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「カナダでクラス会」 (2018年8月28日~9月3日) |
2018年8月28日、高校時代の旧友5人が成田空港を出発してカナダのカルガリー空港に降り立った。メンバーの一人が「いつか、カナダでクラス会したい」と言っていた夢が実現したのだ。
それからの約1週間、私を入れて6人(女性3人、男性3人)カルガリー空港で合流した私を含めて6人で、思い出に残る「カナダでクラス会」を楽しむことができた。30年以上もカナダに住んでいながらロッキー山脈には2日しか滞在したことがなかった私としても、素晴らしい体験だった・・・(^^)。
長い間、夢を温めて実現にもっていったユーちゃんと、カナダ旅行の豊富な経験で詳細プランを作ってくれた下さんには、感謝するばかりだ。女性陣も同じ気持ちだろう。
ボーレイク湖畔にて。ふつうの一脚と Canon SX50 HS の「スマイル」機能を使って撮影。笑顔を検出すると自動的にシャッターが降りる機能が意外と知られてなくて、なかなか信じてもらえず・・・(^^;)。
日にち (クリックして下へ) |
行動 | 宿泊地など |
8月25日(土) | (村上のみ:7人乗りミニバンをレンタカーして) バンクーバー → プリンストン |
Princeton, BC 宿泊1人 ホテル:Riverside Cabins |
8月26日(日) | (村上のみ) プリンストン → (ケロウナ) → レベルストーク |
Revelstoke, BC 宿泊1人 ホテル:Frontier Motel |
8月27日(月) | (村上のみ) レベルストーク → (バンフ) → カルガリー |
Calgary, AB 宿泊1人 ホテル:AirBNB(Kat) |
8月28日(火) | (5人)成田空港(AC10) → カルガリー空港 (6人)→ バンフ 柴田、乾、水谷、中島、下平がカルガリー空港に10時半ころ到着し、村上が出迎えて合流し、以降6人で行動。 観光地:サルファーマウンテン、ケイブ&ベイスン、ボー滝、レイクルイーズ、モレーンレイク、大陸分水嶺 |
Banff, AB 宿泊6人 ホテル:Banff Voyager Inn |
8月29日(水) | バンフ → カムループス 観光地:クロウフット氷河、ボーレイク、スパイラルトンネル、エメラルドレイク、ナチュラルブリッジ、リーンチョイル・フードゥーズ (数時間の徒歩が必要でフードゥーズ見学は断念) |
Kamloops, BC 宿泊6人 ホテル:Hotel 540 |
8月30日(木) | カムループス → (ウィスラー) → バーナビー(バンクーバー市の東隣) 観光地:ジョフリーレイクス州立公園、ウィスラー、シートゥースカイゴンドラ、ホーシューベイ、サイプレスマウンテン見晴台の夜景 |
Burnaby, BC 宿泊 5人 ホテル:Best Western Plus Burnaby Hotel2室 |
8月31日(金) | バーナビー滞在 バンクーバー市内観光:クイーンエリザベス公園、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)、スパニッシュバンクス、グランビルアイランド、スタンレー公園、ガスタウン |
Burnaby, BC 宿泊5人 ホテル:Best Western 2室 |
9月1日(土) | バーナビー滞在 (乾さん以外の5人)バーナビー、ノースバンクーバー、ウェストバンクーバーで観光:バーナビーレイク、バーナビーマウンテン、リンバレー、サイプレスマウンテン見晴台の昼間の景色 午後、レンタカー返却。 (乾さん)朝から、知人のカナダ人一家と行動したあと、夜になって拙宅で5人に合流。 |
Burnaby, BC 宿泊5人 ホテル:Best Western 2室 |
9月2日(日) | (5人)バーナビー → バンクーバー空港(AC9 12:50発)→ 成田空港 朝10時に、村上が自分の車で5人をホテルから Royal Oak 駅まで二度に分けてピストン輸送。5人はスカイトレインを使い、Waterfront 駅経由で空港へ。 |
ホテル出発 10:00 am |
9月3日(月) | (5人) 成田空港 14:35着 |
<全行程>
<行動詳細>
