッシュコロンビア州では2018年までに、州内のすべての学校でコンピュータプログラミングが必修科目になるというのだ。

とりあえず、段階的に、州内の学校のカリキュラムにプログラミングを必修科目としていく。プログラミングを幼稚園にさえ導入することも考えられている。つまり、通常のコンピュータ操作は当たり前のこととして飛び越えて、すべての子どもにプログラミングまで教えてしまうということ。カナダでは、コンピュータで読む、書く、計算するだけでは良い仕事につけない、ということを教育界が十分把握しているわけだ*。

ハイテク関連での仕事のチャンスはこれまでにないほどの規模で拡大している。カナダ全体で2020年までに20万の通信情報関係の雇用が生まれると見込まれ、ブリティッシュコロンビア州だけでも約9,000社のハイテク企業がある。州政府の資料によると、州内のハイテク企業に従事する人の数は、鉱業、オイル、ガス、林業を一緒にしたよりも多く、平均で週1,580ドルの給与をもらっている。しかも、ハイテク関連の仕事は、ハイテク企業にとどまらない。銀行、鉱業、小売業などあらゆる職種でハイテク技術者が求められていて、将来どれほどのハイテク技術者への需要が生まれるのか見当もつかない。

う~ん、かたや大半の子供がタッチタイピングすらできない国、かたやプログラミングさえもが必修科目になる国、何という違いだ。この調子では、日本は「アジアの・・・」ではなく、「世界の弱小国」になってしまうかもしれない・・・(-_-;)。

* Reading, writing and arithmetic might not be enough to compete in Canada's future job market, say technology experts. まさに、「読み書きそろばんだけでは、カナダの就職戦線では不十分だ」と言っている。

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メモ:昨日のトピックの最後に「後記」を加えた。電通の残業の酷さはもう言葉で表せない・・・(-_-;)。

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「電通本社ビルが一斉消灯」・・・ところが (2016.10.25)
ネットで新聞を読んでいたら、「電通本社ビルが一斉消灯」というタイトルが目に飛び込んできた。女性新入社員が昨年末に過労自殺し労災認定されたことを受けて、長時間労働を抑制するための措置だ。私は、「いや~、やっとこさ、日本の異常な“残業制度”に改善の兆しが生まれたか」と喜んだ。

ところが、よく読んでみてびっくりした。その消灯時間が午後10時だというのだ。私は見出しをチラッと見た時には、午後7時ころに消灯するのかと思った。それが10時だというのだ。ということは、通常の退社時間は午後5時だから。毎日5時間残業するのが”ふつう”ということになる。これが日本の“残業界”の常識なんだろうか。これでは改善もへったくれもないし、「一斉消灯」の前には、午前0時あるいはそれ以降まで残業した人もいたってことにもなる。なんとも・・・(-_-;)。

私が東京で働いていたころ、その会社ではそれほど残業がひどくなかった。ほとんどの人が5時に退社したし、私自身、まれに残業しても7~8時くらいまでで10時まで残業したのは記憶にない。また、カナダの企業でも、よほどのことがなければ残業する人などいないと聞く。そもそも、「残業」なんていうと「忙しいんだね」と思ってしまうが、私の経験から言えば、それは怪しい。5時までに仕事を終えようとする人は能率が良いし、残業が当たり前になっている人には「(時間内には)そんなに頑張らなくても・・・」という雰囲気がある。

ともかく、日本企業の異常さはいつまでたっても変わりそうもない。「午後7時に一斉消灯」なんていう見出しが現れたら“本物”なのだが・・・。

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後記:これを書いた翌日、こんな記事があった。自殺した女性社員がSNSに「もう(午前)4時だ 体が震えるよ…… しぬ もう無理そう。つかれた」と書き込んでいたのだ。なんと、彼女はその日19時間も働いていたことになる。これで、やっと、「午後10時消灯」までしかできない“電通の事情”がわかった・・・(-_-;)。どうやら電通は本当に異常な職場のようだ。

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オシッコ問題の解決・・・(^^;) (2016.10.24)
友だちから「今なら Japan TV を無料で見られるよ」と聞いて、このところ、Japan TVを時々見ている。そうしたら、先日、私にピッタリの情報を伝える番組があった。オシッコの問題を採り上げたNHK「ためしてガッテン」だ。年とともに三大不快尿(頻尿、尿漏れ、残尿感)を感じるようになった私に、この番組は“解決策”を授けてくれた。以下がそのまとめだ。

1.三大不快尿を一挙に解決するには「お尻体操」:肛門を5秒間締め続けてから、ゆっくり緩める。これを一日に20回行う。毎日続ければ、1~3ヶ月で効果が出てくる*。

2.オシッコに要する時間が重要:健康人のオシッコに要する時間は平均で約20秒・・・ただし年齢差がかなりあり、男性の場合、30代までは17秒、50代で23秒、80代で31秒、女性は30代までは13秒、50代で18秒、80代で29秒というぐあいだ(詳しくはニュースソースを参照)。これよりも極端に長かったり短かったりしてはいけない。長すぎると、ぼうこうが縮みにくくなっているし、短すぎるとためにくくなっているということだ。


三大不快尿はふつう、ぼうこうが血流不足で“硬くなっていること”が原因している。ぼうこうは風船のように伸び縮みしてオシッコをためたり出したりするが、血液から得られる酸素が減ると十分に機能しなくなる。ぼうこうは心臓から最も遠い臓器で、血流の変化を受けやすい。ところが、お尻体操を行うとぼうこうに酸素が行き渡るようになるのだ。ただし、これとは別に、自分から“意図的に”頻尿にしてしまう場合もある。その時は、次を行えば治る。

3.頻尿は“我慢すれば”治る:ぼうこうの張り具合で尿意を知らせてくれる尿センサーは、ぼうこうに半分程度まで尿がたまると、「そろそろトイレを探しておいた方がよいよ」という合図をする。ところが、このお知らせ尿意のたびにトイレに行く習慣を続けると、尿センサーは「これくらいのたまり具合が限界」と勘違い。本当はまだ貯められる余裕があるのに、強い尿意を発してしまう。 この状態を治す一番の方法は“我慢する”こと。「オシッコはまだまだ貯められるんだよ」と尿センサーに教えることで、再び正常に働いてくれるようになる。

いや~、ありがたい番組だった。私は早速お尻体操を開始した。ところで、就寝中は必ず1~2度トイレにいくのに、番組を見た夜は無理して一度もトイレにいかなかった・・・一晩我慢できたのが意外だったが・・・(^^;)。朝7時に目覚ましがなってやっとトイレに行った。そして、オシッコの時間を計ったら、なんと100秒もかかってしまった。“満タン”だったのだろうが、ふだんはむしろ短めで、友達と連れションしても自分があっという間に終わってしまうのが気になっていた。しかし、長すぎるのも短すぎるのもいけないのだから、これからは時々計ってみる必要がありそうだ。

* こんな時こそ、私がいつもすすめるカレンダーにマークする方法がいい。マジックインキで⑳とでも書いていくのだ。そうすれば忘れずに「お尻体操」を続けることができる・・・(^^)。

ニュースソース> NHK ためしてガッテン「快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ」

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日本亡国論:想像以上のコンピュータ離れ (2016.10.23)
以前、今年4月に入社した若者たちがコンピュータ操作ができなくて、迎え入れた企業側の社員たちが驚いているというニュースがあった。今度は、それに輪をかけるような話を日本の人たちから聞いた。

高校の先生をしている親戚の若者たちが、子供たちのコンピュータ離れとコンピュータ教育について嘆いているのだ。「高校に入学してくる子どもたちのほとんどがコンピュータを使えない」、「一応、高校では『情報』という教科が必修であるが、お定まりの教科書を使った授業がほとんどで、パソコン室でパソコンを触っているところは見るものの、ワード・エクセルを習得するまでには全く至っていない・・・生徒にタッチタイピング表計算ソフトワープロソフトを習得させるなどは、全くもって(教える側の)考えにない」。

こんな状況になったのは、文科省のトップがコンピュータ教育の重要性をまったく理解していないからだ。私だったら、日本中の小学校で生徒全員にまずタッチタイピングをマスターさせる。一年も二年もかかるようなテクニックなら話は別だが、あんなものは子供だったら一週間でできてしまう。そして、小学校あるいは中学校卒業までには、少なくとも表計算ソフトとワープロソフトの基礎をマスターさせる。それが終了して、やっと彼らは現代版「読み書きそろばん」を身につけたわけで、あとは本人の努力次第だ。もし、子どもたちが現代版「読み書きそろばん」すらできないとしたら、もう話にならない。

最近の日本はいろんな業界で、韓国、中国、台湾などに追いつかれ追い越されている。シャープのように、それらの国の企業から援助を受けないとやっていけない日本企業がいくつも出てきている。コンピュータを使えない新入社員が産業界にドバっと入ってくるのだから、当たり前かもしれない。産業界だけの話ではなく、一般の人達が知識を吸収するにもコンピュータ(インターネット)が不可欠な時代だ。そんな状況を考えると、コンピュータ操作できない子供たちばかりの日本は、ますます落ちていって、いずれ“アジアの弱小国”になるだろう・・・(-_-;)。

<参考トピック> BC州:プログラミングが必修科目に (2016.10.26)

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14ヶ月毎に大地震の危険が高まる (2016.10.22)
カナダ西海岸では、およそ14ヶ月毎に大地震が発生する危険性が高まり、その危険性が約2週間続く。まるで時計じかけのようだが、その仕組はこういうことらしい。

バンクーバー島北部からカリフォルニア州北部にかけての太平洋の海底に、約1,000キロにわたって伸びる Cascadia Subduction Zone カスケード沈み込み帯がある。同沈み込み帯では、Juan de Fuca プレートが北米プレートにぶつかって下に沈み込んでいる。沈み込む圧力がたまりにたまって約14ヶ月後に極限に達すると、北米プレートが元の形に戻ろうとしてはね返る。そのはね返りが大地震になる可能性があるのだ。

前回のはね返りは昨年12月から今年1月まで続いたから、次のはね返りは来年2月ころだ。はね返りでは、人間は感じることができないような小さな地震(slow slip ゆっくり地震)が数千回も起こる。たとえば、約3週間続いた前回のはね返りでは約8,000回もの slow slip が発生した。Geological Survey of Canada (GSC) のスタッフによると、カスケード沈み込み帯の slow slip は、世界で最も規模が大きく、最も定期的に発生し、最も研究されている。

カスケード沈み込み帯のプレートの動きを説明する動画があったのでリンクしてみた。この動画では、太平洋プレートと Juan de Fuca プレートの境界(海嶺)が盛り上がって、そこから両プレートがそれぞれ東西に動いていることも説明している。
   

う~ん、「これほど定期的に発生するのなら、あらかじめ警告を発すればいいのでは」と思ってしまうが、実は、GSC は以前、その都度、警告を発表していた。ところが、何も起こらないのに警告ばかりされるものだから、人々が関心を示さなくなってしまったらしい。GSC がウソ言ってるわけじゃあないけど、一種のオオカミ少年だね・・・(^^;)。でも、知っていた方がいいに決まっているのだから、もうちょっと宣伝してほしいね。

ニュースソース> 8,000回発生した slow slip の発生状況が地図で示されている。また、少し下に2つの地図が並んでいるが、左は今年夏の3週間に発生した微小地震を示し、右は上の地図と同じだ。つまり、平常時と“slow slip 時”の地震発生頻度の違いを示している。

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「英文タイプなんて男の仕事じゃあねえ」 (2016.10.21)
半世紀近く前、私が社会に出たころ、日本の多くの職場に女性の英文タイピストがいた。英語の文書は各部署のスタッフが原稿を手書きしてタイピストに渡し、彼女たちが仕上げていたのだ。そのためか、男性社員の中には「英文タイプなんて男の仕事じゃあねえ」と思っている人が少なからずいた。口には出さないが、態度で分かるのだ。

