バーナビー市のセントラルパークは、19世紀半ば、当時、州都だったニューウェストミンスター市防衛のための軍用地だった。バンクーバー周辺には、１９世紀にアメリカの侵略に備えてこのような軍用地が他にもあったが、アメリカの侵略の恐れがなくなって、いくつかが公園として生まれ変わった。
セントラルパークの地図　　　セントラルパークの野鳥　　　セントラルパークの野生動物　　　セントラルパークの植物

大きなシャクナゲの木	桜とカナダガン

セントラルパークはバンクーバーの東隣にあるバーナビー市にある。バンクーバーの有名なスタンレー公園ほど大きくはないが、それでも周囲約４km もある。モミ、杉、ツガなどの針葉樹がそびえ立ち、ポプラやカエデなどの広葉樹が生い茂る森林公園だ。むかし白人が住み始める前には、カナダの西海岸はどこも、こんな森林地帯だったのだろう。

公園を歩くと、リスが木々をわたり、野鳥が飛び交っている。こんな大自然の中を歩いていると、ここが２００数十万人の人口を擁するバンクーバー都市圏のど真ん中であることなど忘れてしまう。

キンポウゲ	カエデの紅葉

大きさ：　東西760ｍ、南北1,200m、周囲約４km
交通：　スカイトレインでバンクーバーのダウンタウンから１５分。Patterson 駅下車。徒歩１分。
主な設備：　
　　　スワンガード・スタジアム（プロ・サッカー「バンクーバー・ホワイトキャップス」の本拠地）
　　　ピッチ＆パットゴルフ場　（ウェッジだけでプレーできるパー3のコース）
　　　テニスコート（無料、１０数面。コートの地下が飲料水の貯水場）
　　　屋外プール
　　　ホースシュー・ピッチ場（馬蹄を投げる、大人の輪投げのようなスポーツ）
　　　ソフトボール場・野球場
　　　ローンボーリング場（芝生の上で行うボーリング）

公園の西側にプールがあり、その付近に刻板がある。これに、セントラルパークの歴史が書かれてる。詳しくはこちらをご覧あれ。

バーナビー市公園課ホームページセントラルパーク（英語）
バンクーバー都市圏の公園・セントラルパーク（英語、地図あり）