*写真をクリックすると日毎の写真アルバムに飛び、それぞれの写真をクリックすると大きな写真になる。
*写真アルバムの画面右上にあるボタンでスライドショーが始まる。
*参考ページ:ぶつくさ日記「カナダでクラス会」
8月25日(土) (村上のみの行動) バンクーバー → プリンストン *レンタカー:レンタカー(7人乗りミニバン)でバンクーバーを出発し、プリンストン Princeton に向かう。当初はカルガリーでレンタカーしてバンクーバーで返却する予定だったが、数の少ないミニバンのためか、どうしても「バンクーバー返却」のが見つからない。やむなく、私がバンクーバーから借りていくことになった。 *宿泊地:プリンストン。経費節約プランで探した Riverside Cabins はそうとうな”掘っ立て小屋”モテルだったが、感じは悪くなかった。機会があったら、また泊まるかも・・・(^^;)?。 |
*GPS に問題発生:Chilliwack チリワック あたりで、レンタカーに GPS(カーナビ)用の USBソケットが装備されていないことに気づき、「これでは GPS が使えない。せっかく準備したのに・・・」とがっくり。旅行中、目的地探しで苦労すると思って憂鬱な気持ちで走り続けた。しかし、夕方、Princeton のモテルに着いてから、シガーソケットUSBアダプターを買えば GPS が使えることを思い出し、安堵・・・(^^;)。ふだんなら、すぐに思い出すのだろうが、人間、なにか面白くないことがあると頭の回転が鈍くなるようだ・・・(-_-;)。 *バードウォッチング:バンクーバーから内陸へ車で約2時間の Manning Park マニングパークでバードウォッチングをしたかったが、小雨模様でできず。 |
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8月26日(日) (村上のみの行動) プリンストン → (ケロウナ) → レベルストーク *行程:プリンストンを出発し、オカナガン地方の中心都市 Kelowna ケロウナを経由して次の宿泊地 Revelstoke レベルストークに向かう。 *バードウォッチング:この日ももうひとつ天候が優れず、Okanagan Valley オカナガンバレーの数ヶ所でバードウォッチングをしたが、たいした収穫なし。 *山火事の煙:2日間の雨が、BC州全域を覆っていた山火事の煙を消してくれて景色が良くなり、日本からの5人には幸いだった。州内の山火事は一時期、500ヶ所以上で燃えていた。毎年、数百ヶ所は燃えるが、今年ほどのことはめったにない。 *GPS の問題解決:Penticton の Canadian Tire でシガーソケットUSBアダプターを購入。それ以降、GPS が大活躍する。出発前に、目的地十数ヶ所をあらかじめ GPS の “お気に入り” に記憶させ、それぞれの名前をタップするだけでルート検索できるようにしておいたのだ。 *宿泊地:レベルストークの Frontier Motel。部屋は良かったが、Wifi が部屋まできちんと届かないのには困った。しかたなく、車をオフィス近くの空き地に停車して、その中でノートパソコンを操作した。 |
Black-billed Magpie アメリカカササギ プリンストンからレベルストークに移動する途中、Hedley 付近の No. 3ハイウェー沿いの土手で撮影した。 村上が8月26日に撮影した野鳥 |
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8月27日(月) (村上のみの行動) レベルストーク → (バンフ) → カルガリー *行程:レベルストークを出発し、Banff バンフを経由して、次の宿泊地カルガリーに向かう。 *バードウォッチング:この日は天気がよくて、バンフの Fenland Trail でバードウォッチングをすることができた。 *宿泊地:カルガリー Calgary(アルバータ州)の AirBNB(Kat)。家主はレストランで夜11時過ぎまで働く女性。そのため、夕方着いて早朝に出発した私は家主には一度も顔を合わせることがなかった。便利ではあるが、ちょっと変な具合だね。部屋は小奇麗で悪くなかったし、Wifi も問題なく使えた。 |
村上が8月27日にバンフ(Fenland Trail)で撮影した野鳥 |