私が入社して間もなく、先輩から「英文タイプを練習しておくといいよ」と言われた。海外との連絡が多かったその会社では、“英語力“は必須だったのだ。私は、すぐに仕事の合間に英文タイプ(タッチタイピング)の練習を始めた。それも、“当時でさえ骨董品のようなタイプライター”を使ってだ・・・(^^;)。タイピング練習のソフトウェアなんてない(そもそも、パソコン自体がない)時代だったから、ちょっと大変だったが、一日に30分くらい練習して2週間もかからずにマスターしたように記憶する。

ところが、私の回りにいた男性社員の多くは、タッチタイピングにまったく興味を示さなかった。まさに、「タイピングなんて男の仕事じゃあねえ」と思っているふうだったのだ。それから数十年がたって彼らも退職し、家でパソコンくらいは使っているのだろうが、今だに一本指でキーボードを打っているに違いない。そんな彼らを想像すると、「2週間練習するだけでよかったのに・・・」と思えてくる。

それにしても、私がタッチタイピングを練習した時、それは英文を打つためのものであって、まさか“英文タイプ”を使って日本語が打てる時代が来るとは想像もしなかった・・・(^^)。

<参考サイト> 富士通タッチタイピング:タッチタイピングを教えるサイトはいくつもあるが、このサイトが特に使いやすそうだ。一日30分練習して、若い人で1週間~10日、年配者でも2~3週間で習得できるだろう・・・ただし、“一本指打法”が身についてしまっている人はかなりの努力が必要だ・・・(-_-;)。なお、日本語のタイピングには「ローマ字入力」と「かな入力」の2つがあるが、絶対に「ローマ字入力」ををすすめる。「かな入力」では英語が打ちにくくなってしまうから・・・。 

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Sunshine Coast への交通路建設計画で公聴会 (2016.10.20)
Sunshine Coast と Lower Mainland を結ぶ交通路建設についての公聴会が始まった。州政府は、公聴会を10月18日から27日までの間に、 Gibsons、Powell River、Sechelt、Squamish、そして West Vancouver で行うと発表した。また、オンラインによる州民からの意見聴取も18日から始まった。現在はフェリーか飛行機でしか行けない Sunshine Coast を、橋か陸伝いで Lower Mainland につなぐ交通路建設については、建設案が過去何十年も出ては消えていた。しかし、昨年、州政府はついに土木工学企業のR.F. Binnie 社に委託して、その交通路建設の実現可能性を調査し始めた。

   <現在の交通手段:Vancouver(車)→ Horseshoe Bay(フェリー)→ Nanaimo>
   

Todd Stone 運輸大臣は、どんなプロジェクトにしろ完成までに10年はかかり、「非常に重要なインフラストラクチャプロジェクトになる」と言う。ルートは決まっていないが、 Bowen Island を経由する案、Gambier Island を経由する案、Porteau Cove から対岸につなぐ案、それに、現存の99号線を北上して Squamish を回り陸路で道路を建設する案などが噂されている。

公聴会は以下の予定で行われる:
Squamish: Oct. 18, Squamish Valley Golf Club, 4 p.m.
West Vancouver: Oct. 20, Gleneagles Community Centre, 4 p.m.
Powell River: Oct. 25, Powell River Town Centre Hotel, 4 p.m.
Sechelt: Oct. 26, 4 p.m., Seaside Centre,
Gibsons: Oct. 27, 10 a.m., Gibsons Garden Hotel


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カナダ人男優キアヌ・リーブスの意外な一面 (2016.10.19)
カナダ出身の男優キアヌ・リーブスといえば、ハリウッドで押しも押されもせぬ大スターだが、彼にはそんな有名人には想像できない一面があるようだ。豪邸には住まず、高級車は買わず、ボディーガードは雇わず、ブランド品は身に着けず、時々ボロボロの靴を履いて、ホームレスのような格好で街をうろついたりもするという。移動する時には地下鉄を使う。よく一人で行動をし、ベンチで一人寂しそうにサンドイッチを食べたり、物乞いにお金を渡したりする。そんな彼の人柄を表すような動画が Youtube に載っていた。電車の座席に座っているキアヌ・リーブスが、荷物を持っている女性に席を譲るシーンだ。

   

反対側に座っていた乗客が彼に気づいてスマフォで撮影を始めたらこんなシーンになった、ということのようだ。面白いのは、席を譲られた女性や他の人たちがだれもキアヌ・リーブスに気づかないことだ。あんな格好していると、そんなもんなのかもしれないね・・・(^^;)。それにしても、席を譲ったあと立ち上がって彼がカメラの近くで映るが、背が高くてかっこいい・・・やっぱり本物だね・・・(^^)。


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指針の7倍の水銀が健康への影響はないって? (2016.10.18)
どうもお偉いさんたちの言うことはわけが分からねえ。築地市場の移転先と決まっている豊洲新市場で建物下の空間の大気から、国指針の最大7倍の水銀が検出された。それなのに、専門家会議の人たちは「健康被害の危険はない」と言っているらしい。「それじゃあ、そもそも国の指針とはなんなのか?」と聞きたくなる・・・(-_-;)?。

建物の基礎に盛り土がしてなかったり、こんな高い数値の水銀が検出されたりで、豊洲新市場には次から次へと問題が出てくる。この調子では、これからもいろいろ問題が表面化するんじゃあないだろうか。それにしても、小池百合子さんはこのあたりを最初から知っていて、問題提起するために、自民党に逆らって都知事選に出馬したのかもしれない。だったら、彼女が当選して本当に良かったということになるのだが・・・。自民党の息のかかった候補者や、野党が押した名前だけで“中身”が何もない候補者*では、こんなことはほじくり返せなかっただろうから・・・。

* 野党推薦の元テレビキャスターは、あまりにも中身がなさすぎて都民を馬鹿にしていた。

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ビクトリア:カナダで最も女性に適した都市 (2016.10.17)
無派閥系シンクタンク政策研究機関である Canadian Centre for Policy Alternatives が作成した「最も女性に適した都市ランキング」で、ブリティッシュコロンビア州の州都 Victoria がカナダの主要25都市の中で第一位にランクされた。経済安定保障、個人保証、教育、健康、 および指導的地位へのアクセスでの男女間の差を調査した結果だ。Victoria が特に優れているのは、女性の政界への進出だった。たとえば、Victoria 市長は女性だし、調査対象となった都市の中で唯一、市議会で女性議員が男性議員よりも多い。なお、Victoria は2015年も第一位だった。

大都市はすべてランキングの中ほどにランクされた。モントリオール6位、バンクーバー9位、トロント11位などだ。ベスト5は、Victoria 以下、オンタリオ州の Kingston と London、ケベック州の Quebec City と Gatineau と続いた。ランキングの最下位付近には、下からWindsor、Oshawa、 Calgary、Edmonton、Saskatoon が並んだ。今回の調査で、カナダの全労働者のうち48%が女性で、彼女たちは男性と同程度に中等後教育を受けていることが分かった。また、この調査報告書は、OECDがカナダの労働力で男女間のギャップを縮めることは2030年までに GDP を160ビリオンドル(約12.6兆円)あるいは8%押し上げることに貢献すると予測している、としている。

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20年以上、人間家族と暮らしているクマ (2016.10.16)
先日、日本で、飼っていたクマに襲われて男性が死亡した。う~ん、オリで飼われていたと言うから、クマはストレスが溜まっていたのだろうか。一方、ロシアでは、クマを家族同様にしてまるで人間の子供のように扱って飼っている人たちもいる。こちらのクマはオリになんか入れられていないようだ・・・(^^)?。

ユーリ&スヴェトラーナ・パンテレンコ夫妻は、23年前、母親をハンターに撃たれて孤児となっていた生後3ヶ月の子クマを発見し、ステパンと名付け家族に迎え入れた。それ以来、ステパンは立派な家族の一員だ。体重約140キロ、身長約2メートルに成長したステパンは、「人間の家族と一緒にご飯を食べたり、庭でじゃれあったりする」くらいまでは分かるとしても、「絵本を読んでもらったり、サッカーを観たり、庭の木々への水やりを手伝ったりする」というのだから、エエエッ!!!と驚いてしまう・・・(^^;)。もちろん食欲は旺盛で、昼食に25キロの魚、野菜、卵をペロリと平らげる。その様子が Youtube 動画に載っているのでご覧あれ。

   

いや~、まったく信じられないようなシーンだね。以前、カムチャツカ半島のクマの生息地で、一人でクマたちと生活しているカナダ人のことを聞いたことがある。クマは優しくしてやると人間と仲良くできると聞いていたが、これらの動画を見るとびっくりしながらも納得できる。もっとも、いつか野生動物の本能が出てガブリッ!とやられないかと、やっぱり気になるけどね・・・(・・;)。

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いよいよ拡大鏡が必要に・・・(^^;) (2016.10.15)
ついに拡大鏡を買った。拡大鏡なしでは小さい文字が読めなくなったのだ。若い時は目が良かったのに、40代半ばから読書メガネが必要になり、最近はそれだけでは足りない。なんということだ。むかし、父や母が拡大鏡で新聞を読んだりしているのを見て、「年取ると大変だなあ」と思ったが、ついに、自分もそんな年令になってしまった。でもまあ、見えないわけじゃあないから、いいか・・・(^^;)。。

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怪しいメールを受け取ったら・・・ (2016.10.14)
先日、SNSサービスを通じて受け取ったメッセージを信用して、30,000ドル以上をだまし取られた人のことを書いた。このインターネット時代には、ネットを駆使する詐欺師たちが横行している。そんな人間にだまされないための方法がネットのニュースに載っていたので、紹介しよう。私が以前から使っている方法も含まれている。

*怪しいメールに書かれている連絡先(電話番号、メールアドレス等)をGoogle検索してみる。そうすれば、すでにたくさんの人たちが同じメールを受け取っていることが分かり、詐欺メールかどうかが推測できる。これは私がかならず使う方法だ。
*怪しいメールに、「小切手を発行する企業」として書かれている金融機関のウェブサイトを閲覧する。そうした企業のサイトには、詐欺メールに対する警告メッセージが載っていることが多い。私も以前、CIBCの名を語る怪しいメールを受け取った時、CIBCのウェブサイトで警告メッセージを読んで詐欺メールであることを知った。
*怪しいメールに書かれている企業に直接電話して自分と取引があるかどうか聞く。そうすれば、その企業があなたとなんの取引関係にもないことが分かる。
*怪しいメールを受け取っても、絶対に返信しない。

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3つ続けて暴風雨がやってくる (2016.10.13)
例年なら9月中には雨季が始まるのに、今年はなかなか降り始めなかった。それが、やっと降り始めた感じだ。二週間の長期予報を見ても、これから10日間くらい続けて雨マークになっている。まあ、降る時には降ったほうがいいのだから、よしとしよう・・・(^^;)。

しかし、最初にやってくるのは“3つの暴風雨”ということで、ちょっと警戒が必要らしい。これから週末にかけて3つ続けて猛烈な暴風雨がバンクーバー周辺を襲うらしいのだ。一つ目は昨夜から今朝にかけて、二つ目は今夜から明日にかけて、3つ目はこの土日にやってくる。昨夜からの風雨はそれほど激しくなかったようだが、今夜からは、より風雨の強い二つ目がやってくる。

そして、週末にやってくる3つ目が要注意だ。これは8日ころに日本の南の太平洋上で発生した台風20号(ソングダー)の“残り”で、かなり強い勢力を保っている。通常、“台風の残り”は大量の雨を降らせるので、今回も多量の雨が運ばれてくると見られている。Environment Canada カナダ環境省のスタッフは、「今の季節、台風の残りがやってくるのは珍しくないが、週末にやってくる暴風雨は例外的に猛烈だ」と言う。もし、予報通りの暴風雨になった場合、停電、洪水、倒木、土砂崩れなどが心配される。

