ホーム  スタンレー公園 バンクーバー

バンクーバーの「宝」スタンレー公園は、面積が皇居の約三倍もあります。ダウンタウンのすぐ西側に位置し、市民の憩いの場所であり観光名所でもあります。周囲十数キロに渡る遊歩道と自転車道は、週末ともなると、ジョギングや散歩、サイクリングやローラーブレードをする人たちがたくさん行きかいます。

大都会のすぐ隣にこんな大自然があるのは世界でも珍しいそうです。実は、それにはこんな"秘密"があったのです。19世紀後半、公園の土地はアメリカの侵略の備えたカナダ国軍の軍用地でした。その後、アメリカの脅威がなくなって公園になったというわけ。どこぞの国だったらあっというまに宅地開発されていたでしょうが、そこは土地の広いカナダだったのがラッキーでした。

今でも土地は国の所有です。それをバンクーバー市が借りています。年間の借り賃がたった1ドルと言うのは有名な話。「99年契約」が2007年に切れますが、その後もバンクーバー市の公園として使われるのは間違いないでしょう。ただし、借り賃はだいぶ値上げされるかもしれません。たとえば10倍とか100倍とか・・・(^_^;)?。

見所をいくつか写真でご紹介します。その前に、スタンレー公園の地図はこちらです。

トーテムポール広場
Totem Poles
カナダ総督ロード・スタンレーの像
1889年に「スタンレー公園」を命名した当時のカナダ総督 Lord Stanley
ロバート・バーンズの像
Statue of Robert Burns
「蛍の光」の作詞者
公園内を馬に乗って巡回するお巡りさん ナイン・オクロック・ガン 
Nice O'clock Gun
毎晩、夜9時に電気仕掛けで号砲がなる。
ハリー・ジェローム
Harry Jerome の像
東京オリンピックの100m競争で銅メダルを獲得したバンクーバーの英雄。
ロイヤル・バンクーバー・ヨットクラブ
Royal Vancouver Yatch Club
ホローツリー(がらんどうの木)
Hollow Tree
公園内に残る数少ない原生の樹木の一つ。ただし、すでに枯れている。
水着を着た少女
海の安全を願って1970年代に造られた像。
サードビーチの夕陽 スタンレー公園からダウンタウンを望む ライオンズゲート・ブリッジ
三車線しかないので時間によって真ん中の車線の方向が変わる
サードビーチからウェストバンクーバーを望む バラード入江
フィヨルド地形で天然の良港
ライオンズゲート・ブリッジ
エンプレス・オブ・ジャパン号の船首飾り 
明治時代半ば、バンクーバーとアジアの港を結んで何隻もの貨客船が行き来した。
花畑のチューリップ 公園の地図
下の灰色の部分がダウンタウン。ほぼ同じ面積がある。皇居の3倍半。
プロスペクト・ポイントのアライグマ
夜行性だが、観光客からえさをもらいたくて昼間から出てくる。
公園でいちばん高いプロスペクトポイントのがけ
ウなどの野鳥の巣がたくさんある
プロスペクトポイントからノースバンクーバーを望む

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