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8月28日(火) (5人)成田空港(AC10) → カルガリー空港 (6人)→ バンフ *バードウォッチング:(村上のみ)5人の到着まで時間があったので、早朝から数時間カルガリー郊外の野鳥保護区 Inglewwod Bird Sanctuary でバードウォッチングをした。 *5人が到着:Calgary International Airport カルガリー空港に柴田、乾、水谷、中島、下平の5人が日本から10時半ころ到着。村上がカルガリー空港で出迎えて合流。バンフ方面に向けて観光に出発。 <訪れた観光地> Sulphur Mt. サルファーマウンテン:ゴンドラで頂上に登った。バンフの街と周辺の山岳地帯が一望でき、眼下には Banff Springs Hotel の威厳のある建物が見えた。バンフの南に位置するサルファーマウンテンには、デボン紀の石灰岩の下にある衝上断層に沿って9つの温泉が湧いている。 Bow Falls ボー滝(ウィキペディア):Banff Springs Hotel の裏を流れる Bow 川の滝。ダラダラと落ちるユニークな滝。 Cave and Basin National Historic Site ケイブ&ベイスン国定史跡(ウィキペディア):サルファーマウンテンのふもとにあるケイヴ・アンド・ベイスンは、9つの温泉のうち最も低い位置に湧いていて、人間が集団で入れるほどの大洞窟ができているのはここだけ。 *昼食:ケイブ&ベイスンから降りてきたところの中華料理店で昼食。非常に感じの悪いサービスで、二度と行きたくないレストラン・・・(-_-;)。 Lake Louise レイクルイーズ(ウィキペディア):湖の向こうに見える(見えた?)氷河が売り物だが、村上が30年くらい前に行ってからだいぶ氷河が溶けてしまい、なんとも無残な姿になっていた。昔は氷河が下の方まで伸びていたのに、今は・・・。 Morain Lake モレーンレイク(ウィキペディア):古い20ドル札に描かれていた湖。湖畔に不思議な小山があって下平が登った。下平が登っている間、この小山のでき方を巡って5人の間で”論争”が起きた。「誰かが積んだ」とか「向こうの山から山崩れがあった」とか”有望な説”が出た・・・(^^;)。後で調べたら、この小山は氷河が運んだ岩屑などの堆積物、氷堆石 Morain であることがわかった。 Continental Divide 北米大陸分水嶺(参考サイト):私たちは Banff と Lake Luoise の中間のトランスカナダハイウェイから93号線に南下して、アルバータ州とブリティッシュコロンビア州との州境にやってきた。そこがContinental Divide 北米大陸分水嶺の一つになっていて、ブリティッシュコロンビア州側に流れる水は太平洋に、アルバータ州側に流れる水は大西洋(厳密にはハドソン湾)に流れていく。 (注)国際水路機関(IHO)はハドソン湾を、大西洋ではなく北極海の一部に分類している。しかし、ハドソン湾の水のより多くの部分が大西洋につながっていることを理由のひとつにして、「大西洋の一部」と分類する機関もある。まあ、分水嶺の説明としては太平洋と大西洋にしたほうが分かりやすいよね・・・(^^;)。 *ホテル:バンフ Banff のホテル Banff Voyager Inn へ。 *夕食:夕食は、ホテルの前の日本レストラン Miki で。まずまずの食事だった。 |
村上が8月28日に撮影した野鳥 |
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8月29日(水) バンフ → カムループス *バンフからカムループスに移動する日。 <訪れた観光地> Craw Foot Glacier クロウフット氷河(ウィキペディア):カナダで最初に設立された国立公園のバンフ国立公園内にある氷河。バンフ国立公園は、近隣の国立公園と共に世界遺産に登録されている。 Bow Lake ボーレイク(ウィキペディア):バンフ国立公園内にある湖。この湖の水は、最終的に北極海の一部であるHudson Bay ハドソン湾に注ぐ。 Spiral Tunnels スパイラルトンネル(カナダ公園局ウェブサイト):Spiral Tunnels(螺旋状のトンネル)は、険しい山岳地帯で緩勾配の螺旋状線路を敷くために掘られた(複数の)トンネルのこと。