風は、沿岸部では毎時80キロになるとみられる。あまり被害を発生させない南東からの風なのは幸いだが、警戒するに越したことはない。降雨量は、今日からの4日間合計で、メトロバンクーバーでは100~150ミリ、 North Shore の山々では300ミリと予想される。Skytrain は、風速が毎時100キロを超えた場合は運航を停止する。

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映画監督M・ムーアが共和党をこてんこてんに・・・ (2016.10.12)
“問題意識のかたまり”のような映画監督マイケル・ムーアが、「大統領選から撤退しなきゃいけない変態は、トランプだけじゃないぞ」と言って、共和党をこてんこてんにこき下ろしている。ドナルド・トランプが来月の大統領選を前にして、ミソジニー(女性嫌い)、性差別主義、女性虐待につながる暴言などで、沈没寸前になっている中で、ムーアは「問題なのはトランプだけじゃなくて、共和党全体が諸々の問題の原因だ」と言っているのだ。そして、最後には「共和党よ、安らかに眠れ」と締めくくっている。

まあ、共和党は銃規制にしても、医療保険改革にしても、改善の動きがある度にブレーキを掛けているわけで、ムーアの言うことは当たっているのかもしれない・・・(^^;)?。さらに詳しくは、ニュースソースをどうぞ。

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世界初、3人のDNA持つ赤ちゃん (2016.10.11)
3人のDNAを受け継ぐ赤ちゃんが世界で初めて誕生した。メキシコのある夫婦は、これまで2人の子供をもうけたが、母親ががもっている遺伝性難病が原因でいずれも死亡した。そこで、アメリカの不妊治療クリニックのチームが最先端医療技術を使って体外受精を行い、それによって「3人のDNAを受け継ぐ赤ちゃん」が誕生させることに成功したらしい

母親は、「リー脳症」と呼ばれるミトコンドリア異常で起こる遺伝性の難病を患っている。医療チームは母親の卵子から異常なミトコンドリアを除く卵子核だけを抽出。卵子核を取り除いた健康なドナー女性の卵子に母親の卵子核を移植し、父親の精子を用いて体外受精を行い、母親の子宮に戻した。その結果、両親の核DNAとドナー女性のミトコンドリアDNAを受け継いだ男児が誕生した。母親のミトコンドリアDNAは受け継がれないため、理論上は赤ちゃんに病気は遺伝しない。

う~ん、なんだか知らんが、ややこしいことができる時代になったもんだね。まあ、親御さんが幸せになれるのだからいいことだけれど・・・(^^)。

ニュースソース> この技術が分かりやすく図解されている。

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州内初のケーブルフェリー が一年経過(2016.10.10)
昨年秋に、ブリティシュコロンビア州で初めて造られたケーブルフェリーサービスが、操業一年を経過した。ケーブルフェリーとは、狭い海峡や川の両岸をケーブルでつないで、ケーブルに取り付けられた船をケーブルが引っ張って渡すタイプのフェリーだ。この Baynes Sound Connectorと名づけられたケーブルフェリーサービスは、バンクーバー島 Nanaimo 北方にある Buckley Bay と Denman Island をつないで、人と車輌を運ぶ。

BC Ferries 副社長は、「この一年、何度かハプニングがあったが、操業状態に満足している」と言う。電気系統の故障でフェリーが途中で止まってしまったことが二度あり、住民を心配させた。しかし、副社長は、「6,500回も運行して、とても順調には動いている」と説明する。ケーブルフェリーは、定期点検のため今後3週間に渡りサービスを停止するが、その間、従来型の通常フェリーが代わりに運行される。このサービスの動画があったので載せてみた。なんだか、のんびりしていて、こんなのもいいね・・・(^^)。

   

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カナダ年金プランCPPが改革の方向へ (2015.10.09)
カナダの年金制度 CPP (Canada Pension Plan) が大幅に制度変更される形勢になってきた。ブリティッシュコロンビア州政府は先週、連邦政府による CPPの積立と受給の金額を次第に増加させる案に賛同した。これにより、(独自の年金制度を持つケベック州を除く)9州の賛同を得たことになり同案は大きく前進した。同案がカナダ議会で議決されて施行された場合、労働者のリタイア後の収入が増加する。ただし、すでにリタイアした人は、今回の改革の恩恵は受けない・・・がっくり・・・(・・;)。

連邦政府の自由党政権によると、新制度のもとで一人の労働者が40年間積立てした場合に最大の恩恵を受ける。つまり、これから働き始める若い人たちが最も有利だ。一方で、2025年に改革案が完全実施されたら、カナダ人労働者は2週間毎にこれまでの額に加えて9~42ドルを積み立てることになる。彼らは結局、将来リタイアするときのために、平均年収のうちの1/3を提供することになる・・・現行制度では1/4。また、この調整によって、CPPを受給するための最大年収は14%増えて$82,700となる。

この改革により、雇用者の保険料増大から税額控除が発生し、カナダ政府の歳入が2021~22年度までに約710ミリオンドル減ることになると、カナダ政府は見ている。また、CPP拡大によって、低所得者に対していずれ支出することになる追加財政負担を相殺するために、年に約260ミリオンドルの国庫負担が発生する。

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集金を頼まれた男が日本に送金したら・・・ (2016.10.08)
バンクーバーのある男性のところにSNSサービスを通じてメッセージが入った。メッセージを送ってきたS社は彼に、同社の顧客から集金してほしいと言う。まともな企業のように思えたので、彼はその企業と取引契約を交わした。しばらくして、彼のところに、S社の顧客らしき人物から Manulife Financial らしきヘッダーの小切手が送られてきた。額面は $37,654 だった。彼はその小切手を TD Bank に入金すると、7日間の保留期間を経過した後にクリアされた。それを確認した後、彼は $33,000 を日本のS社に送金し、$4,500 を手数料として自分の口座に残した。

ところが、数週間後、彼は TD bank から電話で「小切手は偽造で詐欺のようだ」と連絡を受けた。そして、銀行は、小切手の額面額については彼に責任があり、彼が支払わねばならないと言ってきた。彼は、「銀行は小切手をクリアする前に、それがまともなものか確認する義務があるはずだ」と主張するが、銀行側は、「小切手をクリアすることは、資金を一つの金融機関から他の金融機関に動かすためのものであって、小切手の信頼性を確認するためのものではない」との立場だ。

カナダ消費者協会の人は、「同様の小切手詐欺は過去にもあったが、今回ほど手が込んで金額が大きいのは初めてだ」と言う。そして、被害にあった男性に同情はするが、うますぎる話には疑ってかかるべきだと警告する。なお、日本のS社にはその後、メールも電話も通じなくなり、S社のウェブサイトも消えた。

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カナダ:ネット通販のずっこけ (2016.10.07)
先週、London Drugs のネット通販でカメラ用一脚を注文し、クレジットカードで支払った。火曜日4日に、指定した London Drugs 店に品物が送られてきたのでピックアップしてきた。受け取った時にすでに箱が開けられていて「変だな」と思ったが、カナダではありそうなことなので、ともかく持ち帰った。箱から品物を出ししてみると、ビニール袋に包まれている一脚は特に問題なさそうだが、取扱説明書などの書類が何もない。これも「ちょっと変だな」と思ったが、カナダではありそうなことなので我慢することにした。

ところが、使ってみると宣伝文句とは裏腹にとても使いにくい。でもまあ、自分が選んだ品物だから仕方ないかと思って、これまた我慢しようとした。しかし、しばらくして外箱に「5年間品質保証」と書かれているのに、それを説明する書類つまり「保証書」がどこにもないことに気付いた。こんなことはふつうありえない。箱が開けられていたことと考え合わせると、どうやら、他の顧客が返品した品物を掴まされたようだ。

ここに至って、もう我慢できなくなり、昨日、店に返品しに行った。「ピックアップした時に箱がすでに開いていた」と言うと、「普通のことだ」と言う。さらに、保証書がないと言うと、「それも普通のことだ」と言う。「じゃあ、外箱をいつまでも保管しておかねばならないのか」というと「そうだ」と言う。これには、開いた口が塞がらなかった。そうとう癪に障ったが、ぐっとこらえて「ともかく返品したい」と押し通して、代金も返金してもらった。

今回の教訓:
①カナダの場合、ネット通販では何を掴まされるか分からない。
②ネット通販の品物でもピックアップした店に返品できる。
③ネット通販で買い物をしたら、必ず店舗でピックアップする方式を選ぶ。そうすれば、返品する場合でも店に持ち込めるが、自宅に直送させたらかなり面倒だろう。

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大型ショッピングモールがオープン (2016.10.06)
昨日、新しい大型ショッピングモール Tsawwassen Mills がオープンした。場所は、Tsawwassen フェリーターミナルに行く途中の17号線と52 St. の交差点北側だ。Tsawwassen First Nation のインディアン保護区に建設されたモールは、売り場面積120万平方フィートに約180店舗あり、Metro Vancouver では4番目に大きなショッピングモールになる。最大のテナントはアメリカのアウトドアチェーン Bass Pro Shops で、小売面積18万平方フィートを有する。

周囲には農業地帯が広がり、すぐ南に Tsawwassen の町があるものの人口は少なくて、Vancouver 周辺の人口密集地域からはかなり遠い。たとえば、Vancouver からは30~45分はかかるだろうし、Massey Tunnel を越えた北側にある Richmond でさえも、トンネルの渋滞を覚悟していかねばならない。「そんな“辺鄙な場所”でやっていけるのか?」と心配になるが、モールの所有企業 Ivanhoé Cambridge(本社モントリオール)には勝算があるようだ。「近所のモール」や「便利なモール」ではなく、「人々が訪れたら長時間を過ごして楽しむような“目的地モール”」を目指すのだそうだ。なお、Ivanhoé Cambridge は、Surrey の Guildford Town Centre や Burnaby の Metropolis at Metrotown を運営する企業だ。

それにしても、このショッピングセンターは集客も大変だが、この地域に繋がる交通機関がほとんどないため従業員の確保も大変だ。そこでモールでは、Surrey にあるスカイトレインの Scott Road 駅からシャトルバスを毎日走らせることにした。従業員は一回2ドルでこれを利用できる。ちょっとした賭けのように見えるこのショッピングモール、果たして吉と出るか凶と出るか・・・(・・;)?。

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バンクーバー:“安全度“の誤解 (2016.10.05)
行方不明になっていた日本人女性が、最悪の結果となって、バンクーバー Westend 地区の豪邸敷地内で遺体で発見された。逮捕された容疑者の男は、片手では数え切れないほどの犯罪歴を持っていた。女性はそんな男とネット上の交流サイトで知り合い、ころりと騙されてしまったようだ。

日本では「バンクーバーは安全」と思われているらしいが、そのあたりが大きな誤解だ。たしかに、アメリカの大都市に比べたらはるかに安全だ。しかし、日本と比べたらかなり危険だ。いつかも「世界一安全な国は・・・?」というトピックを書いたが、あの中の「人口10万人あたりの殺人率ランキング」によると、カナダでは人口比で日本の5倍もの人が殺されている(アメリカは日本の約14倍)。

これに関して、カナダは刑事罰がとてもゆるいことを忘れてはならない。死刑制度は廃止されており、最高刑の終身刑でも25年の懲役期間を過ぎたら仮釈放される可能性が大きい・・・「終身刑」なのに釈放されるって(・・;)?。それ以下の刑も日本の裁判制度から見たら、かなりゆるい印象だ。そのため、犯罪者たちはわりと短い刑期で社会に戻ってくる。今回の容疑者もあれほどの犯罪歴がありながら、街で生活していた。

こうしたことを考えれば、一見、安全そうに見える街の裏側にどんな危険がひそんでいるか、想像に難くない。ましてや、交流サイトで知り合った正体不明の人間を簡単に信用することがどれほど危険か、特に若い人たちは心しておくべきだ。

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マリナーズ:青木選手を使い続けていれば・・・ (2016.10.04)
シアトル・マリナーズは、土曜日の試合に負けてプレーオフ進出の可能性を絶たれ、日曜日の最終戦で今シーズンを終了した。今年は、何連勝もしたあと連敗して貯金を吐き出すようなことが二度もあったが、最終的には勝ちが負けを10試合上回って(86勝76敗)まずまずの成績だった。監督・コーチ陣がガラリと代わって、“海のものとも山のものとも分からなかったチーム”が、アメリカンリーグ西地区(5チーム)の2位で、あと2試合勝てばプレーオフ進出だったのだから、80点はつけていいだろう。

それにしても悔やまれるのは、後半に入って急速に調子を上げてきた青木宣親選手を、「投手陣強化」の理由で一時的にピッチャーと入れ替えて二軍(AAAリーグ)に落としてしまったことだ*。もし、二軍に落とさずにあのまま青木選手を使い続けていたら、マリナーズはプレーオフに残ったと思えてならない。シーズン前半、打率が.220~.230あたりを低迷して期待を裏切った青木選手は、後半になるとポカスカ打ち出し最終的に.283の打率を残した。おそらく後半戦の彼の打率はチーム一だったろう。5年連続で.280台の成績は立派なものだ。

一度は、「来季のチーム構想から外れた」と言われる青木選手だが、なんとか来季も残ってもらって、四苦八苦のやりくりだった投手陣を立て直せば、来年のマリナーズこそかなり期待できる。

* その前にも一度AAA に落とされているが、あのときは成績が非常に悪かったから仕方ない。

<参考トピック> “大変身“のマリナーズが絶好調(2016.06.03)

<参考サイト> 「絶対に這い上がってやりますよ」生き残りへ崖っぷちの青木宣親 2016.08.10

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和製動画"PPAP Pen Pineapple Apple Pen"人気沸騰 (2016.10.03)
何年か前に韓国製 Youtube 動画の「ガンナムスタイル Gangnam Style」が流行ったが、最近、これに似たような Youtube 動画が人気急上昇している。しかも、今度は日本製だ・・・(^^;)。下が"PPAP Pen Pineapple Apple Pen" と題されたその動画で、「ピコ太郎」というキャラクターに扮しているのは古坂大魔王(こさかだいまおう)というタレントだそうだ。

閲覧回数の多さからして、これがたぶんオリジナル盤だろう。
   
こんなのも出てきてる。
   

先週になって急速に閲覧者を増やし、(2日前の時点で)一本目はすでに2,000万回閲覧され、二本目のバージョンもすでに300万回閲覧された*。特にアジア諸国で人気が出始め、次第に西欧諸国にも広がっているという。あのジャスティン・ビーバーも「インターネット上で最も好きな動画だ」とツイートしているという。

う~ん、初めは「どこがいいのか?」と思ったが、何回か閲覧するとあのヘンチクリンな言い回しが頭に残ってしまう。どうやら不思議な魔力があるようだ・・・ちょっとやばいぞ・・・(^^;)。

* その他にも、いろいろなバージョンがあるようだ。

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乗客が Waterfront 駅にトイレ設置を要望 (2016.10.02)
New Westminster の女性が TransLink に対して、バンクーバーダウンタウンの最終駅 Waterfront 駅に公衆トイレを設置するよう要望している。「人々はスカイトレインで Waterfront 駅に到着してみると、Seabus 構内以外にはトイレがないことに気づく。主要駅には誰もが使える公衆トイレがほしい」と訴える。

同駅では、Seabus 乗り場構内にはトイレがあるが、スカイトレインだけを使う人たちは使えない。そのため、唯一のオプションは近くにある A&W レストランのトイレだが、 A&W が OK と言わない限り使えない。TransLink は、「トイレの問題は承知しているが、費用と安全の問題からトイレは設置されてこなかった」との立場だ。そして、「公衆の場所にトイレを設置するか否かの問題は、世界中の都市と交通機関が抱える問題だ」と説明する。

う~ん、駅にはトイレがあるのが当たり前の日本の人からしたら、トランスリンクの説明は信じられないよね。トイレの設置費用なんて大した額ではないだろうし、「トイレ→安全を損ねる」というのも分かりにくい。トイレに行くと、だれか待ち構えていて襲われるとでも言うのだろうか。ともかく、あれだけたくさんの人たちが利用する交通機関にトイレが不要だとする感覚はどこか狂ってる。トランスリンクの人たちを日本に招待して、駅のトイレを勉強してもらいたくなるね*・・・(・・;)。

* 日本でも昔は「駅のトイレ」と言ったら、異臭がひどくて汚いのが普通だったけど、この数十年の”トイレ革命”でどこでも清潔になったしね。あ、いや、ひょっとすると、比叡山だけはまだだめかな・・・(・・;)。

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Horseshoe Bay の住宅コンプレックス、地元優先 (2016.10.01)
West Vancouver は Horseshoe Bay の海辺に住宅コンプレックスが計画されている。Sewell's Landing と呼ばれるこのコンプレックスは、6棟のビルディングと150戸のコンドミニアムユニットからなり、現在、駐車場として使われている場所に建設される。このコンプレックスはWest Vancouver の住民に優先的に販売され、最初の一ヶ月間に購入を希望する人は、West Vancouver に住むか、勤務するか、あるいはビジネスを持っている必要がある。また、地元の購入者には5%割引の特典も与えられる。

ただし、制約もある。購買者は、購買者または購買者の家族が住むという合意書に署名しなければならない。また、空き家にすることも許されず、利益を狙って購入後すぐに転売することも許されない。さらに、これを開発している Westbank Corporation は物件を海外市場で販売してはならない。もっとも、合意書に署名したとしても、それに違反したところで罰則はないようだが、大半の購買者はそのルールに従うだろうと見られている。

販売元の Sewell's Landing development は、1平方フィートあたり875ドルで売ることに合意したと言う。このプロジェクトがうまく行ったら、West Vancouver にもっと多くの“地元住民優先”方式の住宅が生まれるだろうと期待されている。

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(号外)不明だった日本人女性の遺体発見 (2016.09.30)
バンクーバー市警は、3週間前から不明になっていた日本人女性、古川夏好(コガワ・ナツミ 30才)さんの遺体がダウンタウン Westend 地区で発見され、容疑者としてカナダ人男性 William Victor Schneider(48才)が逮捕されたと発表した。発見場所は、Davie St. にある1900年ころ建造の Gabriola Mansion と呼ばれる豪邸の敷地内だ。

遺体発見は水曜日午後7時ころで、その日の深夜前に内陸の町 Vernon で Schneider が死体遺棄容疑で逮捕された。先日、警察が公開した写真に写っていた男は Schneider とみられ、今のところ、この事件で容疑者となっている人物は他にいない。Schneiderにはこれまで、凶器を使った強盗、窃盗、薬物所持、執行猶予違反、不法侵入、武器を使った暴力行為などの犯罪歴がある。古川さんの司法解剖が月曜日(3日)に予定されている。

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<参考トピック>  不明の日本人女性:参考人物を公開捜査(2019.09.28)  (号外)日本人女性が行方不明 (2016.09.14)

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Landmark Hotel が取り壊し (2016.09.30)
バンクーバーダウンタウンの Empire Landmark Hotel が取り壊されることになった。頂上に Cloud 9 レストランを持つ42階建てのホテルは築43年で、その高さと特徴的な頂上部の回転式レストランから Westend 地区のシンボル的存在だった。市に提出された計画によると、開発企業はホテルを取り壊して28階建てと30階建ての2つのコンドミニアムに建て替えるとしている。地価の上昇を考えると、こうした古いビルが取り壊されるのは予想されたことのようだ。

市では、さらに詳しい情報が提出されるのを待っているところで、事業申請書は12月12日の開発許可審議委員会に諮られることになっている。ホテルは現在、Hong Kong の Asia Standard International Group が所有している。Empire Landmark は、コンドミニアムや事務所を持たないホテルとしてはバンクーバーで最も高いビルだ。Cloud 9 レストランはバンクーバーに2つある回転式レストランのうちの一つで、もうひとつは Hastings Street の Harbour Centre Tower だ。

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空家税:Airbnb の物件も対象 (2016.09.29)
Vancouver 市は来年から空家税を施行する計画だが、Airbnb に登録される物件の多くもその対象となり、脱税した場合には最高で10,000ドルの罰金が課せられるかもしれない。この新税の目的は、極端な供給不足に陥っている市内の賃貸住宅市場を改善することだと市長は言う。この7月、10,800軒の住宅・・・ほとんどがコンドミニアム・・・が空家になっているというバンクーバー市の報告を受けて、BC州は市に対して新税を設けることを許可した。この種の新税が設けられれば、カナダでは初めてとなる。

物件所有者、長期賃貸者、あるいは所有者の友達や家族が住む主要住宅部分には課税されない。一方、投資目的のコンドミニアムなど副次的住宅物件が空家になっている場合、あるいは、それらが Airbnb などで短期に貸し出される場合は、空家税の対象になる。UBCのある教授は、短期の賃貸に貸し出される物件は実際には空家ではないが、新税の対象にするのは理にかなっているとし、「賃貸物件が極端に少ない都市では、そこに住んで働く人たちの住居を確保することを最優先にすべきだ」と言う。なお、主要住宅部分を Airbnb に登録して貸し出す場合、あるいは、ベースメント、部屋、路地住宅(laneway home)が空家だったり短期に賃貸されたりする場合は、新税の対象にならない。

空家税に関する公聴会はこの秋に開催され、11月には関連の条例が市議会に諮られる。新税は、2017年中には施行され、2018年に最初の納税が開始される。バンクーバー市の賃貸向け空家率は0.6パーセントで、カナダの主要都市の中では最低で、家賃は逆に最も高くなっている。もし2,000軒の物件が賃貸市場に供給されれば、空家率は正常な3.5パーセントに上昇すると見られている。

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不明の日本人女性:参考人物を公開捜査 (2016.09.28)
警察は、今月7日ころから行方不明になっている日本人女性、古川夏好(コガワ・ナツミ 30才)さんについて、参考人物の公開捜査に踏み切った。男性は、8日に彼女と一緒に歩いているところをダウンタウンのセキュリティカメラに撮影されていた。撮影画像の詳細は以下の通り:

場所:Seymour St.とHastings St.の交差点付近
撮影日時:9月8日 1:27 pm ころ
一緒に写っている男性:白人、年齢は30才くらい、体型はやや痩せ型、髪は明るい色。
男性の服装:黒っぽいジャケット、ブルージーンズ、ランニングシューズ、黒っぽい野球帽。
男性の携帯物:手にバッグを、背中に黒っぽいバックパックを背負っている。
ニュースソースに画像あり)


古川さんの友達のひとりは、前日の7日に、Burnaby にある古川さんの自宅で一緒だったが、それ以来連絡が取れなくなり、12日に捜索願を出した。古川さんはバンクーバーの Kaplan international English School で英語を勉強している。8日には別の友だちに会う約束だったが、約束の場所に現れなかった。

写真の男を知っている人は、Burnaby RCMP(電話 604-294-7922)あるいは Crime Stoppers(電話 1-800-222-TIPS 匿名通報可能)に連絡してほしいと呼びかけている。