私たちが見た Kicking Horse Pass キッキングホース峠の Spiral Tunnels は、スイスの Spiral Tunnels を参考にして造られ、1909年に完成した。 長い列車がトンネルに入り始め、列車後部がまだトンネルに入らないうちに、先頭部分が山の中で”クルッと回って”もっと高いところから出てきた。それだけでなく、少ししてから、列車先頭部分が私たちがいる展望台のすぐ下を右から左に通過し始めた。100輌以上の貨車が連なる列車が3つに分断されて見える、なんとも面白い光景だった。Spiral Tunnels は Upper と Lower の2つがあって、私たちが見たのは Lower。 それにしても、”運転手の時間調整"がバッチリいって、列車をタイミングよく見られたのは幸いだった・・・(^^;)。時間調整って、実際には道を間違えただけだけど・・・(-_-;)。 Emerald Lake エメラルドレイク(ウィキペディア):ブリティッシュコロンビア州の Yoho National Park ヨーホー国立公園内にある湖。 Natural Bridge ナチュラル・ブリッジ(参考サイト):エメラルド・レイクに行く道路の途中近くにある落差の低い滝。 Leanchoil Hoodoos リーンチョイル・フードゥーズ (参考サイト):hoodoos までは数時間の徒歩が必要なので見学を断念。hoodoo とは、「(米西部にある奇妙な形の)岩柱」の意味で、Leanchoil Hoodoos はこんな形をしている。 *ホテル:カムループス Kamloops のホテル Hotel 540へ。 *昼食:昼食は何だったか忘れていたが、下さんに聞いたら、私が8月26日の晩に泊まったレベルストークのモテルの売店で軽食を買って、車の中で食べたということで、やっと思い出した・・・(^^;)。 *夕食:夕食は、ホテルの近くのイタリアンレストランで食べた。サービスは良かったが、味はもう一つだった。 |
Lower Spiral Tunnel, Field, BC, Canada (開始後、右下の全画面ボタンをクリックしてご覧あれ) |
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8月30日(木) カムループス → (ウィスラー) → バーナビー(バンクーバー市の東隣) *行程:カムループス からバーナビーへ移動。 <訪れた観光地> Lillooet が見える丘:Kamloops を出て、Cache Creek でハイウェイ#93から#99に入り、1時間くらい走ると Lilooet に到着した。 Joffre Lakes Provincial Park ジョフリーレイクス州立公園(Wikipedia):Lilooet から約1時間走ったところで、ハイウェイ南側の駐車場にたくさん車が停まっていた。なんだろうと思って行ってみると、それがこの州立公園だった。駐車場から5分くらいで着く Lower Joffre Lake からは、湖の向こうに Mattier Glacier マティエー氷河が見えた。ハイキングトレイルを約1時間歩くと Middle & Upper Joffre Lakes に到達し、氷河を眼前に見ることができるらしいが、時間がなかったので断念した。 Nairn Falls ネアーン滝(参考サイト):Pemberton から5分足らずのところにある小さな滝。小さな峡谷を縫ってかなりの水量が流れ、段々状にいくつもの滝がある。 Whistler ウィスラー(ウィキペディア):スキーで有名な Whistler は最近では、夏も十分楽しめるメジャーリゾートになっている。 *昼食:Whistler でマクドナルドなどで買い、車中で食べた。 Sea to Sky Gondola シートゥースカイ・ゴンドラ(参考サイト):Squamish の街の外れにできたこのゴンドラは、数年前に造られたものだが、体験してみると想像以上に良かった。 *夕食:Horseshoe Bay ホーシューベイ でフィッシュアンドチップスなどを買い、Cypress Mt. で食べた。 Cypress Mt. サイプレスマウンテン見晴台(夜景):2010年冬季オリンピックでスキー競技が行われたサイプレスマウンテン。登っていく途中にある展望台からは、バンクーバー都市圏からバンクーバー島、遠くはアメリカの島々まで見える。 *ホテル:バーナビー Burnaby (バンクーバー市の東隣の都市)のホテル Best Western Plus Burnaby Hotel へ。 |