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体重113キロの“子犬”だと・・・(^^;) (2016.09.27)
オーストラリアはシドニーの、体長約2メートル体重113キロの“子犬“のニュースがあった・・・(^^;)。イングリッシュ・マスティフ種のバロンというこの犬は、現在2歳で今もなお成長し続けていて、4歳ぐらいで成犬になるらしい。

   

そんな大きな“子犬”だが、とても心優しい。飼い主のマークさんが毎朝2階から降りてくると、顔を近づけて挨拶しくるくると円を描いて回る。マークさんと奥さんのドロシーさんは2月にバロンを飼い始めた。ブリーダーがフルタイムで世話をできなくなったからで、1,500キロ近くも車を走らせてバロンを引き取りシドニーの自宅に連れ帰った。

もちろん、バロンは体のサイズに合った食欲の持ち主で、1日にステーキを2切れほど食べる。そのため、もう一匹の飼い犬と合わせて餌代が週200ドルを超える。そして、ウンチのサイズも人間並みに大きい・・・(^^;)。でも、十分にしつけられていて、散歩に行くまではウンチをしない。マークさんは工夫をして、バロンが便意をもよおすと、おしりの下に袋がを準備しウンチが直接袋の中に入るようにした。最近、その気さくで優しい性格から、セラピードッグとして学校や病院で活躍することが決まった。マークさんは「数か月後には仕事を始めます」と語っている。


ニュースソース> 動画ニュースつき。

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住宅販売が急激に冷え込む (2016.09.26)
Conference Board of Canada のレポートによると、バンクーバーでの住宅市場が急激に冷え込んでいる。

この8月、バンクーバーで売られた住宅の数は7月に比べて18.8%、昨年同期に比べて26.1%減少した。この減少は、8月2日に施行されたメトロバンクーバーを対象にした15%の外国人住宅譲渡税が影響したものとしている。フレイザーバレーでの住宅販売もまた、7月に比べて10%、また前年同期に比べて3.7%減少した。ビクトリアの8月の住宅市場は、7月に比べて6.4%減少したが、昨年同期に比べると14.9%増加している。来年については、ビクトリアとフレイザーバレーの住宅平均価格は5~6.9%上昇し、その一方、バンクーバーの住宅価格は変動しないとみられている。


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州知事:健康保険料の改革を示唆 (2016.09.25)
先ごろ、健康保険料の4%増額計画の撤廃が発表されたが、それに続いて、Christy Clark 州知事は、州政府が健康保険料を大きく変更する計画であることを表明した。

計画では、保険料を廃止することはないが、保険料を収入に基づいて決め、年収が42,000ドル以上ある人の保険料が変更されるということだ。知事は、現在の健康保険料はミドルクラスの人たちに重くかかっていると言う。州政府は2月の予算計画で保険料の変更を発表し、それには、18才以下の年少者は無料にし、年収30,000~42,000ドルの人たちの保険料を割り引くことが含まれていた。州政府が一つの選択肢として考えているのは、現在オンタリオ州が実施しているような、収入に応じて保険料を決めるやり方だ。

過去2年間にわたって健康保険料改革を訴えてきた Green Party の州議会議員 Andrew Weaver は、「健康保険料はEI(失業保険)やCPPと同じように扱われるべきだ。たとえば、オンタリオ州では、収入が少ない人はまったく保険料を払わないし、200,600ドル以上の年収がある人の場合は、900ドルが最高限度になっている」と言う。


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“ガーナの王様”が帰ってきた (2016.09.24)
昨年11月、Langley で造園家として働いていた Ghana ガーナ出身の若者 Eric Manu が、“家庭の事情”でガーナのふる里 Akan 部落に帰って村の王様(king)になった。その Eric Manu が、このほど、 Lower Mainland に帰ってきた。これからは、あらためて造園家として働いてふるさとに送金し、Akan 部族の人たちが向上するように助けると言う。彼は、「ガーナ政府は、都市部にばかり力を入れて、私の故郷のような村などには力を入れていない。村は、掘削孔の水システム、電気、通信ネットワーク、病院、貧弱な設備・・・などで問題を抱えている」と訴える。

Manuは、「王様になって自分は成長し、まったく違った人間になった気がする。物事を広く深く考えるようになり、どんな人をも受け入れられるようになった、若者、年寄り、身障者などだれでもだ」と言う。「ガーナ政府に対しては自分が強力な代弁者にならねばならない」。彼は、ガーナの副首相に頼んで部落に来てもらい状況を見てもらったが、それは副首相にとって目からウロコの経験だった。彼は故郷の人たちのだれもが成功してほしいと願う。「ふるさとと部落が“第二のカナダ”になって欲しいと本当に願っている」。

ガーナでの様子を伝える動画があったので載せてみた。Manu が Akan 部落で王様に就任した時の様子などだろうか。

   


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グラウス山が売りに出た (2016.09.23)
ブリティッシュコロンビア州で最も人気があるスキー場リゾートのひとつである Grouse Mountain が売りに出ている。グラウス山は過去40年に渡り一家族が所有してきたが、485ヘクタールの土地と設備を売却にかけると発表した。

年間130万人の訪問者があるグラウス山には、26のスキーゲレンデ、4基のチェアリフト、それに、ディスクゴルフコースとオープンエア・ゴンドラを含む夏のアトラクション設備がある。 Grouse Mountain Resorts が所有する土地には、徒歩で登るハイキングルートの "Grouse Grind" は含まれない。ちなみに、先月は Whistler Blackcomb がアメリカ・コロラド州の Vail Resorts に $14億ドルで売却された。


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不動産譲渡税で外国人が集団訴訟 (2016.09.22)
8月2日に施行されたブリティッシュコロンビア州の外国人不動産譲渡税は、大きな法的チャレンジを受けることになった。新税によって15%の追加費用を支払わされることになった外国人のほぼ全員が、州の最高裁判所に集団訴訟を起こしたのだ。彼らが勝訴した場合、BC州は数百ミリオンドルを支払わねばならないが、それは手頃価格の住宅建設に使うことが見込まれていた歳入部分だ。

原告側の主張は主に2つあるように思える。ひとつは、州政府による新法が本来は連邦政府の管轄であるべき「外国人(であるかないかの判断)」を基準にしていて、外国人に対する差別の側面があるとする点だ。つまり、州政府は州の権限を超えて連邦政府の権限に踏み込んでいるというのだ。もうひとつは、カナダが国際的に調印した数十の国際条約に新法が違反するとする点だ。しかし、これらの主張はまだ法定で認められたものではなく、まず州の最高裁判所によって集団訴訟として認定されなければならず、それには少なくとも数カ月ひょっとすると数年かかるとみられる。

う~ん、原告の主張はもう一つピンとこないのだが、私なりに考えれば、今回の新法は余りに急に施行されたこと(7月26日の発表で8月2日からの施行)と、一律15%にしたことが混乱を生んだと思う。特に、税率については、以前も書いたように、なぜ段階的な税率にしなかったのかと思えて仕方がない。不動産価格の高騰を引き起こしているのはミリオン単位の高額物件なのだから、高額物件だけに厳しくすればよかったのだ。たとえば、70,000ドル以下の物件には税率5%以下にし、それ以上になったら段階的に上げて最高税率は20%くらいにしても良かったと思う。

このところの州政府のやることは、どうも行き当たりばったりの感じがしてならない・・・(-.-)。


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スカイトレインが新路線システムに変更 (2016.09.21)
10月22日からスカイトレインの運行システムが変更される。変更後、Millennium Line はダウンタウンの Waterfront 駅 には行かず、代わりに、バーナビーの Lougheed Town Centre 駅 とバンクーバーの VCC-Clark 駅 を結ぶ路線に変更される。そのため、ダウンタウンに行く利用者は乗り換えが必要になる。さらに、クリスマス前に開業予定の Evergreen Line の開業後は、Millennium Line は VCC-Clark と Coquitlam の Lafarge Lake-Douglas 駅 を結ぶ直行路線となる。

一方、Expo Line は2つの路線に分かれる。ひとつは、Waterfront Station とBurnabyの Production Way-University 駅 を結ぶ。もうひとつは、Waterfront Station と Surrey の King George Station 駅 を結ぶ。運行本数は Millennium Line では増加し、Expo Line ではほぼ現行と同じだ。


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健康保険料4%値上げプランを撤回 (2016.09.20)
ブリティッシュコロンビア州政府は2月の予算計画で、健康保険制度の変更を来年から実施し、その中で月額基本保険料を75ドルから78ドルに増額(4%)するとしていたが、これを撤回する模様だ。今日、財務大臣が、四半期ごとの財政アップデートの中でこれを発表するとみられる。

値上げされれば100ミリオンドル以上の歳入となると見込まれていたが、四半期の財政がより好調だったことから撤回するだけの余裕が生まれたようだ。これに関しては、前回の四半期に不動産譲渡税からの収入が見込みよりも約500ミリオンドル多かったと言われる。なお、2月の予算計画では同時に、18才以下の子供を持つ親からの保険料徴収をやめる計画と、22,000ドルから42,000ドルの収入がある人たちが支払う額を比例配分にする計画が発表されたが、これらは計画通りに実施される。


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ダウンタウンの路地が“化粧直し” (2016.09.19)
バンクーバーダウンタウンの路地というと、立ち並ぶ商店の裏口から商品を仕入れするために使われるくらいで、まさに“裏通り”の雰囲気だ。それが、今、変貌を遂げようとしている・・・少なくともいくつかの路地では。

ダウンタウンバンクーバービジネス改善協会は、路地に人々を引きつける実験を開始している。会長の Charles Gauthier は West Hastings St.の一部の路地(Seymour St. と Granville St. の間)を、「明るい色でとてもカラフルな雰囲気に変貌させた」と言う。舗道と壁がピンク色と黄色の明るい色調に塗り替えられ、じきにバスケットボールリング、家具、ユニークな照明が備え付けられる。

協会は、バンクーバー市および HCMA Architecture + Design 社とともに、3つの路地をより興味を引く公衆空間に変貌させる実験を開始した。「ダウンタウンの人口が増えている。お昼時に、スタンレー公園の遊歩道を歩くほどの時間はないが10分くらいリラックスできる空間があればいいな、と思うような時、この路地がそんな願いを叶えさせてくれる」と、Gauthier は言う。

それぞれの路地は、独特のテーマで彩られる。次の実験場所は Granville St.の一部(Smithe St.と Robson St.の間)で、祭り風の空間が計画されていて、来月にはお目見えする予定だ。最後の実験場所は Alberni St.の一部(Burrard St.とBute St.の間)の南側路地で、独立系の手工芸タイプキオスクが計画されていて、来春の完成予定だ。


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Google Maps:地図上に矢印をつける (2016.09.18)
最近、Google Maps の地図上で任意の場所をクリックするだけで、その場所に赤矢印をつける方法を発見した。これを使うと、メールで他人に特定の場所を知らせてやるときにとても便利だ。たとえば、自分の家に来てもらいたいときには、この方法で地図上の自宅付近の道路に赤矢印をつけて、その地図の URL を友達にメールすればいい。詳しくはこちら(コンピュータ役立ち情報→Google Maps:目的の場所に矢印をつける )を参照。

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“世界一高い木造ビル”がUBCに建築中 (2016.09.17)
UBCに“世界一高いビル”が建築中で、来年に完成する予定だ。世界一高いビルというと800メートル以上のがあるし、計画中のものでは1,000メートルを超えるものさえある。「それ以上に高いビルがUBC のキャンパス建つの?」とびっくりしてしまうが、実は、UBCの18階建てビルは「木造建築として世界一高い」ということになっているのだ。来年完成予定のこのビルを紹介する動画があったので貼り付けてみた。

   

木造にする意義は、 持続可能性があることと再生産が可能な資源であることだ。木材はまだ鉄筋コンクリートよりも値段が高いが、木造にすることによって温暖化ガスの排出が抑えられ、しかも、木材に備わる炭酸ガスを蓄える機能が役立つ。UBCの関係者は、このビルは一年に480台の車両を道路から取り去るのに等しいと言う。

強度に関しては、木材の新技術と超強力な接着技術によって鋼材のような強さが付与される。木造というと最も気になるのは火災だが、これについては、技術革新によって極端に遅く燃えるような工夫が木材にされている。


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BC州:最低賃金を$10.85に増額 (2016.09.16)
ブリティッシュコロンビア州の最低賃金が昨日から、これまでの時間給$10.45に$0.40加えて、$10.85 に増額された。来年9月にはさらに$10.85から$11.25以上に増額される。また今回、酒類販売従事者は$9.20から$9.60に増額されたほか、Live-in home support workers、キャンプリーダー、residential caretakers、それに果実採取者も増額された。

$10.85 に増額されたことによって、州ごとのランキングで最も低い部類に入っていたのが真ん中あたりに上昇した。カナダで最も最低賃金が高いのは、ユーコン準州の$12.50だ。しかし、アルバータ州は2018年までに時給$15にすると発表していて、B.C. Federation of Labour と NDP(新民主党)はブリティッシュコロンビア州もこれに追随すべきだと主張している。

う~ん、BC州の最低賃金は、自由党政権になってからずうっと抑えられてきているから、もっと上げてもいいかもしれない。それにしても、自由党が政権担当するととたんに据え置かれ、NDP が政権担当すると上げ過ぎるほど上げてしまって、ちょっと極端だ。もうちょっと物価変動に即したスムーズな調整ができないもんだろうかと思ってしまう・・・(・・)?。


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天然ガスが値上げ (2016.09.15)
天然ガスを配給する FortisBC は、この冬、ブリティッシュコロンビア州の平均的な家庭で、天然ガスの使用料金を一年に82ドル値上げすると発表した。その理由は、北米での重要拡大と生産の低下だ。それでも、現在の価格は、この10年くらいでは最も安い水準にあると同社幹部は言う。

同社の説明では、天然ガスの価格は B.C. Utilities Commission が決め、市況を見ながら3ヶ月毎に改定される。同社が天然ガスの価格を引き上げすることはなく、市場価格の変更があれば同社は差額分を顧客に返済したり請求したりすると説明する。同社は、ガスの配給手数料を請求書に加えて利益を上げる。なお、Customer Choiceプログラムの定額価格契約に加入している家庭には、今回の値上げは影響しない。.


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「つくられた幻想」にだまされない (2016.09.14)
朝日新聞に「『縄文時代』はつくられた幻想に過ぎない・・・」というコラムが載っていた。私たちが子供のころ教わった「縄文時代は狩猟採集の時代、弥生時代は農耕の時代」という定義が間違っていて、縄文時代にも農耕が行われていたことなどが紹介されている。教科書の記述も縄文時代について、1984年には「狩猟・漁撈・採集の段階にとどまり、生産力は低く、人々は不安定できびしい生活をおくっていた」だったが、2016年には「クリ林の管理・増殖、ヤマイモなどの保護・増殖、さらにマメ類・エゴマ・ヒョウタンなどの栽培もおこなわれ・・・人びとの生活は安定し、定住的な生活が始まった」と大きく変わった。要するに、「縄文時代」の定義そのものが「つくられた幻想」だったというのだ。

そういえば、私たちが子供のころ学校で習った「勝海舟と咸臨丸」こそ「つくられた幻想」の最たるものだった。咸臨丸が小栗上野介ら77名の遣米使節団を乗せたアメリカの軍艦ポウハタン号の護衛船でしかなかったこと、また、「日本人が自力航海した」と言いながら実際には往復航海ともアメリカ人が主力となって操船したことは隠されていて、「咸臨丸の偉業」はまったくの「つくられた幻想」だったのだ。ちなみに、勝海舟は航海中、激しい船酔いで自室にこもったきりで、まったく戦力にならなかった*。詳しくは、「小栗上野介」のページ、あるいは、「小栗上野介の寺・東善寺」を参照。


* アメリカ人ブルック大尉の日記にそのことが書かれている。ブルック大尉は、咸臨丸で最上位の人物だった木村摂津守が頼んで往路(江戸→サンフランシスコ)に乗ってもらった人物だ。ブルック大尉は、10人のアメリカ人水兵、それにアメリカ生活の中で操船の経験があったジョン万次郎らとともに実質的に咸臨丸を操船した。

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(号外)日本人女性が行方不明 (2016.09.14)
バンクーバー市警は13日、市内に滞在していた日本人女性が行方不明になっているとして、公開捜査を始めた。行方が分からなくなっているのは古川夏好(コガワ・ナツミ 30才)さんとみられる。英語を勉強するために滞在していたという。古川さんは7日にはバンクーバー市内で目撃されている。また8日には友人と連絡を取り合ったが、それを最後に行方が分からなくなっているという。在バンクーバー日本総領事館によると、13日に知人から「連絡がつかない」と相談があり、市警とも連絡を取り合いながら調べているという。

ニュースソース> 古川さんの写真が載っている。

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オリンピックなんて地元でやるもんじゃあねえ! (2016.09.13)
私は以前から、「 オリンピックなんて地元でやるもんじゃあねえ」と思っていた。それというのも、2010年バンクーバー冬季オリンピックの時、人生を狂わされた市民がたくさんいたからだ*。そうしたら、2020年東京オリンピックでも、国民生活に大きな影響を及ぼしかねない事態が発生している。

小池百合子都知事は就任まもなく、11月7日に予定されていた築地市場の豊洲移転に「待った!」をかけた。地下水のモニタリング調査が終わる前に移転することに「大きな疑問を持った」からだ。そして、その後の調査で、有害物質が建物に入るのを防ぐ目的で、都が「盛り土をしている」と説明していた市場棟の地下部分が、実際は盛り土が行われずコンクリートで覆われた空間になっていることが判明した。これらを踏まえて、豊洲移転は2017年2月以降に延期された。ところが、移転が遅れれば遅れるほど、オリンピックの準備に影響が出てくる。築地市場の跡地に都心とオリンピック会場を結ぶ道路が造られることになっているからだ。

さあ、どうする。国民の食の安全を犠牲にしてオリピックに間に合わせるか、あるいは、“数週間のお祭り”でしかないオリンピックなんてどうでもいいから食の安全を優先するか。私なら後者を選んで、たとえ市場棟を造り直すことになったとしても、食の安全を確保する。それが、これから何十年あるいは100年以上も使われるかもしれない食品施設のあるべき姿だと思う。道路が造れなかったら迂回路を考えればいい。

それにしても、こんなゴタゴタを見ると、ますます「 オリンピックなんて地元でやるもんじゃあねえ」と思えてくるのだ・・・(・・;)。

* 2010年バンクーバー冬季オリンピックに間に合わせるために、スカイトレインの Canada Line は、時間がかかるトンネル工法ではなく、より簡単な「掘って蓋をする」工法で Cambie St. に建設された。最初は交通に影響が出るのは数ヶ月と説明されたが、実際には、数年にわたって交通遮断や一車線通行の厳しい交通規制が行われた。そのため、King Edward Ave. 以北の商店街は客足を失って大打撃を受けた。その後、多くの商店がトランスリンクなどを相手取って訴訟をお起こしたが、裁判費用などがかさんで全財産を失った人もいた

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意外と少ない都知事の給料、で、カナダは・・・(・・;)? (2016.09.12)
着任して間もない小池百合子都知事が、都知事報酬半減案を都議会に提出する方針を固めたらしい。都知事の現在の報酬は、月額約175万円の給与のほか、期末手当約800万円を合わせて年約2,896万円だそうだ。報酬半減案が可決されれば年1,448万円になる見通しだという。

この数字を見て私は思った、「現在の報酬でさえも、カナダの企業などに比べるとかなり少ないんだなあ」と。たとえば、TransLink の場合、現在の CEO Kevin Desmond こそ給与とボーナスを合わせた年俸が $365,000(約2,920万円)と少なめだが、その前の CEO は年俸$522,000(約4,176万円)ももらった。また、BC Ferries* の CEO は2011年以前には1ミリオンドル以上もらっていたし、現在の CEO でさえも $500,000以上もらっている。ちなみに、2012年には、経営規模が BC Ferries よりも大きいアメリカ・ワシントン州の Washington State Ferries の CEO が $165,943の年俸をもらったのに対し、BC Ferries の CEO Mike Corrigan は $563,000ももらった

これでは、いくら頑張ったって赤字になるのは当たり前だ。企業のトップ自体も問題だが、それを長い間ほおっておく州政府もだらしない。なんとも・・・(・・;)。


* BC Ferries は今は一応私企業だが、Owner は州政府が作った BC Ferry Authority という組織で、BC州が唯一の株主だから、実質的には州営企業だ。

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ネオンサインが復活するかも・・・ (2016.09.11)
バンクーバー市のダウンタウンを歩くと、非常に整然とした感じを受ける。それというのも、東京やニューヨークで見られる派手派手しいサインボードや広告塔がないからだ。そんなバンクーバーだが、ここにきて、きらびやかなネオンサインを復活させようという動きが始まった。市役所で都市計画を担当するスタッフは、今のサインに関する条例は最新技術にマッチせず、ゆうずうが効かなくなっているという。たとえば、各方面から関心を持たれているデジタルサインなどが禁止されているのだ。

市の歴史に詳しい John Atkinは、市の条例が作り変えられることに賛成だ。彼によると、たとえば、Granville St. はかつて、たくさんのネオンサインで飾られて"The Great White Way"と呼ばれ、その雰囲気を車中から楽しむためにわざわざ人々がやって来るほどだった。ところが、1970年代に状況が変わり、派手な広告が押しやられて、よりグリーンで自然を感じさせる広告が採用された。2000年になると、条例の再検討が行われ、Granville St. のサイン条例が書き直されて活動的かつ賑やかな雰囲気が蘇った。

今回、1974年の条例では禁止された突き出し型、回転式、屋上設置型などのサインが商店街で復活することが期待されている。Atkinは、「そうしたサインを好まない人たちがいることも知っているが、サインと街の活性化には強力な関係がある」と言う。


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大統領候補者が「Aleppoってなにさ?」だと・・・(-.-;) (2016.09.10)
MSNBC の番組で司会者が、アメリカ大統領選に立候補している Libertarian 党の Gary Johnson に、「あなたが、もし大統領になったら、Aleppo について何をしますか?」と聞いた。Aleppo アレッポ地図)はシリア北部にある同国最大の都市だ。2011年以来の内戦で街は壊滅状態にあり、大量の難民を発生させたことで世界中にその名を知られている。ぶつくさ日記でも、以前、Aleppo から難民となってカナダに逃れてきた医師とその家族のことを書いた。つまり、ぶつくさ男だって Aleppo くらい知っていた。

で、この Libertarian 党の立候補者は、司会者に向かって次のように言った。
「Aleppoってなにさ?」
これには司会者もびっくりして、「あんた冗談言ってるの?」と聞き返さねばならなかった・・・(^^;)。こちらが、その場面だ*。

   

いや~、驚いた。こんな人が大統領になったら、Donald Trump 以上に恐ろしい・・・(-.-;)。もっとも、Libertarian 党は二大政党(民主党、共和党)に比べたらミニ政党だから、当選することはありえないけどね。

* 司会者の他にも3人が同席していて、ふつうだったら、彼らが Johnson 氏の無知を非難するのだろうが、あまりの程度の悪さに言葉も出ない感じだ・・・(・・;)。まるで、熊本地震について、政界のお偉方が「熊本って何さ?」と言ったようなものだから、無理もないよね・・・。