Nairn Falls, Pemberton, BC, Canada (開始後、右下の全画面ボタンをクリックしてご覧あれ)
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8月31日(金) バーナビー滞在 *行程:終日、バンクーバー市内観光。なんと、村上はこの日、カメラを忘れてしまった・・・(^^;)。 <訪れた観光地> Queen Elizabeth Park クイーンエリザベス公園(Wikipedia):バンクーバー市内で最も標高が高い(約152メートル)この公園は、20世紀の初めに道路の敷石用の石が切り出される場所だった。1930年代になって公園にしようという機運が高まり、1939年にバンクーバーを訪れたイギリスのエリザベス女王の名前を冠してカナダでも有数の美しい公園となった。特に人気の2つのサンクンガーデン sunken gardens は石切り場の跡で、1960年代初めに完成した。 UBC(ブリティッシュコロンビア大学)地区(車中から)(ウィキペディア):州立大学 UBC は、カナダでもトップクラスの大学。カナダでは少数の私立大学があるものの、ほとんどが州立大学と聞く。 Spanish Banks スパニッシュバンクス(Wikipedia):1791年に最初のヨーロッパ人としてスペイン人がバンクーバーの海に現れた。翌1792年6月にイギリス人のキャプテン・ジョージ・バンクーバーとスペイン人(Galiano と Valdés)がここで会ったことにちなんで、Spanish Banks と名付けられた。なお、bank とは堤防を意味する。現在、堤防は見られないが、1792年と1795年に Galiano が描いたスケッチには堤防が描かれていた。 Granville Island グランビルアイランド(参考サイト):インディアンが漁場として使っていた半島(実際には island 島ではなく半島)は18~19世紀にヨーロッパ人がやってくると次第に工場地帯となった。ところが、汚染水が False Creek 入江に流されたり空気が汚れたりして、ダウンタウンの住民たちから嫌われるようになった。そして、1970年代から工場の大半が別の場所に移動して、そのあとにパブリックマーケットや美術学校が造られて商業文化地区に生まれ変わった。一つのルールとして、トタン屋根の古い建物のをそのまま活かして活用するということになっている。そのため、マーケットの天井には今でもクレーンがぶら下がっている。 *昼食:Granville Islandで買い、Burrard Bridge が見える”ベンチ”に座って食べた。 Stanley Park スタンレーパーク(ウィキペディア):公園のある半島は、1860年代にカナダ政府が、アメリカが攻めてきた場合に備える軍用地とした。その後、アメリカからの脅威も薄れて、1886年にバンクーバー市は半島を市が借りて公園として使うことでカナダ政府に嘆願し許可された。1908年に契約が更新され99年間の賃借契約が結ばれた。借り賃は年に1ドルだったと言われる。99年契約が終了する直前の2006年、契約に自動更新条項が盛り込まれて更新の継続になんの手続きも不要になった。 Gas Town ガスタウン(ウィキペディア):バンクーバー発祥の地。1867年、イギリスの Yorkshire からやってきた船乗り、蒸気船長、酒場経営者の "Gassy" Jack Deighton ギャシー・ジャック・デイトンが、この地域に初めてサロンを作った。近傍の海岸にあった製材所の労働者たちがサロンにやってくるようになり、次第に街が大きくなって現在のバンクーバー市に発展した。バンクーバー市の市制は1886年に確立された。なお、Gas Town の名前の由来は、「おしゃべりの、ほらふきの」を意味する彼のニックネーム gassy から来ていて、タウンの中ほどにある蒸気時計(が、ガスで動いている、などの間違い話)とはまったく関係ない。 *夕食:ホテル近くのギリシャレストラン Vassilis。私は久しぶりにあのレストランに寄ったが、おいしかった。日本では珍しいギリシャ料理だが、5人にはどうだったろう。 *ホテル:同じホテル Best Western Plus Burnaby Hotelへ。 |
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9月1日(土) バーナビー滞在 *行程:乾さん以外の5人でバンクーバー市内観光。乾さんは終日、バンクーバー郊外の街 Mission に住む知人一家と行動。 <訪れた観光地> Burnaby Lake バーナビーレイク(参考サイト):去年の夏、桟橋の上で村上がクマに遭遇した場所。桟橋の”枝”の部分でバードウォッチングをしていたら、”幹”の部分にいた二人の孫を連れたおばあちゃんが叫びだした、「ベア、ベア!!!」。おばあちゃんが指差す方向を見ると、中くらいのクマがゆっくりと桟橋を先端に向かって歩いてくる。びっくりしながら、”枝”から”幹”のほうに移動しておばあちゃんたちと一緒になった。いよいよとなったら、持っていたカメラ用三脚を振り回す覚悟だった。ところが、クマ君はあまりこちらには”興味”がないらしい。私たちから10メートルもない所まで来たら、桟橋から水辺に降りて草むらに消えてしまった。 Burnaby Mt. バーナビーマウンテン(Wikipedia):バーナビー市北部にある標高370メートルの小高い山。州立大学の Simon Fraser 大学がある。バラード入江とダウンタウンのビル群が一望できる。頂上付近にある Centennial Park には、姉妹都市の釧路市との友好関係を記念してアイヌが制作したトーテムポール群がある。山の南側は緩やかな斜面だが、北側はバラード入江に落ちる急斜面となっている。 Lynn Canyon リンキャニオン(参考サイト):ノースバンクーバー市の山沿いにある渓谷。私は久しぶりに行ったが、観光客らしき人たちがたくさんいて、すっかり観光地になっているのにびっくりした。昔は、地元に人しか行かないところだったのに・・・(^^;)。 *昼食:Lynn Canyon のカフェでとった。 Cypress Mt. サイプレスマウンテン見晴台(昼間の景色):前日、夜景を見た見晴台に行って昼間の展望を楽しんだ。アメリカ・ワシントン州の火山マウント・ベイカーが雲で見えなかったのが残念。 *レンタカー返却:午後、レンタカーを返却し、スカイトレインでバーナビーに移動。 *買い物と夕食:Metrotown ショッピングモールで買い物をし、拙宅に移動して、夕食は柴田さんと水谷さんに料理してもらった。カレー味チキン、スープ、サラダがとても美味しかった。昼の残りのサンドウィッチも美味しかった・・・(^^;)。 *乾さん:夕方、乾さんが知人一家に送られて拙宅に到着。 *ホテルへ:夕食後、私の小さな車(Toyota Prius C=日本の Aqua)で二回に分けて、Best Western Plus Burnaby Hotel に送った。 |
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9月2日(日) (5人)バーナビー → バンクーバー空港(AC9 12:50発)→ 成田空港 *5人は日本に帰る日:村上の車で5人をホテルから スカイトレインの Royal Oak 駅まで二度に分けてピストン輸送。5人は Waterfront 駅で電車を乗り換えて空港へ。 *空港でハプニング:後で聞いたら、バンクーバー空港では、セキュリティーチェックでちょとずっこけたらしい。メープルシロップをたくさん買って手荷物にするというから、内心「だいじょぶだべか」と思っていたのだが・・・まあ、いろいろ経験することはいいことだね・・・(^^;)。 *帰国:5人はバンクーバーから日本に向けて出発(AC9)。 *ラッキーな5人:滞在中、一度も雨に見舞われなかったし(一度だけ運転中に雨が降ったが)、煙にも悩まされなかった・・・・・・。なんとラッキーな人たちだろう・・・(^^;)。 |
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9月3日(月) (5人) 成田空港 14:35着 *念願達成:念願だった”カナダでクラス会”が無事に終了した。また来てね~\(^o^)/。 |