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スカイトレインの新路線12月開通 (2016.09.09)
昨日、スカイトレインの新路線 Evergreen Line地図) が、今年12月、おそらくクリスマス前に開業されるだろうと発表された。ただし、具体的な開業日程は発表されなかった。当初の計画では今夏の開業予定だったが、トンネル工事で予期しないシンクホールが発生したりして工事が遅れ、何度か開業延期が行われて、これまでは来春開業となっていた。現在までに90%の工事が終了したと言われる。

総工費14億ドル(約1,120億円)の Evergreen Line は、Millennium Line の Lougheed Town Centre 駅から Port Moody の Lafarge Lake–Douglas 駅までを結ぶ。新たに造られた駅は、Burquitlam、Moody Centre、Inlet Centre、Coquitlam Central、Lincoln、それに Lafarge Lake–Douglas の6駅だ。州政府は、最終駅の Lafarge Lake–Douglas 駅に、5ミリオンドルをかけて150車両分の駐車場を建設するとしている。 

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歌の音程を変えるソフト (2016.09.08)
私は、健康のためもあって、歌を Youtube で検索し毎日10曲歌うことにしているが、時々、好きな曲なのに音程が合わなくて歌えない時がある。そこで、この“コンピュータ便利時代”に音程を変えてくれるソフトウェアくらいあるだろう、と思って探してみたら、やっぱりあった・・・(^^)。「聞々ハヤえもん(ぶんぶん・・・)」というソフトウェアがそれだ。ダウンロードは窓の杜サイトからできる。詳しくは、こちらを参照。

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押入れが$580で賃貸されるって・・・(^^;)? (2016.09.07)
いや~、先日、小さなキャンピングカーが一泊60ドルで AirB&B にリスティングされているニュースがあったが、またしても、信じられないような賃貸広告が現れた。なんと、ウォークインクローゼットを月580ドルで賃貸する広告が、Facebook に載っているのだ。一応、学生向きの物件ということで、広告には「クローゼット」ではなく「デン」と書かれている・・・看板に偽りあり・・・(^^;)?。場所はバンクーバーダウンタウンで、2ベッドルーム、2バスルームのコンドミニアムだ。一つのベッドルームはカップルが、また、もう一つのベッドルームは別の一人が借りていて、カップルが住んでいる部屋のクローゼットが貸し出されているのだ。もっとも、“特典として”(-_-;)?「光熱費とインターネットは含まれている」。

それにしても、こんなことが起こるほど、バンクーバー周辺で生活する学生たちは家探しが大変らしい。ある学生は、先週、 Kitsilano に月$850でワンルームマンションの広告が出たので飛んでいったが、すでに40人の列ができていた。他の学生は、35ヶ所も見て回ったが今だに借りられない。UBCは、学生寮が11,000戸あって、カナダで最も多くの学生寮を持っている大学だが、それでも5,000人の学生がウェイティングリストに載っている。大学があるバンクーバー市西部が高級住宅街のため、学生たちはかなり遠くに住み交通費を払って通学することを強いられている。UBCは、今年、学生寮1,000戸を加え、今後2年間でさらに1,400戸を増設する予定だ。

う~ん、カップルが住んでる部屋のクローゼットだなんて、彼らが“プライベートの時間”を持ったら、そのイチャイチャムニャムニャがすべて、クローゼットの“テナント”に聞こえちゃうんじゃあないのかなあ・・・(-.-;)。それとも、その時間が来たら、“テナント”に$5くらいあげて、「コーヒーでも飲んできて」って言うのかなあ・・・(^^;)。

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血圧の薬を飲む日を減らす (2016.09.06)
先日、下垂足の件でファミリードクターに会った時に、思い切ってドクターに提案してみた、「私の血圧はかなり安定しているので、一週間に2日くらい薬を飲まない日を設けてみたいのですが・・・」と。ドクターは、スキップする日を連続ではなく、たとえば日曜と水曜などと飛び飛びにすることを条件に、すぐに賛成してくれた。これは私にとっては画期的なことだ。2006年6月以来、毎日飲んでいたのだから・・・。

あれから10年、最近は運動(ジョギング&散歩)の効果が出ているのか、かなり安定している。毎朝3回計って表計算ソフトに出てくる平均値は、今年に入って高血圧ラインの140/90を超えることはめったにないし、現在までの年間平均値は125/79だ。特に、2014年10月に降圧剤の量を10 mgから5 mgに減らしたにもかかわらず、その後も上昇しなかったのが嬉しい。このまま、さらに下がっていって薬を飲まない日を増やし、やがて「薬ゼロ」の日がやってきたらと願っているところだ。

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友達のクレジットカードが不正使用された (2016.09.05)
M子さんに銀行からクレジットカードのステートメントが届いた。家計簿をつけている彼女は、ステートメントに載っている使用状況を家計簿と付き合わせてみた。すると、覚えのない約60ドルの買い物が記録されていて、Payee のところには「・・・ Nicosia」と書かれている。彼女から話を聞いた私が Nicosia を調べてみると、地中海に浮かぶ島国キプロスの首都の名前だ。もし、ステートメントの Nicocia がその町を意味するとしたら、M子さんはそんなところに旅行したこともない。

だれかがM子さんのクレジットカード情報を何らかの手段で盗んで、それを使ってNicosia で買い物をしたのかもしれない。彼女が銀行に行って相談すると、その分は彼女が負担しなくて良いことになった。さらに、再び不正使用される恐れがあるということで、そのカードはすぐに廃棄処分され、新しいクレジットカードが送られてきた。

こうした話はニュースなどでは聞いたことがあるが、身近な人から聞くのは初めてだった。以前、ガスステーションに隠しカメラが設置されて、カード情報と PIN ナンバーを盗まれる事件が頻発したが、あれに似たような手口でカード情報を盗む悪党はどこにでもいるのだろう。まったく油断できない、気をつけねば・・・(-_-;)。

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”中国語オンリー”のコンドがまたもめてる (2016.09.04)
今年2月、Richmond のコンドミニアムで、7人の”非中国系”住民が「住民会議で中国語だけを使うのは、非中国系住民に対する差別だ」として、住民組合委員会をBC州人権裁判所に訴えた、というニュースがあった。いったんは、住民会議で英語も使うということに決まって丸く収まったかに見えていたが、最近また急展開して、多数を占める中国系住民と非中国系住民の間で争いが加熱している。8月28日の住民会議で、英語併用の決定が中国系住民によって覆されてしまったのだ。

言葉の問題で発生する人権問題の争いを資金援助するために GoFundMe というページが立ち上げられていたが、争いがあまりに加熱して互いを中傷する書き込みが殺到したため、ページ自体がサイト運営者によって閉鎖されてしまった。非中国系の一人 Andreas Kargut は、「自分たちはまったくのけもの扱いされている」と訴える。問題は人権裁判所に持ち込まれることになり、Kargut は今回の住民会議の決定が無効とされることを望んでいる。

う~ん、カナダに住んでいるのなら、英語かフランス語が“基本”なんだろうけどね・・・(-_-;)。


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キャンピングカーが一泊60ドルのB&Bだって・・・(^^;)? (2016.09.03)
昨今、いろいろ物議を醸している AirBNB だが、ついに、こんな“宿泊施設”まで飛び出した。なんと、小さなキャンピングカー(1980 Dodge Ram)が一泊60ドルなんだそうだ。家主の女性は、長期間旅行したあとバンクーバーに戻り、お金がほしいので、最近まで自分で住んでいたキャンピングカーを AirBNB に登録して貸し出すことにしたという。

一応、電気はバッテリーから供給されているが、問題はバスルームがないことだ。それについて家主は、「歩いて2分くらいのところにコーヒーショップがあるし、コミュニティセンターも近い。急ぎの場合には、“おしっこビン”も用意してある」と言って、大きな花瓶のような縦長の容器を見せてくれる・・・オエッ!!。彼女は、「それでも、60ドルならほかのリスティングに比べたらかなり安い」と言う。こちらのサイトがその“豪華設備”の数々を紹介している(クリックすると矢印が現れて、次々に写真を見ることができる)。バンクーバー市は、「公道でビジネスをする場合には市の免許が必要だが、個人の土地でのビジネスなら免許は不要」という。

私は日本で AirBNB を使ったことがあるが、「二度と使わないぞ」と思った。1カ所はマンションで一応の設備は整っていたが、スイートもビル全体も古くて清潔さに欠けた。もう1カ所は新築できれいではあったが、鍵のない畳部屋に寝具が置かれているだけで衣紋掛けすらなく、トイレと風呂は部屋の外で他人と共用だった・・・もっとも、他に泊り客はいなかったから実質的には自分専用だったが。それと、両方とも、B&Bといいながら朝食もついていなかった。値段も、その割には安くないし、あれでは、ビジネスホテルに泊まったほうがましだ・・・(-_-;)。


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私の左足は「下垂足」だった (2016.09.02)
私は、7月23日ころ左足の異常に気づいた。地下駐車場のコンクリート床の上を歩いている時に、左足がいやにバタンバタンと音を立てるのだ。右足のように音をたてずに歩こうとしてもできない。翌日、ひょっとしたらと思って、壁に背をもたせて踵だけで立てるかやってみた。つま先を浮かし踵だけを床につけて立つのだが、案の定、右足はできたが左足はできなかった。どう頑張ってもつま先まで床についてしまう。

日常生活にはまったく支障がないから、そのうちに治るだろうと思っていたが、数週間たっても症状が変わらない。これはほおっておけないと思ってファミリードクターに診てもらうことにしたが、忙しい彼は9月1日まで予約がとれない。そうこうするうち、8月25日ころに“かかと立ち”をやってみたら、右足ほど高くはないものの、左足のつま先をなんとか床から浮かせることができた。回復してきているようだ。

少しほっとしながら、やっと昨日ドクターに診てもらった。私が症状を説明すると、彼は即、「foot drop だね」と言った。どうやらよくある病気らしい。ドクターは、私の左足を調べて背屈力が右足ほど強くないのを確認した後、「つま先を上下するエクササイズを続ければ、すぐに良くなるでしょう」と言った。帰宅してから foot drop(または drop foot)をネットで調べたら、日本語で「下垂足(かすいそく)」と言い、前脛骨筋長・短腓骨筋の機能障害で生じる病気らしい。ネット情報を読んでみると私のは軽い方だ。重症になると手術が必要な場合もあるらしい。

下垂足になると、歩行時に歩容(ほよう)になるのが特徴だそうだ。歩容(鶏歩 steppage gait)とは、足を前方に踏み出す際に、つま先が床にぶつかってつまずかないよう下垂足のある足を高く上 げることだ。まさにそのとおりで、7月末、日本から来たご夫婦とゴルフをやった時に、歩き方を見てもらったら、「左足を高く上げる感じがあるね」と言われた。ただし、こちらの動画ほどひどくはなかったし、じきにその感じが消えたので、他の人はだれも気づかなかったろう。

それにしても、いろんな病気があるもんだね・・・(-_-;)。

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マンゴーの皮がおいしい・・・(^^;) (2016.09.01)
久しぶりにマンゴーを買った。けっこう大きくて食べがいのあるマンゴーだった。実を食べ終わって、皮を捨てようとした時に思い出した、「そうだ、マンゴーの皮はけっこういけるんだ」。以前、マンゴーの皮をみじん切りにしてチャーハンに入れたら、甘みが増して美味しかったのだ。

でも、今回はご飯がないから、さてどうしよう?そうだ、パンを二枚トーストしてそれにみじん切りのマンゴーの皮を挟んでみよう。トースターがパチンと上がって焼け上がったパンにマーガリンを塗って、マンゴーを挟んでみた。朝食が遅かったから今日は軽めのランチだ。いや~、けっこういける。この日は他に何も入れなかったが、ハムや野菜を挟んだらもっといける感じだ。

・・・と、ここまで書いてネットで調べてみたら、こんなサイトが出てきた。やっぱり、皮まで食べるのは私だけではなかった。しかも、マンゴーの皮には、脂肪を落としてくれるレスベラトロールという栄養が多く含まれている、というのだ。栄養がある上においしいマンゴーの皮、捨てないで食べてみよう*・・・(^^;)。

* ただし、マンゴーはウルシ科だからウルシ・アレルギーの人は要注意だね。

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100才の陸上選手に励まされるね・・・(^^) (2016.08.31)
8月26日から9月4日まで UBCRashpal Dhillon Track and Field Ovalで、年配者たちのスポーツの祭典 Americas Masters Games が行われている。競技に参加するには30才以上が条件だ。この大会の陸上女子100メートル競走に100才のインド人女性 Man Kaur が出場し、一度も止まることなく1分27秒でゴールインした。彼女がゴールインするときには、一緒に走った競争者たち(ほとんどが彼女よりも20才以上若い)が拍手で迎えた。

このユニークな国際イベントに参加する他の選手達はみな、彼女のエネルギーと精力に刺激されるという。Kaur は93才の時に、今年78才の息子のすすめで走り始めた。自身も Masters Games に出場する息子は最初から、Kaurが彼女の年齢カテゴリーでスターになれることがわかっていた。Kaurは、今大会ではすでに砲丸投げ、やり投げ、それに100メートル競走で金メダルを獲得した。それというのも、「100才以上の女性」カテゴリーの出場選手は彼女一人だからだ・・・(^^;)。

その他の大会でも活躍し、これまでに20個以上のメダルを獲得している。Kaur に長生きの秘訣を聞くと、きわめて当たり前の返事が返ってきた。良い食事をしてたくさん運動することだというのだ。彼女は、揚げ物は食べない。なお、今大会にはもう一人100才以上の選手がいる。Richmond から参加している101才の Nihal Gill で、彼もベジタリアンで酒は飲まない。

う~ん、すごいお婆ちゃんだね。自分も100才まで走れたら嬉しいけど、どうなるやら・・・(^^;)。それにしても、インド系の人たちには“超高齢”になってもすばらしいスポーツ選手がいるね。101才のGillさんもすごいし、いつだったかニュースになっていた101才の男性マラソンランナーもインド系の人だった。ひょっとすると、カレー食うのがいいのかな・・・(^^;)?。

ニュースソース> 彼女の走りぶりが動画で見られる。

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Pattullo Bridge が完全開通 (2016.08.30)
4月29日から4ヶ月間にわたって行われてきた Pattullo Bridge の改修工事が完了して、橋は昨日月曜日から完全に開通した。主な工事はデッキの修理と再舗装だった。5月2日から8月26日までは夜間に通行止めになることがよくあったが、ほとんどの場合、一車線は開いていてトラックや基幹交通車両は使うことができた。8月26日~29日の間は完全に閉鎖された。

TransLink によると、Pattullo Bridge は5~7年のうちに架け替えられる予定で、それまでの安全を確保するために今回の工事が必要だった。今年秋にかけてはデッキの修理が続けられるが、この工事では交通制限は必要とされていない。すべての工事が終了するのは10月3日と予定されている。更に詳しい情報を知りたければ、 TransLink のウェブサイトを見て欲しいということだ。

う~ん、1937年から80年近く働いてきた橋が5~7年後には架け替えられるというのに、わずか数年間のために改修工事が必要だったというのはちょっと”不思議”だね。そんな金をかけるのなら、いっそのこと新しい橋の建造を早めたらよかったのにと思ってしまう。偉い人達のやることは分からねえ・・・(-_-;)?。

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50キロ競歩の荒井選手は失格だったかも・・・ (2016.08.29)
CBCテレビのウェブサイトに、リオ・オリンピックの男子50キロ競歩で、日本の荒井広宙選手に競り負けて銅メダルを逃したカナダ選手 Evan Dunfee(Richmond 在住)の記事が載っていた。荒井選手が Dunfee 選手に反則行為をしたと判定されて、彼はいったんは銅メダルに手が届いた。しかし、日本陸連が「不可抗力の接触。カナダ選手の肘が先に当たっている」として国際陸連に抗議した結果、失格の判定が覆えり荒井選手が3位となった。この件について、Dunfee 選手は国際陸連に抗議することも可能だったが、あえてそれをせず決定を受け入れた。

私は、問題のシーンを最初に見た時には日本側の主張が正しいと思った。しかし、後で見なおしたら考えが変わった。こちらがその動画だ。

   

これを見ていると2つ疑問が湧いてくる。1つは、コースが十分広いのに、荒井選手はなぜ Dunfee 選手に接触するほど近づかねばならなかったのか。2つ目は、日本側が「カナダ選手の肘が先に当たっている」と言っているが、Dunfee 選手の左腕は一貫して同じ動きをしている。つまり、故意に荒井選手を小突いたとは見えない。だとしたら、”意図的に”近づいたのは荒井選手だし、そうなれば不可抗力でもないと思えてくる*。

私は日本人だから日本選手が活躍するのは嬉しい。しかし、正々堂々と戦って欲しい。あの場面を見たら、荒井選手の銅メダルはどうもすっきりしないのだ。

* 残り2キロを切った状態、つまり48キロを歩いてきて疲労の極限にあった Dunfee 選手は、荒井選手に接触されてリズムを崩し急速に速度を落としていく。まさか、それが荒井選手の狙いだったとは思いたくないが・・・。

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いかにも”カナダ的”な税務局と銀行・・・(^^;) (2016.08.28)
T さんは、家の二階を10年近くにわたって中国人一家に間貸ししていたが、最近、一家が引っ越していった。しばらくして、カナダ税務局から小切手を受け取った。封を開けてみてみるとタックスリターンの還付金のようだ。彼は「サンキュー\(^o^)/」と言いながら、銀行の ATM で自分の口座に入金した。

ところが、あとで封筒をよく読んでみると、なんと宛先は引っ越していった中国人一家だった。Tさんは慌てた。すぐに税務局に電話して、「本人に私の小切手を切って返済するのでいいか」とたずねた。すると、税務局スタッフは「そうされると、本人が還付金を受け取ってないと言って小切手の再発行を要求してくる可能性がある」として、「口座が本人のものではないので銀行は入金処理していないだろうから、銀行に問い合わせてくれ」と言ってきた。

Tさんはすぐに銀行に聞いてみた。すると、「すでに入金処理されて戻すことはできない」と言われた。なんと裏書署名してない小切手を、小切手と関係ない人の口座に疑問も持たずに入金してしまったのだ。Tさんがまた税務局に電話すると、前回とは別のスタッフが出てきて「本人にあなたの小切手で支払えば・・・」と言った。そんなの最初にこっちから言い出した方法だから「本当にそれでいいの?」と聞いたら、「上司と相談して見るからちょっと待ってくれ」と言われた。しばらくして戻ってきたスタッフは、「事実を明細に記述し、Surrey の税務事務所にあるドロップボックスに投函するように」だと・・・(^^;)。

あじゃこじゃ言われて面倒くさくなったTさんは、中国人に連絡して自分の小切手で返済した。「小切手の再発行を要求しようがしまいが、わしゃ知ったこっちゃねえ」と思いながら・・・(^^;)。指示が一定しない税務局、関係ない人の口座に入金してしまう銀行、なんとも呆れ返ってしまった Tさんだった。いかにも大雑把で“カナダ的”だよね、税務局も銀行も・・・(^^;)。

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衣類を捨てると罰金だって・・・(^^;)? (2016.08.27)
メトロバンクーバーが、衣類と繊維類のゴミを一般ごみとして捨てることを禁止する方向で検討している。もし、禁止が決定すると、生ゴミと同様、衣類と繊維類を一般ごみとして廃棄した人には罰金が課せられる。昨年、メトロバンクーバーでは一人あたり年に19キログラムの繊維類・衣類が廃棄された。

メトロバンクーバーは、よく検討して、人々がどのような方法で衣類をリサイクルあるいは寄付できるのか調査してみるという。こうした作業には一年近くかかると見られている。バンクーバー市の Waste Wizard* とブリティッシュコロンビア州のリサイクル協議会によると、使えなくなった衣類は以下で廃棄することができる。
  H & M 衣料店(一回に2袋まで)
  Lower Mainland 全域にある医療ビン
  SPCA's Vancouver 支所(動物用に使える古いタオル、シーツ、ベッド用品など)

* 正しいゴミ廃棄を啓発する機関のようだ。

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BC州:外国からの旅行者が急増 (2016.08.26)
今年前半の6ヶ月間で、ブリティッシュコロンビア州への外国からの旅行者が大幅に増加した。カナダ統計局によると、1月~6月の間に200万人以上の旅行者がブリティッシュコロンビア州にやってきたが、これは昨年同期比で12%の増加だ。特に、アメリカ、中国、メキシコからの旅行者が増加した。州政府は、飛行機便が増加したことと、カナダドルが安くなったことなどが外国人旅行者の増加につながったとみている。

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小栗上野介が「大河ドラマ」に近づいた・・・(^^;)? (2016.08.25)
小栗上野介の寺・東善寺のホームページで「新着・最新情報」を見たら、8.15(8月15日)のところに「『歴人マガジン』で2018年の大河ドラマに『小栗上野介』を・・・ありがたい応援団です」と書かれていた。「歴史マガジン」というウェブサイトが、二年後のNHK大河ドラマに小栗上野介が採り上げて欲しいと書いているのだ。そして、予想した人は小栗上野介の業績を詳しく説明している。もし、これが実現したら、なんとも嬉しいことだ。

それにしても、このマガジンは、1963年の第一作「花の生涯」から始まって、大河ドラマを年表形式ですべてカバーしている。そうとうの大河ドラマファンなんだね・・・(^^)。

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世界で最も住みやすい都市にカナダの3都市 (2016.08.24)
Economist Group’s Intelligence Unit が世界の主要140都市を対象に調査した「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、カナダの3都市、バンクーバー(3位)、トロント(4位)、カルガリー(5位)が上位に入った。町の安全度、医療、文化と環境、教育、インフラストラクチャ、軽犯罪、市民の不安(暴動)、スポーツ設備、公立・私立学校の有無、質の良い住宅、それに電気通信などが調査項目だった。

ランキングは、「満足」と「耐えられない」の間で計られ、1点から100点までの得点がつけられた。97.5点を獲得して一位となったのはメルボルン(オーストラリア)で6年連続だった。僅差の二位にはウィーン(オーストリア)が続いた。バンクーバーは97.3点、トロントは97.2点、カルガリーはアデレード(オーストラリア)と同点で96.6点だった。上位に入った都市の多くが、裕福で人口の少ない国の中程度規模の都市だった。CNBCのレポートでは、「どこか別の町に住みたい?だったら、オーストラリアかカナダがいいよ」と言っている。

調査対象となった140都市のうち29都市で居住性が悪化した。最も悪化したのは、長引く内戦が安全を損ねているダマスカス(シリア)とキエフ(ウクライナ)だった。パリやブリュッセルのような西欧の都市をはじめとして、テロリズムの恐怖が増大した地域でも悪化が進んだ。中東と北アフリカ諸国では、イスラム国からの恐怖が広がって安全度が悪化した。アメリカでは、警察官による黒人の射殺事件などが多くの都市で抗議の市民暴動を起こって安全度が低下した。

ランキングの最下位からの5都市は、キエフ(ウクライナ)、ドゥアラ(カメルーン)、ハラレ(ジンバブエ)、カラチ(パキスタン)、アルジェ(アルジェリア)だった。


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大赤字の有料橋 Port Mann と Golden Ears (2016.08.23)
メトロバンクーバーにある2つの有料橋、Port Mann Bridge* と